【アルマゲドン2010】RE-3958

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あ行

作品データ

公開年月 2010/02/23
ジャンル パニック/SF
原作 なし
監督 ミチョ・ルターレ
脚本 ブライアン・ブリンクマン、ミチョ・ルターレ
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

2010年、巨大彗星が地球に接近し、核ミサイルによる迎撃が行われるも失敗して分裂させ、無数の隕石群として地上へ降り注いだ。
アメリカ中西部へ落下した隕石は放射性物質を放ち、水源が汚染されると、水道水を飲んだ人々は犠牲になっていく。
水質調査官のデヴィッドは対策に奔走するが、パニックは拡大していく中で、ロスに巨大な隕石が接近している事が判明するのだった。

登場人物&出演者

デヴィッド・デマッティ(演:ジョー・ランドー)

代表作に『エイリアン・ネイション/第3生命体』、『ショック・ウェーブ』などがあります。

主人公。水質調査官。高所恐怖症。娘が課題の手伝いを言っても邪魔者扱いでマトモに取り合わない。

同僚に呼び出されて仕事場に行くと、隕石による汚染に気付くも娘と妻は保護されてしまう。
倒れていたリンを助けて勝手に車を使うが、目指したラスベガスが隕石により破壊された。
途中で避難所となっている教会で一夜を過ごし、妻子を探す為にリンと出ていく彼女が死亡。
最後は断崖絶壁を登って妻を見つけ、娘に劇薬を飲ませ治し、ロスが破壊される様子を傍観。

リン・リー(演:クーパー・ハリス)

代表作に『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』、『メガ・ピラニア』などがあります。

ヒロイン。彼氏と別れて仕事や犬まで失って絶望していた。水道水を飲んだせいで死にかけていた。

通りかかったデヴィッドに助けられ、体をベタベタと触られてもまんざいじゃない状況に。
ラスベガスを目指すも隕石で破壊され、不自然にあったペットボトルの水を飲んでいた。
途中で避難所になっている教会へ立ち寄り、隕石が来るという事でデヴィッドと出ていく。
最後はデヴィッドを誘惑するも叶わず、病気が再発して劇薬を拒否してそのまま死亡した。

アリソン・デマッティ(演:マディソン・マクローリン)

代表作に『Stacy’s Mom』、『日月潭/異国で教師をはじめたら』などがあります。

デヴィッドの一人娘。12歳。学校の課題で惑星の模型を作っていたが、行き詰まって父親に聞こうとした。

翌日にやると言われて仕方なく退散し、隕石が落ちてネットで情報を取るも無視されていた。
汚染された水道水を飲んだせいで倒れてしまい、政府による隔離施設へ母親と連行された。
ロスに移動するはずが迎えが来ず、母親たちと山を歩いて移動するも途中で倒れてしまう。
最後はなぜかピンポイントで父親が見つけ、劇薬を飲んで治ると破壊されるロスを傍観した。

キング牧師(演:セレスシャル)

代表作に『タイタニック2012』、『Left Behind: Rise of the Antichrist』などがあります。

女性牧師。街が隕石によって破壊されると、住民たちの為に教会を避難所にして人々を助けていた。

デヴィッドたちが休憩していると、カートで何かを運んでいた時に見つけると教会へ案内。
体力が落ちていたリンを心配しながら寝かせると、デヴィッドに休むように言っていた。
一夜を過ごしたデヴィッドのところに来て、説教のような話をして彼を勇気づけていた。
最後は住民たちを避難させる自身は教会に留まり、ちょうど隕石が直撃して爆死を遂げる。

ピッツ(演:マット・レーガン)

代表作に『メガ・ピラニア』、『Never Forgotten』などがあります。

疾病対策センターの責任者。政府が感染していない人間を勝手に隔離したとして、役人にブチ切れていた。

仕事場に戻ると、政府のやり方に納得ができず自分たちでなんとかしようと無茶振りする。
部下たちが電話を使って何かをする間、いつ政府が乗り込んで逮捕されるか覚悟していた。
ついに政府の役員が来て余計な事をする為に連行され、部下たちはその指示に従っていた。
最後は電話で部下の一人に連絡をつけて、なぜかデヴィッドたちに救助ヘリを向かわせた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はみんな大好きアサイラム製作&アルバトロス配給の『アルマゲドン』シリーズとなっています。
この作品は『メガ・シャークVSクロコザウルス』、『ソーシャル・キラー/金曜日のネットストーカー』などがあります。
今回はアサイラムが製作していないので、いつもような小難しい専門用語を使っておらず分かりやすい内容となっています。
いつもは隕石を止めるのがメインとなるが、本作は冒頭でやって失敗して余計に被害を拡大する無能政府の悲劇を描いています。
主人公は隕石とはまったく関係ない人物であり、水質調査官という設定についてもほぼ意味がありませんでした。
あくまで水が危険と気付く為だけの設定で終わっていて、なぜか医療行為の方が多くて救急救命士の方がまだ合っていたぐらい。
主人公が収容所送りとなった妻子を探していくロードムービーとなるが、問題はヒロインがなんの役にも立っていない点だろう。
物語で主人公が歩いているシーンが多く、オッサンがずっと映っているのは色気がないから、その担当でヒロインを無理やり入れている感じでした。
そのヒロインもすでに絶望的な状況にいるので、優しくした主人公を誘惑しているようにしか見えなかったです。
しかも、主人公がハッキリと目的を示しているし、ヒロインが病気で治ったか分からないから避難所に残るべきだと正論を言っている。
それなのに妻子の事しか考えていないとしてヒロインが急にブチ切れ、振り回されたと言っているが自分で勝手に付いていくと言っているから笑うしかない。
あと主人公が高所恐怖症の設定に意味がなく、逃げる為に高いところから2階から飛べないと言いながら、終盤ではロッククライミングをしていた。
ここら辺で笑いを取ろうとしているのか、真面目にやっているのか分からないが、このシーンだけしか面白いところがなかった。
やはり、このシリーズを続けるにはコアなファンを付けないといけないので、結果的にアサイラムが手引きしたのは頷ける。

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