【ザ・プリズン・ブレイク/大脱獄】RE-3374

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あ行

作品データ

公開年月 2018/02/23
ジャンル ホラー/アクション
原作 なし
監督 B・ハリソン・スミス
脚本 B・ハリソン・スミス、ガンナー・ハンセン
製作 スティーヴン・チェイス、リック・フィンケルシュタイン
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

「DEATH HOUSE」と呼ばれる人間の「悪」を9つのレベルに分け、世界的極悪囚人を収監している巨大秘密刑務所が存在する。
そこへやって来たのは囚人と因縁を持つ2人の連邦捜査官で、彼らはちょうど収監システムの説明を受けていた。
そんな時、起きるはずのない暴動と脱獄事件が発生し、2人の連邦捜査官は極悪囚人たちに立ち向かおうとするのだった。

登場人物&出演者

トリア・ブーン捜査官(演:コートニー・パーム)

代表作に『SUSHI GIRL』、『ゾンビーバー』があります。

「DEATH HOUSE」を訪れた連邦捜査官の一人。過去にシークを捕まえる為に殺人をしている。

ノヴァク捜査官と握手を求めるも無視されるが、気にせずレッドメイン博士と挨拶する。
VRで監獄内について説明を受け、停電でノヴァク捜査官たちと囚人の脅威から逃げていく。
五大巨悪と地下で会って説明を受けていると、シークが来るも不死身じゃないと知る。
最後はノヴァク捜査官と外に出ると、自分が何者か気にしながら囚人を捕まえると誓う。

ジョー・ノヴァク捜査官(演:コディ・ロンゴ)

代表作に『Fame/フェーム』、『スタートアップ・ラブ』などがあります。

「DEATH HOUSE」を訪れた連邦捜査官の一人。過去にテロリストに扮してを殺している。

ブーン捜査官とは同期であるが、なぜか面識がなく、彼女から挨拶しても無視した。
体に刻まれているタトゥーの意味が分からず、自分が何者か分からなくなってしまう。
停電でブーン捜査官とフレッチャー博士と立ち往生し、囚人たちから隠れて逃げていく。
最後は五大巨悪と会って話しを聞くと、外に出ると逃げた囚人を捕まえると誓った。

エイリーン・フレッチャー博士(演:ディー・ウォーレス)

代表作に『サランドラ』、『スリー・フロム・ヘル』などがあります。

「DEATH HOUSE」を管理する女性研究者の一人。ブーンとノヴァクの案内を務めていた。

囚人を使って研究するレッドメイン博士と違って、あくまでデータの記録を取るだけ。
ブーンとノヴァクに付いて施設の中を案内していき、レッドメイン博士と交代する。
エレベーターに乗っている途中で停電となり、逃げ出すべく脱出して安全な場所を目指す。
最後は高いところから落ちて、シークたちに見つかるも、結局はそのまま死んでしまう。

カレン・レッドメイン博士(演:バーバラ・クランプトン)

代表作に『サプライズ』、『スキン・コレクター』などがあります。

「DEATH HOUSE」を管理する女性研究者の一人。収監された囚人たちを洗脳して人格を変える。

フレッチャー博士に案内されたブーンとノヴァクを受け入れ、現状について説明していた。
アバターとなってブーンとフレッチャーたちを案内し、自慢気に成果を話していた。
悪魔の子だと名乗る三人の囚人たちを二人に見せるが、危うく襲われそうになっていた。
最後は停電となった状況で逃げ出せず、脱獄したシークたちに捕まって処刑された。

シーク(演:ケイン・ホッダー)

近年の出演作に『アンビュランス911』、『ヴィクター・グロウリー/史上最凶の怪人』がある。

「DEATH HOUSE」に連行された囚人の一人。ブーンに騙されて簡単に逮捕されてしまう。

ブーンの裏切りで捕まってしまうが、移送されている時に顔を合わせてレイプを約束する。
停電した事で独房に移送されるが、当然のように脱出し、不死身になったと宣言した。
囚人たちを引き連れて五大巨悪がいる最下層を目指し、たどり着くと仲間入りを主張した。
最後は五大巨悪たちが見ている前で急に体が燃えてしまい、そのまま呆気なく消滅した。

アサ(演:トニー・トッド)

近年の出演作に『デッド・ウキッシュ』、『2バッドガイズ』などがあります。

地下に建造される「DEATH HOUSE」の上にある荒野で若い女性を捕まえている自称・農家。

若い女性たちを一方的に捕まえると、彼女たちを商品として扱ってどこかへ運んでいく。
最後は「DEATH HOUSE」で起きた停電を知りながらも、相変わらず仕事をやっていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はホラー映画を代表する有名な役者たちが集った作品と言われています。
ホラー映画とは言っても、ほとんどがB級映画なので一般にはあまり馴染みはありません。
ただ、出演している役者たちの名前を聞いただけで個人的には楽しみにしていました。
蓋を開けてみると、正直な感想として「意味が分かりません」としか言えない内容です。
サブタイトルに「大脱獄」とあって、映画の説明でも「大脱出」を引き合いに出しているので脱獄する映画だと分かります。
しかし、そこに最新のテクノロジーである仮想現実世界を取り入れたせいで、かなり意味不明な構成となりました。
監獄の設計として「ONE PEACE」のインペルダウンみたいな犯罪者のレベルに合わせて、最下層には「五大巨悪」という方々もいる設定です。
冒頭でB級映画らしく丁寧な紹介をしてくれますが、これもまたセオリーに従ってラストの方でちょっとしか出てきません。
登場人物を丁寧に紹介する作品というのは、本作のように活躍する場がないから、なんとか覚えてもらおうとする苦肉の策だと思っています。
あくまで本作の主人公は捜査官の二人となりますが、結局、監獄の説明を受けているだけで何しに来たのかよく分かりません。
そもそも、物語が進むにつれて捜査官の二人自体も何者かも分からなくなり、最終的にどんな目的で動いているのかすら分からなくなる。
中盤過ぎにようやくタイトル回収し始めますが、基本的にほとんど真っ暗でカット割りが激しくて何が起きているのか分かりません。
そう、この作品はすべてにおいて「分かりません」としか表現できず、意味のないオッパイサービスという頭の悪い演出だけに力が入っている。
ケイン・ホッダーだけがなんとか目だっているが、あとはカメオ出演レベルで、単なる顔出しで物語に直接関わっていません。
せめて、もう少し内容を単純にしてくれればいいのに、なぜワケの分からない構成にしたのか分かりませんでした。
この作品に求められるの複雑な構成や凝った演出ではなく、出演しているホラー映画の有名人たちの絡みだと理解して欲しかったです。

コメント

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