【アイアンマン2】MY-202

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あ行

作品データ

公開年月 2010/05/07
ジャンル SF/アクション
原作 スタン・リー、ラリー・リーバー、ほか 『アイアンマン』
監督 ジョン・ファヴロー
脚本 ジャスティン・セロウ
製作 ケヴィン・ファイギ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 購入Blu-ray

あらすじ

“アイアンマン”である事を公表したトニー・スタークは、彼の勝手なヒーロー行為から国家問題に発展し、パワード・スーツ没収を国から命じられる。
そんなトニーは小型リアクターの影響で体が蝕まれる中、新たな秘書のナタリーやライバルのジャスティン・ハマーをやり過ごしていく。
一方、そんなトニーの報道を憎悪の目で見ていた男、イワン・ヴァンコは積年の恨みを晴らすべく一撃で金属を切断する武器を手にした“ウィップラッシュ”として立ちはだかるのだった。

登場人物&出演者

トニー・スターク/アイアンマン(演:ロバート・ダウニー・Jr)

近年に出演作に『シャーロック・ホームズ』、『路上のソリスト』などがあります。

主人公。スターク・インダストリーズのCEO。自分がアイアンマンだと全国に告白している。

世界の平和を守っていると自負して、アメリカ政府からパワードスーツの譲渡要請を拒否する。
アーク・リアクターで使うパラジウムの毒素に体が蝕まれ、ペッパーにCEOの座を譲っていた。
イワンが作成したスーツに襲われてケガを負い、彼にヒントを与えてハマーのせいで暴走させる。
最後は父親から新しい元素を再発見して毒素を克服し、暴走したイワンをローディと倒した。

ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ(演:グウィネス・パルトロー)

近年に出演作に『カントリー・ストロング』、『トゥー・ラバーズ』などがあります。

ヒロイン。トニーの秘書。トニーがパラジウムの毒素で体を蝕まれている事に気づいていない。

好き勝手にやっているトニーの代わりにスターク・インダストリーズの経営を支えていた。
トニーからスターク・インダストリーズの経営を託されると、新たなCEOとして会社を支える。
暴走するトニーの行動が理解できず、誕生日パーティでハメを外した彼に愛想を尽かす。
最後はパラジウムの毒素を克服したトニーと和解し、そのままCEOとして会社の経営を続ける。

ジェームズ・“ローディ”・ローズ/ウォーマシン(演:ドン・チードル)

近年に出演作に『クロッシング』、『ホテル・バディーズ/ワンちゃん救出大作戦』などがあります。

アメリカ空軍の中佐でトニーの親友。トニーが持つパワードスーツについての報告書を提出している。

以前から好き勝手をするトニーを注意していて、何かと荒らしまくる彼の尻拭いを担当していた。
再三に渡ってアメリカ政府がトニーのパワードスーツを要求し、彼の正当性を主張してかばう。
トニーが誕生日パーティでスーツを着込んで遊んでいて、ガマンできずに一着を持ち出した。
最後はエキスポでイワンにスーツが操られるが、なんとか回復してトニーとともに倒した。

ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(演:スカーレット・ヨハンソン)

近年に出演作に『そんな彼なら捨てちゃえば?』、『それでも恋するバルセロナ』などがあります。

スターク・インダストリーズのCEOに就任したペッパーの新しい秘書。元々は法務部に所属していた。

トニーがスパーリングしていた時に初顔合わせして、リングでハッピーを倒して強さを見せた。
パラジウムの毒素で体が蝕まれ、トニーが誕生日で何をしたいかと尋ねられて暴走を提案した。
その正体はS.H.I.E.L.D.のエージェントで、フューリー長官からトニーの様子を監視させていた。
最後はイワンが作成したドローンを止めるべく、ハマーの会社に侵入して見事に成功させた。

ハロルド・“ハッピー”・ホーガン(演:ジョン・ファヴロー)

近年に出演作に『スパイアニマル/Gフォース』があります。

トニーの運転手兼ボディガード。元ボクサーとして経験を活かしてトニーのスパーリングパートナーを務めている。

ナターシャがCEOに就任したペッパーの元に来ると、トニーに言われて対決するもすぐ倒された。
残り少ない人生を楽しもうと無茶するトニーの持ち運びができるスーツのケースを持ち歩く。
レース場に現れたイワンを車で追撃するもムチで切り裂かれ、ペッパーにスーツを渡した。
最後はハマーの会社にナターシャと乗り込み、彼女が数人倒す間にようやく一人を倒していた。

ハワード・スターク(演:ジョン・ステッラリー)

代表作に『ホネツギマン』、『父親たちの星条旗』などがあります。

トニーの父親。スターク・インダストリーズを巨大な軍需産業会社に成長させた世界的に有名な人物。

人生のほとんどを兵器開発に使っていて、トニーとは親子らしい事をせずに距離感を持っていた。
実際はトニーに対して誰よりも多大な期待をしていて、単純に愛情の表現が下手だと判明する。
最後はエキスポの構想を語る映像にトニーへのメッセージを与え、新たな元素の再発見を促した。

ジャスティン・ハマー(演:サム・ロックウェル)

近年に出演作に『ディア・ブラザー』、『月に囚われた男』などがあります。

ハマー・インダストリーズのCEO。トニーをライバル視するも、すべてに置いて劣っている。

トニーがアイアンマンだと告白すると、他の国と同じようにスーツの開発をする失敗している。
イワンがレース場で暴れた事を見て、お互いに必要としているとして彼を刑務所から出した。
スーツをドローンに変更されてしまうが、仕方なく容認するも勝手に動くイワンに苛ついていた。
最後はドローンが暴走して止められず、証拠を掴んだナターシャによって逮捕されてしまう。

イワン・ヴァンコ/ウィップラッシュ(演:ミッキー・ローク)

近年に出演作に『パッション・プレイ』、『レスラー』などがあります。

ロシアの物理学者。父親はハワード・スタークとアーク・リアクターの研究開発に携わっていた。

父親が無念のうちになくなってしまい、その遺志を引き継いで独自のリアクターを開発した。
レース場で油断していたトニーを襲撃し、彼が全員を助けられないと証明して勝利を確信した。
ハマーに脱獄させられ、資金と機材を提供されると、ドローンを開発しながら別にスーツも作る。
最後はエキスポでドローンを暴走させ、トニーとローディの連携によって倒されてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :4/5。

本作は『MCU』シリーズの第3作目にして、『アイアンマン』シリーズの第2作目となります。
前作では『MCU』シリーズをスタートさせた記念するべき作品となり、世界的に大ヒットをしての続編となりました。
現在だと誰でも知る有名なアメコミ映画となりましたが、それまでは一般的にあまり受け入れられていなかった。
しかし、トニー・スタークを演じたロバート・ダウニー・Jrの演技もあって、シリーズを一気に盛り上げる役目を果たしました。
そんな本作でも当然のように前作よりも派手なアクションシーンが盛り込まれて、更に期待されたウォーマシンも登場します。
まだまだ『MCU』シリーズが様子見だったので、単体シリーズとして横の繋がりをそこまで意識させていなかったです。
ただ、布石として「S.H.I.E.L.D.」のエージェントであるブラックウィドウが本格的に登場させたのは大きいだろう。
これは先のシリーズ展開を見越した登場となったが、これは大きな意味を持っていて、その後の作品に影響を与えています。
もちろん、トニーがスーパーヒーローとして成長させる作品となっていて、命の危機を感じた彼の心境が大きく変化しています。
それにずっと引っかかっていた父親との和解を果たしていて、それは新たな生き甲斐を与える意味にもなっていたと思います。
当然ながら続編となる本作が大ヒットしていますが、これは今後に続く『アベンジャーズ』の布石だという点も見逃せない。
公開当時はここまで巨大なプロジェクトになると誰も予想できなかったが、それは地道にちゃんとした作品を作ったからだと思います。
ビジネス戦略を含んでいるが、しっかりと原作に対してリスペクトをしているところがシリーズの成功に導いていると感じさせる作品でした。
ただ、イワン・ヴァンコを演じたミッキー・ロークがこの作品だけで退場したのはもったいないと感じてしまいます。

コメント

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