【レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン/妖舞炎奇譚】RE-3391

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作品データ

公開年月 2020/06/14
ジャンル 武侠/ファンタジー
原作 ヘン・イェ 『隐市奇闻录』
監督 シュエ・ウェンホワ
脚本 ヘン・イェ
製作 アンディ・ラム
製作国 中国
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ある夜、地主であるシュー氏が変死体で発見され、第一発見の夫人から夫の傍で踊る女性を目撃したと語っていた。
現場にかけつけた刑事のシー・ションはシュー氏が毒殺されたと確認し、医師のチンルオの力を借りるべく“隠された町”へ向かう。
事件の夜にシュー氏と過ごした芸妓の証言から不気味な仮面を被る酒屋を営むリウの元を訪れると、20年前に亡くなった花魁が関係してると知るのだった。

登場人物&出演者

バイ・チンルオ(演:ガオ・スーウェン)

代表作に『レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン/隠市奇聞録』などがあります。

主人公。女性医師。隠された町に住んでいる。前回の事件から一年も町から出ない。

観月楼で起きたシューユー毒殺事件で、シー・ションに協力を求められて外に出る。
すぐに毒の種類を突き止めると、シューユーか酒を買ったリウの店で話を聞いていた。
リウが過去にシューユーに殺されそうになった男だと知るが、毒を飲まれて自殺された。
最後はユーモーに父親の思いを話し、母親の絵と自作の詩を添えてその場を後にした。

シー・ション(演:ツァイ・ペイチー)

代表作に『レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン/隠市奇聞録』』などがあります。

開封府の刑事。小さい頃にチンルオと父親を襲ったが、気絶させられて治療を受けた。

一年も町の外へ出ないチンルオを心配し、シューユー毒殺事件の捜査に協力を依頼する。
シューユーが酒を買ったリウを訪れ、情報交換の為に強烈な毒を飲んで手に入れた。
リウが犯人だと確定して追うと、雷公たちの妨害にに遭うも幻覚を使って切り抜いた。
最後は事件が解決すると、上司から妖魔関係の事件を捜査する機関へ異動を命じられた。

リウ・マオチョン(演:イー・ジン・リー)

代表作に『The Condor Heroes 95』、『The Touch』などがあります。

隠された町で酒や毒などを売っている。顔に重度の火傷を負い、髪の毛と麻布で隠す。

禁止された酔心酒を勝手に作っていて、街からやって来たシューユーに売っていた。
チンルオたちがやって来ると、毒烏骨猿を飼っていたが、隙を見て逃げられたと話す。
実はシャオワンの夫でシューユーに殺されかけるが、生きていて復讐を考えていた。
最後は息子が生きていたと知り、代わりにすべての罪を被って毒による自殺を遂げた。

シェ・シャオワン(演:ガオ・リン)

本作が長編映画デビュー作となります。

22年前に花魁を選ぶ大会で圧倒的な美しさと、「十面埋伏」を舞って優勝を果たす。

その後、しばらく姿を消してから2年後、首を吊って自殺しているところを発見された。
シューユーが死んだ部屋で舞う姿を夫人に見られるが、その正体は謎のままとなった。
捜査するチンルオとシー・ションにより、その正体が生き延びた息子のユーモーと判明。
最後はチンルオから母親の絵をもらい、父親の死を受けて芸妓と一緒に遠くへ旅立った。

大奥様(演:トン・シャオメイ)

代表作に『ジェイド・ストーリー』などがあります。

シューユーの母親。いつも屋敷の廟堂にいて、ほとんどに人の前に姿を見せない。

事件の捜査に来たシー・ションから事情聴取される間、チンルオが隠し部屋を見つける。
22年前に息子がシャオワンを監禁していて、ずっと黙認していたが勝手に解放していた。
シャオワンが自殺したと知り、仏壇を作って拝んでいて、リウたちの位牌も祀っていた。
最後は事件が解決すると、シー・ションについてチンルオが彼を支えるべきと助言した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は中国の古代神話が元になった小説の続編となります。
一作目について色々と調べても情報が見つからず、謎だらけで今回も苦戦しました。
今回も情報がかなり少なくて中国のサイトまで飛んで出演者の名前や出演作を探しました。
自分でもこの作品をなぜ借りてしまったのかと問い詰めています。
前作に引き続き隠された町が登場しますが、あくまで一つの舞台であって重要性はあまりなかったです。
今回は主人公のチンルオとシー・ションが動き回っていきますが、二人とも歩きだから遠くないのかと考えてしまう。
前作では隠された町は簡単に行けないはずなんだが、当たり前のように出入りしているので、その設定は邪魔だったのでしょう。
事件は別の町で起きるけど、隠された町から歩ける距離なのか分からないが、どう見ても違うような気がする。
そこら辺の描写がかなり適当で、町と町の移動が省略されていてずっと違和感がある。
肝心の事件は主人公たちに関わるモノじゃないので、まったく緊張感がなくて、捜査している間も他人事ような感じでした。
強引に主人公たちの過去を絡めてきているけど、少しでも触れておかないといけないようなオマケみたいな印象しかない。
結局、勝手に事件が解決してしまい、捜査を無意味にするが、またも強引にチンルオとシー・ションを進展させる為に絡めている。
とにかく、本作には必然性がなく、テレビシリーズと考えても問題ないぐらい規模が小さい。
そもそも、根底となる主人公たちの物語に触れていないから、こんな風な内容だったらいくらでも作れるが、決して面白いモノはできないと思います。
ラストでは続編を意識させているが、個人的には近年のスティーヴン・セガールの『沈黙』シリーズと同じで鑑賞する意味がないと感じました。

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