【ディープ・コア2000】RE-3977

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洋画

作品データ

公開年月 2000/10/21
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 ロドニー・マクドナルド
脚本 マーティン・ラザラス
製作 ジェフリー・ビーチ、ケン・オラント、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

南シナ海で火山地帯に異変が発生し、次々と火山が噴火し始めていた。
その影響で巨大な津波がアジア沿岸を襲い海沿いの都市は壊滅状態に陥っていた。
かつて地底探査マシンの開発に携わっていたブライアン博士は、その装置が利用している超音波ビームが関連している事から中国へ調査に向かうのだった。

登場人物&出演者

ブライアン・グッドマン博士(演:クレイグ・シェイファー)

代表作に『ミッドナイト・ガイズ』、『沈黙の粛清』などがあります。

主人公。モリシーが出資してビームによる掘削機を開発した。中国に売るのは危険として破壊してしまう。

石油会社に勤めて貧乏暮らしをしていると、環太平洋の島が吹っ飛んでモリシーを訪ねた。
世界の地殻が変わると予言して、止めるべくビーム掘削機で地下に核爆弾を使うと案を出す。
ロドニーをマグマで失い、自分たちを助ける為にモリシーが自己犠牲となって脱出を果たす。
最後はアリソンと恋人関係となり、サムとも組んで再び石油会社で石油を掘り当てる仕事へ。

アリソン・ソンダース博士(演:テリー・ファーウェル)

代表作に『バック・トゥ・スクール』、『ヘルレイザー3』などがあります。

ヒロイン。MIT卒業。モリシーの会社でブライアンの代わりに研究責任者となり、ビーム掘削機を完成させる。

ブライアンが資料をすべて破棄した事で苦労したが、独自に分析して掘削機を開発していた。
世界中の災害を止める為にブライアンと知恵を絞ると、彼が案に乗ってビーム掘削機に乗る。
ロドニーが死亡してショックを受けるが、自分たちも危なくなって脱出する方法を探った。
最後はマグマに乗って地上へ戻ると、ブライアンと恋人になり、サムたちと石油会社に勤務。

サム・ダルトン(演:ブルース・マッギル)

近年の出演作に『ブルー・ミラクル』、『チア・アップ!』などがあります。

石油会社に勤務している。地形や状況から的確な爆破ポイントを指定し、プロですら驚くような才能を持つ。

現場の石油会社の責任者に掘っている場所が違うと話し、的確に石油を当てて笑っていた。
ブライアンがモリシーに殴り込みをして、地下で核爆弾を爆発させる為に呼び出されていた。
ロドニーがマグマで犠牲になるも悲しまず、地下から脱出する為に最善の方法を提案した。
最後はマグマに乗って地上へ出てくると、ブライアンとアリソンたちと石油会社に復帰した。

ロドニー・ベデッカー(演:ウィル・ウィットン)

代表作に『スタンド・バイ・ミー』、『トイ・ソルジャー』などがあります。

石油会社に勤務している。ブライアンとサムとチームを組んでいて、爆破のスイッチを担当している。

サムが的確に爆破場所を指定すると、爆薬を設置して指示に従って爆破をして興奮する。
ブライアンがモリシーの失敗を知って駆けつけ、地下での爆破の為にサムと呼びされていた。
ビーム掘削機に搭乗し核弾頭を設置していくが、途中でアームが壊れてアリソンと修理する。
最後は地震が起きたせいで地殻変動が起きて、油断しているとマグマが降って来て死亡した。

アラン・モリシー(演:ハリー・ヴァン・ゴーカム)

代表作に『シルベスター・スタローン/ザ・ボディガード』、『撃鉄GEKITETZ/ワルシャワの標的』などがあります。

掘削会社を経営している。ブライアンにビーム掘削機を開発させるが、彼の裏切りで技術を失ってしまう。

2年後にアリソンを雇って完成させるが、環太平洋所有の島が爆発して数人が死亡していた。
ブチ切れたブライアンがやって来ると、説明してアリソンと対策を打つように頼んでいた。
シモンズにビーム掘削機を中国政府に渡す約束させられ、仕方なく搭乗する事になった。
最後はブライアンたちを助ける為に自己犠牲を選び、爆破を送らせて彼らを助ける事になる。

ダリル・シモンズ(演:ジェームズ・ルッソ)

代表作に『ビバリーヒルズ・コップ』、『ファラ・フォーセット/レイプ・殺意のエンジェル』などがあります。

モリシーのブローカー。なんでも調達する事ができる。モリシーに商売する相手を仲介する役も担っている。

ブライアンがビーム掘削機を開発する時、中国政府に売りつけようと軍人たちを招いていた。
結果的にブライアンの裏切りでプロジェクトが延期になるが、中国とのパイプを繋げたまま。
今回の作戦でビーム掘削機を中国政府に引き渡す事になっていて、モリシーを脅迫していた。
最後はビーム掘削機が欧米に回収され、失敗した責任として中国政府の軍人に暗殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はいわゆる地球滅亡を描いたディザスター映画となります。
この作品は『サンドストーム』や『乱気流/ファイナル・ミッション』で知られるロドニー・マクドナルドが監督を務めています。
あの名作『ザ・コア』に似たような展開であるけど、残念ながら本作の方が圧倒的に低予算で作られています。
まず、こういう作品では登場人物たちの会話劇が中心になってくるが、その紹介が中途半端で何者かよく分からないまま進んでいきます。
多分だけど、ちゃんと設定を決めているはずなので、せめて鑑賞する側に必要な情報として提供するべきだと思います。
なぜなら、なんとなく科学者という枠でやってしまうと、全体的な説得力に欠けてしまう部分が大きくなります。
ただ、敢えて詳しく説明しないのは終盤での不都合を隠す為かもしれないから、ここら辺は作っている側のさじ加減となります。
名作『ザ・コア』ではビームによる掘削ではないから現実味があるけど、さすがにビームによる掘削はちょっと無理があります。
素人から考えてもビームで溶かした地層は蒸発でもするのかと思ってしまうほど、無理のある設定となっています。
それに掘削機が溶岩に耐えられるほどの設計ならば、最初の方で失敗した意味が良く分からなくなってしまう。
結局、乗っている人間が主人公か端役の違いであり、その差についての説明を最初から捨てているような印象でした。
『ザ・コア』では地底世界の凄さを見せるワクワク感を与えたが、本作は予算に余裕がないからダイアモンド層だけに留まっていました。
やはり、こういう映像が重要な魅力の一つになる作品では、予算が少ないと全体的にショボい感じになるのは否めない。

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