【MEGALODON/ザ・メガロドン】RE-2889

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洋画

作品データ

公開年月 2018/08/13
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 ジェームズ・トーマス
脚本 コイチ・ペテットスキー、サンダー・レヴィン
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ハワイ沖を哨戒中のアメリカ海軍駆逐艦が沈没したロシア潜水艦を発見する。
潜水艇で生存者の救助に向かったリンチ中佐は海底で巨大なサメに遭遇してしまう。
それは数百万年前に絶滅したと信じられていた古代サメ“メガロドン”で、リンチたちは脱出を図るも潜水艇ごと呑み込まれるのだった。

登場人物&出演者

リンチ中佐(演:キャロライン・ハリス)

代表作に『Perspectives』、『Alien Siege』などがあります。

主人公。アメリカ海軍の駆逐艦ショーの乗組員。いち早くロシアの潜水艦を発見している。

キング大将がいる前でも意見を述べるなど、その部分をストリーパー大佐が心配している。
開発に関わった潜水艇でイヴァノフたちを助け出すもメガロドンに呑み込まれてしまう。
スティーパー大佐が命令違反してまで助けられ、爆弾を詰めた潜水艇がサメに呑み込まれる。
最後はキング大将が起爆装置でメガロドンを爆破し、その英雄的な行為に敬礼をした。

ムニョス(演:エリザベス・J・クロン)

代表作に『The New Republic』などがあります。

アメリカ海軍の駆逐艦ショーの乗組員。機械技師でもあってリンチ中佐の信頼を持つ。

ロシア人たちを救出する為にリンチ中佐とともに潜水艇に乗ってサポートしていた。
無事に駆逐艦へ帰還すると、メガロドンの体当たりで壊れたエンジンの修理をしていた。
最後はスティーパー大佐による避難指示を受け、キング大将の爆死に敬礼を表した。

ヴァリエール(演:セバスチャン・シャーマン)

代表作に『Middle of Nowhere』、『Alien Predator』などがあります。

アメリカ海軍の駆逐艦ショーの乗組員。通信技師で駆逐艦の目と耳として活躍する。

ロシア人たちを救出する為に潜水艇で行ったリンチ中佐たちとの通信ができず復旧を試みる。
巨大な影が駆逐艦の周りにいるとスティーパー大佐に知らせ、状況を逐一報告していた。
最後はスティーパー大佐による避難指示を受け、キング大将の爆死に敬礼を表した。

チェン(演:パウリナ・ローラン)

代表作に『Nowhere』、『ジュラシック・ユニバース/ダーク・キングダム』などがあります。

アメリカ海軍の駆逐艦ショーの乗組員。潜水艇の引き上げを担当していた。

リンチ中佐を助けるべく、メガロドンを誘き寄せる罠を考えてスティーパー大佐に提案する。
帰ってきたリンチ中佐と潜水艇を手榴弾に変え、60メートル先から起爆できる装置を作る。
最後は監禁室を脱走したイヴァノフに遭遇し、起爆装置を失うがすぐに代わりのを作った。

スティーパー大佐(演:ドミニク・ペイス)

代表作に『Forever Fever』、『A Million Little Pieces』などがあります。

アメリカ海軍の駆逐艦ショーの艦長。キング大将と同じく今回が最後の航海となっている。

リンチ中佐が海底でロシアの潜水艦を見つけると、勝手に物事を進める彼女を注意した。
ロシア人を助けに行ったリンチ中佐の潜水艇がメガロドンに呑み込まれ、救出しようとする。
キング大将はその判断は間違えだと訴えるが、軍法会議にかけられも突き通す事になる。
最後は駆逐艦と運命を共にしようとするも、キング大将が役を奪って彼に敬礼をした。

キング大将(演:マイケル・マドセン)

近年の出演作に『マッド・ワールド』、『ザ・ヴィジランテ/世界最強の私設部隊』などがあります。

アメリカ海軍の駆逐艦ショーの提督。最後の航海を飾るべく将来ある将官たちに挨拶した。

リンチ中佐が見つけたロシアの潜水艦に対して、国際問題になる前に処理を判断した。
命令が下る前に動き出すリンチ中佐を注意するスティーパー大佐に大丈夫だと問いかける。
生きているか分からない兵士の為に駆逐艦を犠牲にするスティーパー大佐を非難した。
最後はイヴァノフを倒し、負傷した事で爆破を引き受けてメガロドンと駆逐艦とともに爆死。

ヤナ・ポポフ(演:エイミー・ストルト)

代表作に『Wounded』、『Imperial』などがあります。

ロシア潜水艦の海洋生物学者。南太平洋通信ケーブルの掘削を担当していたが一向に進まず。

厚いケーブルの掘削に手間取っていると、艦長が強引な作業を進めてメガロドンが目覚める。
潜水艦が海底に沈むとミハイルとともに艦長が安全な場所に連れて行かれてしまう。
リンチ中佐に助けられると、メガロドンを追い払ってスティーパー大佐から尋問を受けた。
最後はリンチ中佐と殴り合いになるも倒され、駆逐艦の爆破とともに爆死をした。

ミハイル(演:ディミトリー・ロゼンタル)

本作が長編映画デビュー作となります。

ロシア潜水艦の乗組員。南太平洋通信ケーブルの掘削するドリルの調整を行っていた。

艦長が強引に厚いケーブルの掘削にドリルの回転数を上げ、無茶な作業に戸惑っていた。
メガロドンに潜水艦が攻撃されると、ヤナとともに艦長が艦内の安全な場所に連れて行く。
リンチ中佐に助けられて監禁室に閉じ込められるが、イヴァノフ艦長に助け出される。
最後は逃げようとしたところで海軍の兵士に背後から撃たれて呆気なく死亡した。

イヴァノフ艦長(演:エゴ・ミキタス)

代表作に『Troy the Odyssey』、『Attrition』などがあります。

ロシア潜水艦の責任者。南太平洋通信ケーブルからアメリカの情報を抜き取る任務を帯びる。

厚いケーブルの掘削に手間取っていると、ムリに作業を進めてメガロドンに襲撃される。
潜水艦が海底に沈むと安全な場所にヤナとミハイルだけを連れて、他の乗組員を見捨てる。
リンチ中佐に助けられると監禁されるが、反撃してロシアになんとか帰ろうとする。
最後は駆逐艦の爆破を止めようとするが、やって来たキング大将によって射殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はみんな大好きアルバトロスの配給とアサイラムの製作という最強タッグ作品。
もちろん、本作は話題となったサメ映画『MEG/ザ・モンスター』を意識した邦題です。
『MEG/ザ・モンスター』は未鑑賞なので内容は分からないが、確実に本作とは別物だとすぐに分かります。
なぜなら、本作はメガロドンに襲われる恐怖よりも、アメリカとロシアの政治的な問題が全面に出ていました。
冷戦時代の大敵であったソ連が崩壊したが、今ではロシアが台頭して力をつけています。
本作はアメリカの敵として登場し、物語の大半はその政治的なやり取りがメインとなります。
従ってタイトルにもなっているメガロドンがオマケ程度であり、別にタコやイカのバケモノにしても問題はありません。
それぐらい強引にメガロドンを使うのは、やはり、『MEG/ザ・モンスター』を分かりやすく意識した作品だからでしょう。
そのせいで何人か騙されてしまうが、これこそアルバトロス&アサイラムの狙いなのです。
確かにメガロドンは巨大なサメでしたが、本作は怪獣並みの大きさでロシアの潜水艦をひと噛みで沈没させる。
ただ、サメ映画らしく人間をほとんど襲わず、アメリカ海軍の犠牲者は事故とロシア人のせいという本末転倒な展開になっている。
あくまでロシア人は悪人でアメリカ人は善人という、とても分かりやすいアメリカバンザイの作品となっていました。
当然ながらアサイラムなので全体的にドラマは薄い上に、大物であるマイケル・マドセンのやる気のなさも反映していました。
海軍の大将というトップの地位だけど、冒頭での演説はどう見てもチンピラにしか見えないという違和感しかない。
しかも、主人公側と敵対するような立ち位置だったのに、最後の最後でおいしいとこ取りになっていました。
サメ映画として非常に微妙であり、同じくアルバトロス&アサイラムの『シャークネード』シリーズの足元にも及びませんでした。

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