【Lift/リフト】VD-997

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アクション

作品データ

公開年月 2024/01/12
ジャンル アクション/コメディ
原作 なし
監督 F・ゲイリー・グレイ
脚本 ダニエル・クンカ
製作 オードリー・チョン、ケヴィン・ハート、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

サイラス・ウィテカーは上空1万2000メートルを飛ぶ旅客機に積まれたテロリストに送られる5億ドル相当の金塊を盗む計画を立てる。
世界的に有名な泥棒のサイラスは内部関係者のデントン、パイロットのカミラ、ハッカーのミサン、金庫破りのマグナス、エンジニアで強盗団を結成する。
しかし、サイラスの元愛人でインターポールの職員であるアビー・グラッドウェルは窃盗の証拠を使い、司法取引による利用されるのだった。

登場人物&出演者

サイラス・ウィテカー(演:ケヴィン・ハート)

近年の出演作に『ダイ・ハート』、『マン・フロム・フロント』などがあります。

主人公。世界的に有名な泥棒で結成した強盗団のボス。悪い人間から絵画のみをスタイリッシュに住むプロ。

NTF強盗で大儲けするが、アビーの捜査によってデントンが捕まると取引に応じていた。
危険な強盗計画でチームの絆を確かめると、次にアビーを自分のモノにしようと立ち回る。
旅客機では順調に作戦を実行するが、ヨルゲンセンの手下によって彼が待つ場所へ行く。
最後はカメラでヨルゲンセンを悪事をバラし、アビーが仲間になって金塊を手に入れていた。

アビー・グラッドウェル捜査官(演:ググ・バサ=ロー)

代表作に『幸せの教室』、『彼女たちの革命前夜』などがあります。

ヒロイン。インターポール芸術課に所属する職員。サイラスの元恋人で彼を捕まえようと何年も追っている。

NFT強盗でサイラスに出し抜かれるが、デントンを捕まえた事で一歩まで迫ろうとした。
ハクスリーに言われてサイラスを使ってヨルゲンセンの金塊を盗む為に説得して参加する。
何度かサイラスに口説かれるも否定していたが、作戦をしているうちに気持ちが傾いた。
最後はハクスリーの行動にブチ切れて仕事を辞めると、サイラスの恋人として勝利を喜ぶ。

カミラ(演:ウルスラ・コルベロ)

代表作に『スラッシャーパーティー』、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』などがあります。

サイラスが結成した強盗団のメンバー。パイロットを担当。あらゆる乗り物を高い運転技術で操縦する。

NFT強盗ではボートの操縦をしてアビーによる追跡を軽くかわし、余裕で逃げ切っていた。
インターポールとの作戦には危険だとして拒否するが、サイラスの説得で参加する事になる。
改造した自家用機で旅客機に追跡するが、ヨルゲンセンの手下と揉めて手首を負傷した。
最後はサイラスの危険でヨルゲンセンが捕まると、みんなと合流を果たして勝利を喜んだ。

マグナス(演:ビリー・マグヌッセン)

代表作に『イントゥ・ザ・ウッズ』、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』などがあります。

サイラスが結成した強盗団のメンバー。金庫破りを担当。どんな強固なセキュリティも簡単に破る実力を持つ。

NFT強盗ではルークとロンドンでゴッホの絵画を盗み、大金を得てみんなと喜んでいた。
インターポールとの作戦で誰よりもテンションが上がって、暴走しそうでカミラが止めた。
金庫を破る為に装置を作ると、実際に旅客機へ乗って作戦を始めるとあっさりと開けていた。
最後はヨルゲンセンの手下に捕まるも自力で逃げて、みんなと合流して勝利を喜んでいた。

ミソン(演:ユン・ジ・キム)

代表作に『ROAD KILL/秘めた笑顔』、『Welcome to the Guesthouse』などがあります。

サイラスが結成した強盗団のメンバー。ハッカーを担当。あらゆるコンピューターに侵入して自由自在に操る。

NFT強盗では追撃するアビーたちをハッキングで撹乱して、闇取引をして大金を得ていた。
インターポールと協力する際にはハッキングと、自家用機が探知されない装置を作っていた。
旅客機に搭乗してハッキング技術を使って撹乱するが、サイラスたちが捕まると静観する。
最後はヨルゲンセンの悪事をカメラで録画してバラして、みんなと合流して勝利を喜んだ。

デントン(演:ヴィンセント・ドノフリオ)

近年の出演作に『ダム・マネー/ウォール街を狙え!』、『消えない罪』などがあります。

サイラスが結成した強盗団のメンバー。変装の達人。あらゆる詐欺で容疑をかけられ、別人になりすます。

NTF強盗ではサイラスとオークション会場にいて、運悪くアビーに見つかって逮捕された。
インターポールとの取引で刑務所行きを逃れ、ヨルゲンセンの金塊を盗む計画に参加した。
旅客機では酸素ボンベを持つ男を演じて、金庫を開けるマグナスをサポートして様子を見る。
最後はサイラスがヨルゲンセンを逮捕させると、みんなと合流すると勝利を喜んでいた。

ルーク(演:ヴィヴェイク・カルラ)

代表作に『カセットテープ・ダイアリーズ』、『ヴォイジャー』などがあります。

サイラスが結成した強盗団のメンバー。エンジニアを担当。強盗団に必要な装備や機械の調達や整備を行う。

NFT強盗ではルークとロンドンにいて、ゴッホの絵画を盗んで闇市場で売って大金を得た。
インターポールからの取引により、サイラスの作戦でヨルゲンセンの金塊を盗む事に賛同。
自家用機に細工して探知されない改造をするが、作戦直前に怖気づいて降りてしまう。
最後は実際は作戦通りで金塊を盗む役として動き、サイラスたちと合流して勝利を喜んだ。

ハリー(演:デヴィッド・プラウド)

代表作に『The Best of Men』、『The Uncertain Kingdom』などがあります。

情報屋。車椅子でブリュッセルに住んでいる。過去の犯罪で居場所がなく、インターポールの監視下にある。

旅客機の誘導と自家用機の存在を隠す為に管制塔へ潜り込む計画に、当初は拒否をしていた。
サイラスが報酬を出すと聞いて即答すると、多くの人間の命を救うという正当性を口にした。
ブリュッセルの管制塔で作戦通りに旅客機を誘導し、NATOの攻撃機が来ると対応をした。
最後はNATOの攻撃機に民間人の存在を話し、旅客機を予定通りの場所へ不時着させた。

・ハクスリー捜査官(演:サム・ワーシントン)

近年の出演作に『シミュラント/反乱者たち』、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』などがあります。

ロンドン警察反テロ班所属の警視長。インターポールに出向中でアビーの上司。ヨルゲンセンを追っている。

アビーが逮捕しようとするサイラスに利用価値があるとして、取引を持ちかけて相談をした。
当初はアビーから拒否されるが、ヨルゲンセンの企みを話すとサイラスの説得させる事に。
サイラスと直接会うとなぜか上から目線の態度になり、自分から信用されない存在となる。
最後は計画通りヨルゲンセンを逮捕するが、偽の金塊を渡されサイラスに出し抜かれた。

ラーズ・ヨルゲンセン(演:ジャン・レノ)

近年の出演作に『ダイ・ハート』、『レッド・グラビティ』などがあります。

盗難された美術品のコレクター。元銀行員。現在は株の空売りで大金を儲けて、テロリスト2資金援助している。

ハッカー集団を使ってスペインで洪水を起こさせると、大金を得たとして彼らに感謝をした。
部下がインターポールに金塊の話しをした事実を知って処分し、早く到着する対応策を出す。
ハッカー集団のリーダーが金塊を取りに来るが、サイラスたちの邪魔で少し焦っていた。
最後は裏切ったハッカー集団のリーダーを射殺するが、カメラで録画されて逮捕された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品は『交渉人』や『完全ある報復』で知られるF・ゲイリー・グレイが監督を務める。
ケヴィン・ハートが主演と製作まで務めているので、彼自身も相当力を入れた作品だと思わせるような印象でした。
ただ、ケヴィン・ハートはコメディ映画のイメージが強く、それ以外のジャンルだと違和感しか生みません。
本作はスタイリッシュな強盗映画を目指したのだろうが、ケヴィン・ハートがいるだけで説得力がなくなってしまいます。
やはり、ケヴィン・ハートは巻き込まれるような状況で四苦八苦する姿が一番であり、本作のような気取った役は寒いとしか表現できません。
登場人物が多すぎて個々のキャラクター性が薄くなり、そこにまた登場人物を増やしてくるから悪手としか思えません。
低予算の作品だったら尺稼ぎで登場人物を増やすのは分かるが、本作のような金をたっぷり使う作品では間違った手法だと思います。
チームで動く時点で登場人物が多くなりますし、物語も捻りがないなら個々のキャラクターを際立たせないと凡作になってしまう。
残念ながら本作はケヴィン・ハートがカッコいい役をやりたいだけなので、他については教科書通りにしかできなかったと思います。
なぜなら、近年のケヴィン・ハートはNetflixのオリジナル映画に多く出演して、それなりの評価をもらっていると言えます。
そうなると、ケヴィン・ハートからの提案もNetflixは聞くような感じになり、本人は勘違いして本作のような駄作を作ってしまったと思います。
コメディ映画のケヴィン・ハートは最高に面白くハマっていますが、本作のようなスタイリッシュな作品はまったく似合っていません。
ケヴィン・ハートが勘違いしないようにNetflixは反省するべきだと思うが、このまま彼を調子に乗らせると潰れてしまう可能性があると感じさせる駄作でした。

コメント

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