【魔獣星人ナイトビースト】RE-3660

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洋画

作品データ

公開年月 1982/11/01
ジャンル SF/ホラー
原作 なし
監督 ドン・ドーラー
脚本 ドン・ドーラー
製作 ドン・ドーラー、テッド・A・ボーハス
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

アメリカの田舎町ボルチモアに凶暴なエイリアンが乗った宇宙船が墜落してしまう。
様子を見に行った地元民を容赦なくエイリアンに殺され、保安官たちが駆り出されるも猛攻を受けて多数の被害を受ける。
保安官たちは凶暴なエイリアンを倒すべく、残った戦力を使って迎え撃とうとするのだった。

登場人物&出演者

ジャック保安官(演:トム・グリフィス)

代表作に『悪魔の飽食』、『Beyond the Wall of Fear』などがあります。

主人公。ボルチモアの田舎町で保安官を務める。地元民が殺されているという情報が入って現場に向かう。

エイリアンと激しい銃撃戦を繰り広げ、部下や地元民が殺されて仕方なく撤退をしてしまう。
町長に避難するように警告するが、知事の歓迎パーティを開いていると知って事実を話した。
リサと森の中を探索中にエイリアンと遭遇し、足にケガを負って治療するとイチャイチャ。
最後はエイリアンをおびき出して、電流コイルでジェイミーの犠牲でようやく倒した。

リサ(演:カリン・カーディアン)

本作が長編映画デビュー作となります。

保安官事務所に務める女性警察官。ジャックから連絡を受けて、寝ていたところから保安官事務所に向かった。

エイリアンと激しい銃撃戦を繰り広げるが、圧倒的に不利な状況でジャックに撤退させた。
森の中を探索でエイリアンから逃げる際にジャックがケガし、自宅で治療してベッドイン。
エイリアンを倒す電流コイルを手に入れるべく、車で待機しているとドレイゴに襲われた。
最後はエイリアンをおびき出して、ジャックと銃撃しながらジェイミーの犠牲で倒した。

ジェイミー(演:ジェイミー・ゼマレル)

代表作に『グリース』、『わが心のボルチモア』などがあります。

保安官事務所にいた地元の青年。エイリアンによって地元民が殺されている連絡を受けた。

エイリアンと激しい銃撃戦を繰り広げるが、劣勢となってジャックの判断で撤退した。
知り合いの女性がドレイゴの元にいて、危険を知らせようと向かうも殺されていると知った。
ドレイゴのせいだと分かって彼を見つけてボコボコにして、殺さずに見逃してしまう。
最後はエイリアンを電流コイルで捕獲し、押さえていたところで感電して犠牲となった。

ルース(演:アン・フリス)

代表作に『悪魔の飽食』シリーズ、『Blood Massacre』などがあります。

医者。ボルチモアの田舎町にある診療所をスティーヴとやっている。運ばれてくる死体の検死を行っていた。

ジャックが死体の状況について聞いていると、相手は危険すぎる怪物として報告していた。
アルコール中毒で倒れた患者が来き、一緒にエイリアンが来てスティーヴと地下室に隠れる。
スティーヴが洗濯機の電流コードと水によってエイリアンを撃退し、一緒に逃げ出した。
最後は罠を仕掛ける時にスティーヴがエイリアンに殺され、電流を流す役目を担って成功。

スティーヴ(演:ジョージ・ストーヴァー)

代表作に『悪魔の飽食』、『ドラキュラ・ウィドー』などがあります。

医者。ボルチモアの田舎町でルースと診療所をやっている。ジャックにエイリアンの死体の調査を依頼される。

ジャックと一緒にエイリアンの死体があった森へ行くが、見つからずドレイゴに遭遇した。
爪による惨殺死体をルースと調べていると、エイリアンがやって来て地下室に隠れた。
洗濯機の電流コードと水を使って近寄ったエイリアンを追い払い、町長に警告をしに行った。
最後はエリアンをおびき出す罠を仕掛ける際に警戒するが、背後から襲われて殺された。

バート町長(演:ディック・ディセル)

代表作に『悪魔の飽食』、『オレだって侵略者だぜ!!』などがあります。

ボルチモアの田舎町の町長。ジャックからエイリアンが地元民を惨殺していると聞かされた。

ジャックに避難するように言われるが、知事がやって来る事から拒否してパーティを準備。
実際にパーティを開催していると、ジャックたちが乗り込まれ、強制的に中断させられた。
知事から事実を隠していた事を責められ、次はないと思って秘書とやけ酒をして泥酔した。
最後は家に侵入したエイリアンが秘書を殺害し、逃げられず首を引きちぎられて死亡した。

ドレイゴ(演:ドン・レイファート)

代表作に『悪魔の飽食』、『オレだって侵略者だぜ!!』などがあります。

ボルチモアの田舎町に暮らすアウトロー。ジャックとは因縁を持つ関係で森までバイクを自慢しに来た。

ジェイミーの知り合いの女性が帰ってくると、強引に肉体関係を求めるも誤って絞殺した。
診療所に知り合いの女性が運ばれ、ジェイミーに居場所がバレるとボコボコにされてしまう。
電流コイルを探しに来たジャックたちを追い、油断していたリサを襲って気絶させた。
最後は様子を見に来たジャックの銃を奪ったが、背後からジェイミーの銃撃を食らって死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はコンマビジョンが配給を務めている作品です。
この作品は『悪魔の飽食』や『オレだって侵略者だぜ!!』などで知られるドン・ドーラーが監督を務めています。
突然宇宙から来たエイリアンの船が墜落して、地元民が様子を見に行くと、容赦なく光線銃を浴びて虐殺される。
保安官たちが応戦するも多数の被害を出す状況になって、銃でも倒せないエイリアンに四苦八苦していくという内容。
80年代の古き良きSFホラー映画という感じで、エイリアンの正体や動機は一切描かれず、町の住民を容赦なく惨殺するだけのキャラクターでした。
顔面はかなりグロテスクな仕上がりながら、体格は普通の成人男性程度で、さすがに全身像を映してしまう迫力がなくなってしまう。
古い映画という事で全体的に緊張感がなく、白熱するはずの銃撃戦もサバイバルゲーム以下の迫力でコントにように見えるという展開でした。
もちろん、エイリアンは神出鬼没して奇襲攻撃で住民を一方的に惨殺するが、なぜか医者たちを探す時だけマヌケになって電流を食らって退散する面白さがある。
エイリアンだけじゃなく、登場人物たちについても深掘りがほとんどなく、住民が殺されている状況なのに、主人公的な立場の保安官と女性保安官の急なイチャイチャが笑える。
基本的に面白くないし、設定や世界観がありふれているので、敢えて本作を鑑賞する意味がまったくないと思います。
監督のドン・ドーラーの作品は今回が初めてとなるが、残念ながら他を鑑賞したいという気持ちは湧き上がらないぐらい退屈でした。

コメント

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