【MEN/同じ顔の男たち】RE-3845

スポンサーリンク
洋画

作品データ

公開年月 2022/05/20
ジャンル サスペンス/ホラー
原作 なし
監督 アレックス・ガーランド
脚本 アレックス・ガーランド
製作 アンドリュー・マクドナルド、アロン・ライヒ
製作国 イギリス、アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

離婚話がもつれ感情的になった夫の自殺を目の当たりにしてしまい、心に深い傷を負ってしまった妻のハーパー。
ハーパーは気持ちを落ち着かせようと、静かな田舎町でしばらく過ごそうとやって来ると、木の良さそうな管理人のジェフリーにひと通り案内してもらう。
やがて一人で町を散策していたハーパーは、出会う男たちが全員、ジェフリーとまったく同じ顔である事に気付くのだった。

登場人物&出演者

ハーパー・マーロウ(演:ジェシー・バックリー)

代表作に『ドクター・ドリトル/2020年版』、『クーリエ:最高機密の運び屋』などがあります。

主人公。夫が勝手に自殺をしてトラウマを持つ。男性嫌悪になってしまい、イギリスの田舎で療養しようとする。

カントリーハウスに到着すると、大家で管理人のジェフリーを変人として家から追い出した。
散歩していると裸の男性に付けられ、家まで来てしまうと警察に通報して連行してもらった。
教会でトラウマを神父に告解していたが、夫の死が自分のせいだと言われるとブチ切れた。
パブで気晴らししようとするが、男性警官の対応にもブチ切れて家に帰って侵入者に気づく。
ジェフリーがやって来て様子を見るが、裸の男が再登場して目の前で出産を始めていた。
少年や神父が生まれてくると冷たい目で見下げ、ジェフリーも生まれても無視をしていた。
ついに夫が生まれてきてソファの隣に座ると、感情が揺さぶられて手にした斧を見ていた。
最後は心配したライリーがやって来ると、外で血だらけになりながら爽やかな笑顔を見せる。

ジェームズ・マーロウ(演:パーパ・エッシードゥ)

代表作に『真夏の夜の夢』、『オリエント急行殺人事件』などがあります。

ハーパーのメンヘラ夫。妻からの強く愛を求めている。すでに夫婦としての関係が破綻してしまっている。

なんとかやり直したいという事を妻と話すが、一方的に無理という感情で言われ理解できず。
妻に理由を強く聞こうとして逆に恐怖を持たれ、ブチ切れて彼女の顔面にパンチをした。
ブチ切れた妻に謝罪しようとするも聞いてもらえず、外に出されて自殺を遂げる事になった。
最後は出産する男たちの最後に出てきて、愛を求めると妻に求めるが答えをもらえずにいた。

ライリー(演:ゲイル・ランキン)

代表作に『グレイテスト・ショーマン』、『ワース/命の値段』などがあります。

ハーパーの親友。ジェームズが自殺を遂げた事を知っていて、心の傷を負っているハーパーを心配している。

カントリーハウスに到着したハーパーに連絡をするが、電波の状態が悪くすぐに切っていた。
翌日に電話をかけると、カントリーハウスの中を案内してもらうも裸の男の登場で切られた。
男たちの言動にガマンができなくなったハーパーの電話をもらい、心配になって向かった。
最後はカントリーハウスに到着し、大破した車を見てハーパーのスッキリした笑顔を見た。

ジェフリー(演:ロリー・キニア)

代表作に『007/スカイフォール』、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』などがあります。

カントリーハウスの大家で管理人。ハーパーがやって来ると、窓から彼女の姿を見てすぐに迎えていた。

ハーパーが夫人のまま予約した事から夫がいると思い、質問するが失言と知って謝罪をした。
ひと通り家の中を案内すると、ゆっくりしたいハーパーの気持ちを分かって家に帰った。
パブでクロスワードをやっていると、ハーパーがやって来て酒を奢るとして笑顔で迎えた。
最後はカントリーハウスまで行くと周囲を見回すが、出産する男の一人になってしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は『第75回カンヌ国際映画祭』にて「監督週間」で上映された作品となります。
この作品は『エクス・マキナ』や『アナイアレイション/全滅領域』で知られるアレックス・ガーランドが監督と脚本を務めています。
フェミニストの映画だと思ったら、単なる男性嫌悪の「ミサンドリー」をテーマにした作品というオチでした。
単純な内容をあれこれと回りくどく表現して、元の形が分からなくなるまで変形させたタイプの作品だと感じました。
主人公の夫が単なるメンヘラであって、それに対して嫌悪感を見せたら本当に死んでしまって男嫌いになるという精神的なトラウマというオチ。
イギリスの田舎に来て癒やしを求めるが、そこにいる男たちは全部同じ顔である意味として、主人公にとって男という存在はどれも同じである考えを表現している。
髪型や年齢が違っても本質は全部同じ悪の生物として男たちを出していて、主人公はあくまで被害者というポジションだから違和感しかない。
完全に主人公目線の物語となっていて、彼女を襲ってくる男たちは彼女の創り出した嫌悪感の形という感じがしました。
確かに意味の分からない描写が終盤に怒涛の如く出てきますが、すべては男性嫌悪に集約されるオチだと思います。
だからと言ってアレックス・ガーランド監督はミサンドリーの味方ではなく、逆にそうなってしまった女性の恐ろしさを描いていると思います。
なぜなら、男性たちの視点からすると主人公にも問題があって、彼らの言葉だって捻じ曲げられて見せられているとしか言えない。
肉食獣の特集をすれば餌を捕まえる事を応援するし、草食動物の特集をすれば必死に逃げるように応援する人間の身勝手さも出ていました。
主人公に共感する女性もいれば、オチを裏返して主人公の怖さを理解する事もできるなど、まさに考察したい人向けの作品だと言える内容でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました