【ヒトラー最終兵器】VD-692

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洋画

作品データ

公開年月 2013/06/27
ジャンル ホラー/戦争
原作 なし
監督 キアラン・パーカー
脚本 レイ・ブラントン
製作 アラベラ・ペイジ・クロフト、キアラン・パーカー
製作国 イギリス
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

第二次世界大戦の末期、ドイツ軍占領地区のロシア森林地帯で、百戦錬磨のドロコフ軍曹率いるソ連軍特殊部隊「スペツナズ」はナチス軍と壮絶な戦いを繰り広げていた。
奇襲を成功させ、ドロコフと彼の部隊は戦争の流れを変える可能性のある調査結果を発見するが、ナチス軍に捕らわれてしまう。
ナチスの実験施設である地下要塞に人質として捕らわれたドロコフたちは、クラウスナー博士が恐怖の実験を行っていると知るのだった。

登場人物&出演者

ドロコフ軍曹(演:ブライアン・ラーキン)

代表作に『エンド・オブ・キングダム』、『追龍』などがあります。

主人公。ソ連軍特殊部隊「赤衛隊」の隊長。ナチス兵士から奪った地図から補給部隊の襲撃を実行した。

異様な研究の資料を手に入れるが、次のナチス部隊による襲撃を受けて捕まってしまう。
研究基地に収容されると、ゾンビ兵士に部下が殺され、アルカディとなんとか二体倒す。
独房に入れられるも自力で脱出し、血清を撃たれたフョードルを助け地上へ脱出を試みる。
最後はストラッサー大佐を殺害して資料を手に入れ、地上へ出てゾンビ兵士を捕まえ生還。

フョードル(演:イヴァン・カマラス)

代表作に『パニック・スカイ/フライト411絶体絶命』、『コップ・ハンター』などがあります。

ソ連軍特殊部隊「赤衛隊」の隊員。部隊の中でも冷静に戦況を見る。帽子を被ってマシンガンを持っている。

ドロコフの指示によってナチスの部隊を襲撃して倒し、金歯している兵士から拝借していた。
ナチス部隊の新たな襲撃で逃げ出すが、腹部を撃たれてしまい、抵抗するも捕まってしまう。
ストラッサー大佐の指示で血清を打たれ死なずに済み、脱出を図るドロコフに助け出される。
最後は体調が悪化して、ドロコフを逃げす為に解き放たれたゾンビ兵士と戦って死亡した。

アルカディ(演:ヴェリボール・トピッチ)

代表作に『キングダム・オブ・ヘブン』、『われらが背きし者』などがあります。

ソ連軍特殊部隊「赤衛隊」の隊員。隊長であるドロコフに最も信頼されている。スキンヘッドで重機関銃を持つ。

ナチスの部隊が通過する道に爆薬を仕掛け、ドロコフの指示で仲間たちと一斉射撃で倒した。
次のナチス部隊がやって来て逃げ出すも追い詰められ、ストラッサー大佐から脅迫を受けた。
研究基地に収容され、撃たれたフョードルの具合が悪いとドロコフにアイコンタクトを送る。
最後は筋骨隆々のゾンビ兵士をドロコフと二人がかりで相手にするが、首を折られ死亡した。

ロジャース大尉(演:ベン・ランバート)

代表作に『ゼロ・ダーク・サーティ』、『Vampyre Nation』などがあります。

アメリカ戦略諜報局の兵士。ナチス・ドイツにスパイとして潜入するも、正体がバレて研究基地に収容されていた。

ドロコフたちが捕まって連れてこられると、静かにしていたところで姿を現して説明する。
研究基地が不死身の兵士を作り出す施設だとドロコフたちに話すが、敵意を持たれてしまう。
ドロコフの仲間がゾンビ兵士に食い殺され、彼らが倒すと、一人で盛り上げるも無視された。
最後は筋骨隆々のゾンビ兵士が突進して、ドロコフたちに囮にされて攻撃を食らい死亡した。

クロッツ伍長(演:ヴィンス・ドハーティ)

代表作に『Crying with Laughter』、『TimeLock』などがあります。

ナチス・ドイツ軍の兵士。森の外にゾンビ兵士を引き連れ、敵を探す自称“狩猟部隊”を率いている。

一人のソ連兵を捕まえると、近くに仲間はいないかと尋問して、ゾンビ兵士の暴走を抑える。
ドロコフたちがナチスを襲撃する銃声を聞くと、仲間を売らなかった捕虜を殺害していた。
研究基地を脱出したドロコフを見つけると、腹が減っていたゾンビ兵士を解き放っていた。
最後はゾンビ兵士や普通の兵士を倒したドロコフに待ち伏せされ、銃弾を食らって死亡した。

ストラッサー大佐(演:マイケル・マッケル)

代表作に『デビルズ・レジェンド』、『ガード・オブ・アウシュビッツ』などがあります。

ナチス・ドイツの将校。地下にある研究基地の責任者。敵兵を捕虜にして実験体として使っている。

部隊を攻撃した赤衛隊を逆に追い込むと、先に捕まえたアルカディに対して脅迫していた。
ドロコフたちも捕まえて収容して、ゾンビ兵士の性能と彼らの実力を知る為に戦わせていた。
フョードルに血清を打って観察して、血の気が多く強いドロコフに多大な興味を持っていた。
最後はドロコフたちの反撃で兵士たちが倒され、止めようとするも両目を指で潰されて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2014』にて上映されています。
この作品は『ゾンビ・ソルジャー』や『アウトポスト/BLACK SUN』に続く、シリーズの3作目となります。
まさかの3作目となりましたが、どこに需要があるのか分からないが、シリーズとして前日譚という位置づけになります。
これまでの作品は現代を舞台にして、第二次世界大戦の産物として残っていたゾンビ兵士の主人公たちが襲われるような構図になっていました。
しかし、本作はまだゾンビ兵士の実験段階となっていて、被験者を敵の捕虜から使っていくという展開になっています。
1作目はイギリス軍、2作目は国連軍が主人公側に登場したが、本作では第二次世界大戦が舞台なのでソ連軍となっています。
もちろん、最大の悪となっているのはナチス・ドイツであり、世界にとっての絶対的な悪役というポジションである。
作品を重ねるごとにアクションシーンが増えていくが、本作はほとんどがアクションシーンと言っても過言じゃないと思います。
特に主人公である赤衛隊の隊長が超人レベルの強さとなっていて、ナチスが一生懸命作るゾンビ兵士がかすんで見えてしまいます。
銃を持てば確実に敵を射殺し、ナイフを持てば一撃で殺害し、手錠を腕力で引きちぎり、金属ドアの錠を前蹴りで破壊していました。
これだけやっても、ゾンビ兵士に対してはほぼ拳のみで倒すなど、明らかに設定を一人だけ間違えたような無敵ぶりを発揮していました。
これは完全に開き直っていて、逆に分かりやすくて意外にも楽しむ事ができてしまいました。
やはり、こういう作品はやるなら極端にやるべきだという見本で、主人公の強さを引き立てたナチスが逆に可哀想な印象が残りました。

コメント

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