【ジョーズ/キング・オブ・モンスターズ】RE-3250

スポンサーリンク
洋画

作品データ

公開年月 2018/08/16
ジャンル ホラー/アクション
原作 なし
監督 グリフ・ファースト、ネイサン・ファースト
脚本 グリフ・ファースト
製作 グリフ・ファースト、アイザイア・ラポルデ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

幼い頃からエヴァは毎晩のようにサメの悪夢にうなされ、睡眠障害を患っていた。
ノバク博士が研究する悪夢を治療する新薬を試すべく、エヴァはネットでの審査を経て山奥の診療所にやって来た。
エヴァを含めた三組のカップルの実験が始まると、そこには現実と夢の間に存在する最恐の巨大サメ“カウフフ”がやって来るのだった。

登場人物&出演者

エヴァ(演:キャロライン・コール)

代表作に『A Lesson in Cruelty』などがあります。

主人公。毎晩のように悪夢を見ている。小さい頃に両親と兄が謎の男のせいで殺されている。

エンゾの説得でノバク博士の実験に参加し、過去をトラウマを克服しようと真実を話す。
強い意志とエンゾの催眠術により、ノバク博士が求めるカウフフを召喚する人間に選ばれる。
MRIで悪夢を見るが、エンゾたちの助けでなんとか脱出し、ノバク博士の真実を知った。
最後はノバク博士に水中銃を食らわせ、召喚したカウフフをMRIに誘き出して倒した。

エンゾ(演:ニック・マッカラム)

代表作に『Player』、『Vitals』などがあります。

悪夢を毎晩見ているエヴァを心配している。エヴァの為に独学で催眠術を習得している。

ネットでの噂を信じてノバク博士の治療は必要だとエヴァを説得し、付き添いで参加する。
ノバク博士がエヴァを同意なしで眠らされたと知り、彼に殴られて監禁されてしまう。
ジョリーンとジーナと協力してノバク博士を倒そうとするが、結局はカウフフが召喚される。
最後はエヴァと一緒に逃げようとするが、カウフフに追い詰められて呆気なく殺された。

ジョリーン(演:ルール・ジョヴォヴィッチ)

代表作に『シャーク・ショック』、『オンリー・ザ・ブレイブ』などがあります。

悪夢を見ている一人。ロブと一緒にノバク博士の実験に参加する。悪夢の治療を望んでいる。

参加を躊躇っていたロブをなんとか説得するが、危ない彼の運転を見てすぐに代わった。
ロブがノバク博士の治療に納得できずに出て行くが、チャンスだとして残る事になる。
悪夢に囚われてしまうが、無事に目を覚まして、ノバク博士の企みをエンゾから聞き出す。
最後はノバク博士を倒そうとするが、鎮静剤を食らって悪夢を見て、大量の水を吐いて死亡。

ロブ(演:トーマス・イアン・ニコラス)

代表作に『ハロウィン/レザレクション』、『シャーク・ショック』などがあります。

悪夢を見ている一人。ジョリーンと一緒にノバク博士の実験に参加する。謝礼金が目的。

山奥の小屋に車で向かう途中、居眠りをしてカウフフを見てしまい、危うく事故を起こす。
そのせいで助手席にいたジョリーンが心配をして、彼女と運転を代わる事になってしまう。
小屋に到着してノバク博士の話を聞いて納得ができず、参加を拒否して一人だけ抜け出した。
最後は居眠りをして車が横転し、所持していた銃でカウフフに応戦するも通じず殺された。

ジーナ(演:レイチェル・ブルック・スミス)

代表作に『エクソシスト・キルズ』、『シン・ジョーズ』などがあります。

悪夢を見ている一人。キャプランと一緒にノバク博士の実験に参加する。不満を口にする。

小屋に出発する前から不満しか言っておらず、キャプランの気楽な説得に納得して向かう。
全員が集まったところでエヴァの悲しい過去を聞いて、彼女を気遣う発言をしていた。
キャプランが姿を消してジョリーンに助けを求め、エヴァを助けようと悪夢の中に入った。
最後はカウフフにハサミで対抗するも通じず、結局は大量の血を浴びて殺されてしまう。

キャプラン(演:ボビー・カンポ)

代表作に『ファイナル・デッドサーキット』、『シン・ジョーズ』などがあります。

悪夢を見ている一人。ジーナと一緒にノバク博士の実験に参加する。膝に金属が入っている。

ノバク博士の小屋に向かう前から気乗りしないジーナに対し、お気楽な発言で説得していた。
実験が成功した暁には謝礼金ももらえるし、自然を満喫できる事から何も心配しておらず。
ノバク博士から与えられた薬の効果が出るまで、ジーナとイチャイチャするも寝落ちする。
最後は悪夢の中でジーナを追いかけて小屋に戻るが、カウフフに魂を奪われて死亡した。

ノバク博士(演:トニー・アメンドーラ)

代表作に『レジェンド・オブ・ゾロ』、『アナベル/死霊館の人形』などがあります。

悪夢を解消させる薬の研究をする。ネットで被験者を募って実験が成功すれば謝礼金を払う。

如何にも怪しげな山奥の小屋に被験者たちを集めると、地下室にMRIが設置されている。
昨今の病院でもMRIを置いている事が少ないのに、山奥の小屋の地下室という現実感のなさ。
実はカウフフに魅了され、世界を支配できると知って、エヴァの家族をぶっ殺している。
最後はエヴァがカウフフを現実世界に呼び出すが、彼女の反撃を食らってそのまま死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は元々『ナイトメア・シャーク』のタイトルでしたが、『ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ』に便乗する為に変更されています。
製作を務めているのは絶対的な信頼度のあるアサイラムですが、今回の配給はアルバトロスじゃないのは残念である。
しかも、監督はグリフ・ファーストであり、サメ映画業界ではかなりの有名人だと言える。
グリフ・ファーストが監督として関わった作品に『フライング・ジョーズ』、『ゴースト・シャーク』があり、脚本では『シン・ジョーズ』に参加しています。
つまり、グリフ・ファースト監督はサメ映画のスペシャリストであり、本作の通常人物もそれらの作品に出ていた方々となります。
ただ、当たり前のようにグリフ・ファースト監督を知るのはサメ映画好きで、一般にはまったく知られていません。
本作はワザワザ邦題を変えているのですが、元々の方が原題と同じで内容を反映していますが、改題された方は戦略として名付けたのだろう。
しかし、サブタイトルの「キング・オブ・モンスターズ」の意味がなく、本当に便乗して付けただけの頭の悪いやり方としか思えない。
肝心のストーリーは完全に『エルム街の悪夢』を意識した展開で、寝てしまったらカウフフというサメに似た怪物に襲われてしまう。
怪しさ満点の博士に悪夢を取り除く薬の実験に参加するも、実はそいつがカウフフを復活させて世界を支配しようとする頭の悪すぎる設定を展開します。
もちろん、本作は低予算のテレビ映画なのでサメのCGが低クォリティーすぎて危機感がまったく伝わってきません。
実態のないサメをどうやって倒すと思ったら、MRIの磁石に巻き込んで倒すという意味不明な結末に唖然とするしかなかった。
そこで終わればいいのですが、実は主人公が悪夢に打ち勝った夢オチにされ、更にそこからカウフフが出現するという二重の夢オチという最悪の終わり方になりました。
多分、悪夢の中でサメが襲うアイデアを思いついたが、どうやって収束させればいいのか思いつかず、このようなオチになったと思われる。
期待したサメもサメでは必然性がなく、サメ映画のスペシャリストであるグリフ・ファーストは慢心してしまったのだろうと感じました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました