【コマンドーシャーク/地獄の殺人サメ部隊】VD-827

スポンサーリンク
アクション

作品データ

公開年月 2018/11/09
ジャンル アクション/コメディ
原作 なし
監督 サム・クアリアナ
脚本 サム・クアリアナ
製作 クリストファー・レイ、ロバート・A・コルディコット、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ソヴィエト軍が世界征服する為にシュローダー博士がサメに人間の遺伝子を組み込み、誕生させた「殺人サメ部隊」でアメリカを蹂躙する。
核戦争が勃発して文明が崩壊した世界で、ソヴィエト軍のサメ人間が次々とアメリカ人を殺害していく中で一般人のマーティが立ち上がる。
一方、ニュー・アメリカの科学者であるダーマット博士は、犬と人間を融合させた超人兵士を作り出そうと実験を繰り返すのだった。

登場人物&出演者

マーティ・ウォーバック(演:シオメン・クアリアナ)

代表作に『スノーシャーク/悪魔のフカヒレ』、『The Legend of Six Fingers』などがあります。

主人公。核戦争が起きた世界で生き残った一人。ダンテ軍曹たちがやって来て、抵抗軍のスカウトを受けて参加した。

勇猛果敢に戦場で先人を切ってサメ人間たちを相手にして、一体を倒して秘密基地に向かう。
秘密基地からフリー・ニューヨーク拠点に戻った後、ソヴィエト軍の襲撃を間一髪で逃れる。
アルフォンソとサメ人間の掃討を開始し、義勇軍を結成してシュローダー博士と対決する。
最後はサメ人間となったソコーロフが裏切って倒し、悪人を成敗しアルフォンソと揉めた。

アルフォンソ(演:アンドリュー・エリアス)

代表作に『スノーシャーク/悪魔のフカヒレ』、『Guns of Eden』などがあります。

フリー・ニューヨークの拠点にいる抵抗軍の兵士。サメの人間の専門家と称してオンライン大学で学んだという。

マーティがサメ人間について自分の考えを口にするが、何も知らないとして嘲笑っていた。
大学で学んだ事こそが絶対だという自信を持っていたが、マーティに信用されていなかった。
サメ人間を倒す為にマーティと組んで外で戦っていき、平和の為に勝つという意気込んだ。
最後はサメ人間となったソコーロフの裏切りでシュローダーが倒れ、マーティとケンカした。

ダンテ・ブキャナン軍曹(演:ジョン・カリウス)

代表作に『チキン・オブ・ザ・デッド/悪魔の毒々バリューセット』、『デス・レーサーズ』などがあります。

抵抗軍の兵士。フリー・ニューヨークを拠点にして、一般人だったマーティを見つけてスカウトした。

戦場で勇ましく戦っていたマーティの戦力に期待して、ソヴィエト軍と必死に戦っていた。
ミートボールが負傷して戦場に残ると、サメ人間たちに囲まれて捕虜として連れ去られる。
抵抗軍の秘密基地についてしゃべるように自白剤を打たれ、なんとか抵抗して話さなかった。
最後は大量の自白剤を打たれて話してしまい、用済みとなってサメ人間に食い殺された。

ミートボール(演:アーロウ・プライス)

代表作に『ザ・プリズン・ブレイク/大脱獄』、『パージ:エクスペリメント』などがあります。

抵抗軍の兵士。名前の通り肉の塊のような肥満体の男。一般人だったマーティをスカウトする時に同行した。

戦場でサメ人間と戦っていた時に腹部へ一撃を食らい、腸が飛び出るような状態になった。
ダンテが必死に助けようとする中で、腸を元に戻そうとダクトテープを求めてパニックに。
ソヴィエト軍に囲まれてサメ人間に腸を引きずりだされ、ダンテが連れ去られるも生還する。
最後はダクトテープで腸を元に戻し、シュローダーが倒された後に遅れたと後悔していた。

ダーマット博士(演:ミック・オキーフ)

代表作に『Dry Bones』、『Bite School 2』などがあります。

ニュー・アメリカに協力する遺伝子研究の科学者。犬と人間の遺伝子を組み合わせて超人兵士を作ろうとする。

結果的に犬の姿のまましゃべるだけの実験体しか造れず、スランプ状態で迷走してしまう。
アガサから実験の経過を説明していたが、うるさいだけの犬しか完成しない事に嘆いていた。
ホームレスを捕まえて犬の遺伝子を打ち込むが、更にうるさい犬人間ができて頭を抱えた。
最後はサメに効く薬をしゃべる犬からヒントをもらい、シュローダーを倒す事に成功させた。

アガサ・ハドソン(演:クラウディア・ローション)

代表作に『ニューヨーク2014』、『Photographs』などがあります。

ニュー・アメリカを率いる女性リーダー。ソヴィエト軍のサメ人間に対抗する超人兵士をダーマット博士に頼む。

進捗状況を知る為にダーマット博士の研究所に来ると、しゃべる犬の微妙な成果を知った。
ダーマット博士の言い訳となるような説明を仕方なく聞いていて、続けるように言い渡した。
しゃべる犬のヒントでダーマット博士が開発した秘密兵器で、形勢逆転して感謝していた。
最後はずっと説明していたダーマット博士がいなくなり、彼が苦手だと口にしていた。

ウォルフガング・ソコーロフ元帥(演:クリス・コスグレーヴ)

代表作に『Dick Johnson & Tommygun vs. The Cannibal Cop: Based on a True Story』などがあります。

新生ソヴィエト軍の元帥。核戦争を引き起こした世界でソヴィエト軍を率いて地球征服を企んでいた。

部下からサメ人間がアメリカ市民を虐殺していると情報を受けて、事実を聞き出そうとした。
シュローダーの残虐な行動に正義はないと諫めるが、注射を打たれサメ人間となっていく。
まだ人間の状態でカメラに向けて声明を発表し、シュローダーがすべての元凶だと伝えた。
最後はサメ人間になるもチップを外し、シュローダーを殺害しアルフォンソに銃殺された。

ジークフリート・シュローダー博士(演:サム・クアリアナ)

代表作に『スノーシャーク/悪魔のフカヒレ』、『Homicidal Vengeance』などがあります。

ソヴィエト軍の遺伝子科学者。助手とともにサメを使って人間の遺伝子を打ち込んでサメ人間を造り上げた。

軍隊を組織してソヴィエト軍を優勢にさせ、核戦争後ではアメリカに進出させて有利になる。
アメリカの市民まで虐殺している事をソコーロフに注意されると、反逆して注射を打ち込む。
巨大なサメであるガルガンチュア・シャークを作り、ニューヨークの街を破壊させていた。
最後は劣勢となってマーティたちと戦い、サメ人間となったソコーロフにより殺害された。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はサメ映画好きによる有志たちにより日本で動画配信された作品です。
この作品は『スノーシャーク/悪魔のフカヒレ』で知られるサム・クアリアナが監督、脚本、出演などをしています。
まさに開き直ったバカ映画であり、サメ映画の可能性を極限まで追求した作品と言えるような好事家が楽しめる内容でした。
最初から最後まで緩い感じで展開し、とても核戦争が起きた後の世界とは思えないぐらい普通の日常を送っています。
文明が崩壊しているようでしておらず、インターネットは普通にできるし、ピザの配達だってまだ健在である。
そんな世界観でソヴィエト軍が創り出したサメ人間がアメリカに侵攻していくが、これもまた緩い感じで微笑ましくする思えてしまう。
サメ人間の造形はプロが作っているワケじゃなさそうな手作り感が満載で、何個か作るだけでも大変だったと思います。
本作のオリジナルと主張するサメ人間については、すでに『キラーシャーク/殺人鮫』や『シャーコーン/呪いのモロコシ鮫』なんかに登場しています。
残念ながら上記の作品の方が金をかけているようで、多少のCGなんかも使っているから本作がとてもショボい印象を持ちます。
超低予算なのでアクションもほとんどなく、エクストラたちも無償でやっている可能性があるからやる気のなさが充分に伝わってきました。
そもそも設定や世界観で文明が崩壊した現実があるはずだけど、何一つ再現していないから本作はその程度と分かっていた方がいいだろう。
最初から面白いという概念を捨てるべきで、どれだけ作る側がバカに徹して何をやりたいのか汲み取る必要性があります。
こういう作品では監督の哲学や思想を登場人物にしゃべらせるパターンが多いけど、そこにも信念がないから逆に見やすい印象を受けました。
しかも、エンドクレジット後に続編を匂わせるような終わり方にしているが、果たして本当にやるのか疑問しかありませんが。

コメント

タイトルとURLをコピーしました