【リトル・モンスターズ】RE-3249

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洋画

作品データ

公開年月 2020/01/10
ジャンル コメディ/ホラー
原作 なし
監督 エイブ・フォーサイス
脚本 エイブ・フォーサイス
製作 ジョシカ・カルダー、キース・カルダー、ほか
製作国 イギリス、オーストラリア、アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

冴えないミュージシャンのデヴィッドは、恋人に浮気されて姉の家に転がり込む。
甥が通う幼稚園の先生キャロラインに一目惚れしたデヴィッドは、自ら志願して遠足に同行する事になる。
遠足の道中、子供向けテレビ番組の司会者テディ・マクギルに遭遇し、子供たちが大喜びしていたところでゾンビが突然現れるのだった。

登場人物&出演者

オードリー・キャロライン先生(演:ルピタ・ニョンゴ)

代表作に『ブラックパンサー』、『アス』などがあります。

幼稚園の先生。美人。ウクレレでテイラー・スウィフトの曲で子供たちを楽しませている。

子供たちを守る事が責任だと感じていて、教育に悪い物事に関しては一切容赦しない。
遠足先でゾンビに囲まれても冷静に子供たちを誘導し、何があっても守り通そうとする。
実は10代の頃は悪さをしていたが、先生をした経験で素晴らしい職業だと考えて変わった。
最後はデヴィッドとフェリックスの活躍で脱出し、軍に保護されて子供たちと歌っていた。

デヴィッド/ブーブー(演:アレクサンダー・イングランド)

代表作に『エイリアン:コヴェナント』、『キング・オブ・エジプト』などがあります。

凄まじく下品で口が悪い。デスメタルのバンドをするが、今は路上で勝手に歌っている。

恋人と口ゲンカばっかりをして、結果的に浮気をされ、そのまま別れを切り出す事になる。
姉テスの家に転がり込むが、口の悪さから追い出されそうになるも結局は許されてしまう。
キャロライン先生に近づこうと遠足の付き添いをして、ゾンビに囲まれて彼女を頼った。
最後はフェリックスの活躍で脱出を果たし、先生と子供たちと歌を歌って楽しんでいた。

フェリックス(演:ディーゼル・ラ・ドラカ)

本作が長編映画デビュー作となります。

テスの息子でデヴィッドの甥。父親はおらず多種のアレルギーを持つ。トラクターが大好き。

その為、母親であるテスは食品選びに慎重であり、食事は自身でも気をつけている。
デヴィッドが家に転がり込むと、一緒に遊ぼうとするも口の悪さを注意していた。
遠足先でデヴィッドのせいでアナフィラキシーショックを起こすが、なんとか助かった。
最後はダース・ベイダーになってトラクターを動かし、みんなを助ける大活躍をした。

テス(演:キャット・スチュワート)

代表作に『Huntsman 5.1』、『West of Sunshine』などがあります。

デヴィッドの姉でフェリックスの母親。シングルマザーをしながら看護師として働いている。

フェリックスの父親は精子バンクから提供された為、実際に誰なのか分からないという。
過去には父親が蒸発し、母親に育てられて事もあって、父親に対する拒絶を持っている。
遠足の場所が隔離封鎖され、心配になって仕事を抜け出すも弟や息子に会えずにいた。
最後は保護されたデヴィッドとフェリックスたちを見て、安堵した表情を浮かべた。

 ・テディ・マクギル/ネイサン・シュナイダー(演:ジョシュ・ギャッド)

代表作に『ピクセル』、『オリエン急行殺人事件』などがあります。

子供向けのテレビ番組で人気を博すタレント。カエルの相棒とアメリカ全土を駆け回る。

キャロライン先生たちがやって来た牧場を訪れており、いつも通りにロケを行っていた。
牧場がゾンビだらけになると、お土産店に避難していたが、先生たちの助けを拒否していた。
実は役者志望で子供だ大嫌いであり、彼らのママとセックスができるから続けているという。
最後は一緒に脱出しようと作戦を出すも裏切るが、ゾンビ化した相棒に結局殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は『未体験ゾーンの映画たち2020』にて上映された作品となります。
他に『サンダンス映画祭』でプレミア上映され、Huluが全米配信権を獲得したようです。
ゾンビ映画というのは様々なジャンルと親和性を発揮するが、ホラーと表裏一体であるコメディとも非常に相性がいいです。
そんな本作は全体的にかなり緩い内容ながら、ゾンビの描写や造形に関しては手をまったく抜いていないのは素晴らしいと感じました。
今では勢いのあるルピタ・ニョンゴを主演に迎えていますが、『アス』で見せた二重人格を完璧に演じた彼女だからこそキャロライン先生を上手く表現していました。
当初は幼稚園の先生としてフワッとした雰囲気だったが、ゾンビたちが出現すると強い責任感から別の一面を見せていました。
元々はヤンチャな事ばっかりをしていたらしく、ゾンビが迫っても冷静に対処する行動力を納得できる設定だと感じました。
本作のゾンビはクラシック型で極端に弱く、子供でも走って避けられるほどだが、なぜか握力だけは素手で人間の腸を引きずり出せるほど強いですが。
こういう作品ではゾンビの造形や演出が疎かになりがちだが、ちゃんとしたメイクやカニバリズムを描写している事で土台を安定させています。
そこから登場人物たちが動いても違和感がなく、何より有名な映画や役者たちに対するリスペクトも感じ取れるところもあります。
ゾンビ映画でありながら、どこか癒やしのような効果があって、殺伐した世界観ながら緩い感じで生き残る主人公たちの最後もまた微笑ましいです。

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