【ON AIR オンエア/脳・内・感・染】RE-3525

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洋画

作品データ

公開年月 2008/09/06
ジャンル ホラー
原作 トニー・バージェス 『PONTYPOOL』
監督 ブルース・マクドナルド
脚本 トニー・バージェス
製作 ジェフリー・コフラン、アンブローズ・ロッチェ
製作国 カナダ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

雪深い田舎町の小さなラジオ局で、かつて人気DJだったマジーは、ローカル番組を担当するほど落ちぶれていた。
そんなある日、中継に出ていたレポーターから薬品の偽装事件の容疑者が暴徒と化した住民に囲まれている状況を伝えられる。
ラジオ局にいたマジーたちは外で何が起きているのか分からず、レポーターから入ってくる情報をリスナーたちに発信をするのだった。

登場人物&出演者

グラント・マジー(演:スティーヴン・マクハティ)

近年の出演作に『プライス/戦慄の報酬』、『ラビッド』などがあります。

主人公。ポンティプールのCLSYラジオで「おはよう・マジー」という番組を持つ人気のDJ。

以前は大手ラジオ局にいたが、勝手な発言のせいで追い出されてシドニーに拾ってもらった。
番組を盛り上げようとシドニーと衝突するが、ケンの中継で状況が変わって情報提供をしていた。
メンデズ医師との合流で言葉によるウイルスだと分かり、感染してしまったシドニーを治療した。
最後は世界を救う為にラジオで呼びかけ、軍に狂っていると思われて爆弾を落とされてしまう。

シドニー・ブライアー(演:リサ・フール)

代表作に『ビジター/征服』、『Dreamland』などがあります。

CLSYラジオ「おはよう・マジー」のプロデューサー。大手ラジオから追放されたマジーを起用している。

小さな町の出来事を話すべきだという信念を持つが、マジーが勝手に情報提供してブチ切れる。
ケンの中継から状況が一変して暴徒化する様子をマジーに任せ、ローレルと情報を集める。
メンデズ医師が合流してブースに閉じこもると、感染者たちが来てラジオで外に出る案を出す。
最後は諦めて感染してしまうが、治療方法を見つけたマジーによって正気を取り戻していた。

ローレル・アン(演:ジョージナ・ライリー)

代表作に『ハートランド物語』、『This Movie Is Broken』などがあります。

CLSYラジオ「おはよう・マジー」のオペレーター。以前はアフガンで兵士として派遣されていた。

マジーに対して憧れを持っていて、番組でも町の英雄として彼に紹介されるぐらいお馴染み。
ケンの中継から住民が暴徒化している事を聞いて、警察などに連絡してマジーのサポートをする。
急にうめき声を発し出すと、外から来たメンデズ医師に感染していると言われて避けられる。
最後は機材を噛み千切って口をケガし、ブースに入ろうとするが、大量の吐血をして死亡した。

ケン・ロニー(声:リック・ロバーツ)

代表作に『最高の贈り物』、『アンダー・ザ・プラネット』などがあります。

CLSYラジオ「おはよう・マジー」の天気担当。ヘリコプターに乗って上空から町の様子を伝えている。

実は単なる設定で実際は5キロメートル離れた丘に待機して、町の様子を見て伝えていただけ。
診療所に暴徒が集まっている事を伝えて、破壊される様子を伝え、軍車両も来るとサイロへ避難。
一度連絡が途絶えるも再び繋がって、何かブツブツと呟く人々の様子をマジーに伝えていた。
最後は死にそうな子供の声を電話で拾うと、急におかしくなってマジーたちと連絡を絶たれる。

ジョン・メンデズ医師(演:フラント・アリアナック)

代表作に『A Trip To The Island』、『Possessor』などがあります。

ポンティプールで小さな診療所をやっている。町の様子を見ていたケンから暴徒に襲われているという。

ケンの中継で診療所の様子を伝えられると、爆発が起きてマジーたちに死んだと思われていた。
空いていた窓からラジオ局に来ると、感染したローレルを見てブースに避難するように指示した。
ウイルスによる感染で暴徒化していると分析し、ついに言葉が元凶だと突き止める事になる。
最後は感染してしまうが、避難していたマジーたちを助ける為に外へ出て感染者を連れ出した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はトニー・バージェスにより小説化もされています。
この作品は一見してゾンビ映画のように見えるが、実際は感染系ホラー映画でした。
ゾンビ映画におけるルールとして、死んで蘇ったり、人を襲って食べたり、脳を破壊して倒すというモノは一切なかったです。
つまり、感染系ホラー映画と言えるタイプの作品であり、ゾンビ映画と混同されても仕方ない。
低予算で作られていて、物語は主にラジオ局のブースで展開し、外で起きている異変を主人公がリスナーに伝える形を取っています。
大昔に鑑賞したゾンビ映画と言えるかどうか分からないが、まったく同じ設定を使った『レディオ・オズ・ザ・デッド』というのがあります。
製作として本作の方が早いので、上記の作品はもしかするとパクっているかもしれません。
どっちにしても、本作の主人公を大ベテランのスティーヴン・マクハティが演じているので、安定感抜群なのは言うまでありません。
ラジオのDJとして申し分ない実力を発揮していて、心地よい声も本当にやっているかように感じられると思います。
それと、なんと言っても本作の独特なウイルスによる感染方法が非常面白くてオリジナリティに溢れていました。
普通なら血液や唾液、空気による感染が王道であるが、本作はまさかの言葉という概念を使っているのは面白いです。
言葉を聞いて理解してしまうと、ウイルスが人間を支配して、正常な者を襲っていき、ターゲットがなくなると自殺するという流れです。
この設定は非常に面白いと思いましたが、残念ながら上手く使いこなせず、治療する為に複雑な概念を持ち出して分かりにくくなってしまっている。
本来ならもっと簡略して分かりやすくするべきで、その上でルールの中で主人公たちが動くなら面白くなっていたと思います。
ラストのオチについても強引すぎる流れになってしまい、終盤直前まで面白かっただけでに惜しいと感じてしまいました。
ただ、この設定をこのまま葬るのはもったいないと思うので、誰にリメイクしてもらって分かりやすい内容にすれば受けると思いました。

コメント

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