FORTRESS Trailer (2021)
FORTRESS Trailer (2021) Bruce Willis, Shannen Doherty, Chad Michael Murray, Jesse Metcalfe, Action Movie HD© 2021 - Lion...
作品データ
あらすじ
暗号通貨会社を経営するポールは大手の投資家が手を引いて、資金に困って疎遠となっていた父親に金を無心する為に保養所へ向かう。
同じ頃に謎の武装集団によって保養所が襲撃を受けるが、状況を把握したロバートが銃を片手に敵を次々と倒してく。
シェルターまで避難したポールは状況が分からず、無事に合流したロバートが元CIAの工作員だという事実を知って驚くのだった。
登場人物&出演者
・ロバート・マイケルズ(演:ブルース・ウィリス)
近年の出演作に『ワイヤー・ルーム』、『デンジャラス・プレイス』などがあります。
主人公。ポールの父親。「フォージ・マウンテン保養所」に入っている。息子には医療機器販売が仕事だと言っていた。
妻が亡くなって保養所に入所していたが、息子が訪れて武装集団の襲撃で本当の正体を暴く。
元CIAの工作員として侵入者を次々と倒していき、余裕でシェルターに来て息子に説明した。
ドブスの裏切りでバルザリーに捕まり、一方的に殴られてもずっと余裕の雰囲気を出した。
最後はブレインの助力で外に出たバルザリーを倒し、ランドカーで息子たちを迎えに行った。
・ポール・マイケルズ(演:ジェシー・メトカーフ)
代表作に『ゾンビ・ホスピタル』、『大脱出2』などがあります。
暗号通貨会社「インベスピア」のCEO。父親とは幼少から仲が微妙で、母親が亡くなって更に疎遠となっていた。
主要な投資家が手を引いて困っていると、父親に相談して投資してもらおうと考えていた。
ユリシスたちの襲撃で父親が銃を使っている姿を見て驚き、ケイトとシェルターに避難した。
父親が元CIAの工作員と知って驚き、シェルターに入ってきたバルザリーの正体に驚いた。
最後はバルザリーの金を取り戻す条件で外に出てユリシスを倒し、父親と合流して生還した。
・ケイト・テイラー(演:ケリー・グレイソン)
代表作に『ブレイク・ダウン』、『アウト・オブ・デス』などがあります。
「フォージ・マウンテン保養所」の責任者。ロバートに会いに来たポールを出迎えて施設の中に通した。
ポールに施設の説明をしながらロバートの事を聞いて、彼の家に到着してそのまま別れた。
ユリシスたちの襲撃を察知してポールと合流し、ロバートの指示でシェルターまで連れ出す。
ドブスの裏切りで縛られるが、金を取り戻すポールの条件で外に出るとユリシスを倒した。
最後はランドカーを手に入れたロバートが迎えに来て、なぜかポールといい感じになった。
・ブレイン曹長(演:マイケル・シロウ)
代表作に『アウト・オブ・デス』、『サバイバル・シティ』などがあります。
「フォージ・マウンテン保養所」の職員。元デルタフォースの精鋭兵士で独裁者を白昼堂々と暗殺した過去を持つ。
ユリシスたちの侵入を受けて、ハイテンションでランドカーで回って次々と敵を倒していた。
ロバートたちが敵と一触即発のタイミングで登場し、ポールたちをシェルターまで運んだ。
施設内にいる敵の狙撃手を背後からナイフで襲い、あっさりと片付けて姿を消していた。
最後は敵に制圧されたシェルターにタイミング良く登場し、ロバートたちのピンチを救った。
・バーバラ・ドブス(演:シャナン・ドハーティー)
代表作に『ヘザース/ベロニカの熱い日』、『ホット・シート』などがあります。
「フォージ・マウンテン保養所」のシェルターで指揮を執っている。現在は元准将として工作員たちを守っている。
ユリシスたちが侵入して緊急事態となると、シェルターに避難してきたポールに挨拶した。
すぐに状況を把握する為に報告を受け、バルザリーから無線が入って彼を挑発していた。
実は地上へ戻りたくてバルザリーと取引して、ロバートたちを裏切って部下を射殺していた。
最後はバルザリーがポールたちを始末すると聞いたが、彼に腹部を刺されて死亡してしまう。
・ソフィア(演:カタリナ・ヴィテリ)
代表作に『ワールド・ウォー20XX/世界最終戦争』、『ミッドナイト・キラー』などがあります。
バルザリーに雇われている武装集団の紅一点。ポールが乗るタクシーのGPSを追ってロバートの居場所を突き止める。
施設の近くでドローンを飛ばすも電波の異常に気づき、監視カメラを一時的に無効化した。
仲間が勝手に暴走して警備員を倒し、ユリシスが始末して無線で警告を受けて賛同した。
シェルターに侵入して暗号通貨の入手を試みるも失敗し、ポールができるとして見ていた。
最後はシェルターに爆弾を仕掛けるが、ブレイン曹長の登場で邪魔されて射殺されてしまう。
・ユリシス(演:サーダリウス・ブレイン)
代表作に『フットルース/夢に向かって』、『ジュマンジ』シリーズなどがあります。
バルザリーに雇われている武装集団のリーダー格。ポールを追跡しながら目的であるロバートに迫っていく。
居場所を掴んで施設に侵入するが、部下の暴走でバレてしまい仕方なく処分して警告した。
部下が次々と倒されていき、自身も身動き取れなくなってタイミング良くバルザリーが来た。
シェルターでドブスが裏切って形勢逆転となって、ポールたちを外に連れていく役目を担う。
最後はポールとケイトの連携に翻弄され、反撃するも頭に石を食らってそのまま死亡した。
・フレデリック・バルザリー(演:チャド・マイケル・マーレイ)
代表作に『蝋人形の館』、『ナイト・サバイバー』などがあります。
ヨーロッパを中心に活動していた犯罪組織のボス。6億ドルの運転資金をロバートによって奪われている。
妻もロシアに捕らわれている事からロバートに個人的な恨みを持ち、見つけ出そうとした。
ユリシスたちが先行して施設に侵入すると、彼らがピンチの時にタイミング良く現れて助力。
ドブスと取引してシェルターに入って、ポールに金を戻すように指示しロバートを暴行した。
最後はシェルターから逃げ出すもロバートに撃たれるが、防弾チョッキで一命を取り留めた。
感想
[個人的な評価]
本作は『WOWOW』の放映後に『のむコレ6』にて上映された作品となります。
この作品はすでに俳優引退を表明したブルース・ウィリスが出演しています。
ブルース・ウィリスが小銭稼ぎの為に低予算の映画に多く出演していたが、ついに引退を表明して残っている作品が立て続けに公開されています。
多分、本作はその中の一本となっているが、以外にも今回はブルース・ウィリスが主人公と言ってもいいぐらいの活躍になりました。
ブルース・ウィリスはすでに老齢でアクションはできなくなっていますが、今回は銃を使って敵を抹殺していました。
いつものパターンで元CIAの工作員という設定だが、あとは適当に取って付けたような感じでストーリーが展開していました。
工作員たちが安全に暮らす施設を簡単に侵入する武装集団にツッコミを入れたいが、その武装集団もあっさりと倒されていく状況もツッコミを入れたくなる。
本当に政府が直接運営している施設とは思えないほどの杜撰さであり、敵もまた中途半端な作戦だからどっちもどっちという印象でした。
かつての『ダイ・ハード』を彷彿とさせる主人公がボコボコにされる状況となるが、ずっとブルース・ウィリスは息一つも切らせない余裕さがありました。
確かに他の出演者と比べて圧倒的な存在感であるけど、その余裕な態度から作品の緊張感を見事にぶち壊していました。
普通に絶体絶命のピンチになっている状況なのに、一切の焦りを見せないブルース・ウィリスに予定調和な展開にしか見えなかったです。
アクションもブルース・ウィリスがやらず、他の登場人物がやっているけど、特に目立つようなモノがなかったです。
唯一、キャラクターとして目立った曹長のハイテンションな感じが良かったが、あまりにも便利なアイテムになって作品のバランスを壊していました。
所詮は低予算のアクション映画なので仕方ないですが、せっかくブルース・ウィリスを使っているなら彼をもっと活用して欲しかったです。
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