作品データ
公開年月 | 2008/01/26 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | マーク・ローンストック |
脚本 | マーク・ローンストック |
製作 | マーク・ローンストック |
製作国 | ドイツ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
とある医学研究所で死後の人間の脳について研究が行われ、脳を再活性する薬品と高性能解析ソフトで分析しようとしていた。
しかし、脳だけじゃなくゾンビとして復活した実験体に研究員たちが噛まれ、そのまま近くの墓地まで迷い込んでしまう。
そこへ何も知らずに飲み明かす為にやって来た若者たちがゾンビに遭遇し、生き残る為に彼らは戦う決意を固めるのだった。
登場人物&出演者

代表作に『Dungeon of Evil』、『Blood Feast』があります。
飲み明かす墓地へ向かう為に車を運転していた。始まる前から飲みすぎる友人を心配していた。
墓地にたどり着くと、掘っ立て小屋で見つけたバーベキューに使えるモノをかき集めていた。
ゾンビが出現してデヴィッドが噛まれると、掘っ立て小屋に逃げて車のカギを取りに行く。
墓地から無数のゾンビが出現し、生き残る為には戦うしかないと提案して銃で応戦した。
最後は圧倒的な数で襲いかかるゾンビに勝てず、銃をリサに投げてそのまま食われてしまう。

本作が長編映画デビュー作となります。
飲み明かす墓地へ向かう若者の一人。アンディの彼女で墓地にたどり着くまで楽しみにしていた。
アンディとトムたちが掘っ立て小屋からバーベキューの準備をして、それをずっと見ていた。
友人がゾンビに食われている現場を目撃し、すぐに悲鳴を上げてジェニーと抱き合って思考停止。
掘っ立て小屋に逃げ込んで絶望的な言葉しか吐かず、生き残る為に仕方なく戦う決意を固めた。
最後は一人になり掘っ立て小屋に逃げて、デヴィッドを倒すもコケてレーキが頭に刺さって死亡。

本作が長編映画デビュー作となります。
飲み明かす墓地へ向かう若者の一人。リサの彼氏でアル中の友人を注意するトムに賛同していた。
掘っ立て小屋にたどり着くと、すぐにトムと一緒にバーベキュー用の薪をかき集めていた。
友人がゾンビに食われてケガしたデヴィッドを抱え、トムにずっとどうすればいいか尋ねていた。
デヴィッドを置いていくべきと提案し、ジェニーたちを説得してチェーンソーを手にする。
最後は生き残る為にチェーンソーで戦ったが、圧倒的なゾンビの数に勝てず呆気なく食われた。

代表作に『Underworld Cats』などがあります。
飲み明かす墓地へ向かう若者の一人。デヴィッドの彼女で墓地で到着するまでイチャイチャする。
ずっとくっ付いているデヴィッドといて、バーベキューの用意をするトムたちを見ていた。
友人がゾンビに食われている現場を目撃すると、すぐに吐いてリサと抱き合ってパニックになる。
噛まれたデヴィッドの様子を見ていたが、置いて逃げようとしたアンディに文句を言っていた。
最後は車まで逃げようとして戦う決意をするが、無数のゾンビに対抗できずに食われてしまう。

代表作に『Necronos』、『Plastic』などがあります。
飲み明かす墓地へ向かう若者の一人。ジェニーの彼氏で墓地にたどり着くまでイチャイチャする。
墓地にある掘っ立て小屋に到着してもイチャイチャして、何もせずトムたちをずっと見ていた。
悲鳴が聞こえて友人が食われている現場を見ると、何も考えずに突っ込んで噛まれてしまう。
掘っ立て小屋に避難すると、ずっと倒れ込んだまま虫の息になってジェニーに心配される。
最後は一人だけになったリサが逃げ帰ると、ゾンビ化して襲うも壁のクギが頭に刺さって死亡。
感想
[個人的な評価]
本作はマーク・ローンストックが監督、脚本、製作などを手がけた作品となります。
最初から低予算映画として製作されているので、マーク・ローンストック監督だけじゃなく、出演者たちも裏方としても働いています。
日本でも同じようにインディーズで映画を作る事が多いけど、本作で同じように登場人物だけじゃなくゾンビ役も兼任しています。
始まった瞬間から分かるヤバいレベルの画質となり、アスペクト比も小さくて、ゴミ映画の可能性を感じました。
ただ、真面目に作っているような感じで、少ない手札の中からなんとかして一本の作品を完成させようとする熱意は伝わりました。
そこにJVD伝統のアドリブ吹替が加わって、ゴミ映画からクソ映画にランクアップさせています。
ちゃんとやろうとする意気込みがあるので、好意的な印象を受けますが、それはあくまでハードルを地面スレスレまで下げた前提での評価となります。
もし、同じく映画の為に時間を使うつもりならば、ちゃんとした作品を鑑賞するべきだという時間と金のムダは言うまでもない。
ストーリーとしてはあってないようなモノで、襲ってくるゾンビはクラシク型で圧倒的な数で登場人物を追い詰めます。
しかし、よくよく考えれば、ノロノロと動いているから、普通に二回も無事に逃げ出しているので戦う理由があまりなかった。
それに銃と充分な弾薬を手に入れているならば、ほとんど一発で仕留める腕がある事を考えれば、掘っ立て小屋から撃って数を減らす考えは野暮なのだろうか。
ワザワザ戦う必要性がなく、そのまま逃げればいいのに結局はほとんどが死んで、最後の一人がコケて勝手に死ぬ終わり方にこだわりを感じました。
物語としてはラストが完全なる丸投げになっているが、墓地で飲み明かすバカ者(若者)に因果応報の結末が訪れたのは良かったです。
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