【AVA/エヴァ】RE-3591

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アクション

作品データ

公開年月 2020/07/02
ジャンル アクション/サスペンス
原作 なし
監督 テイト・テイラー
脚本 マシュー・ニュートン
製作 ジェシカ・チャステイン、ニコラス・シャルティエ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

アルコール依存症から立ち直ったエヴァ・フォークナーは、完璧な容姿と知性、圧倒的な戦闘能力を持つ暗殺者に転身していた。
エヴァは任務を完璧にこなす一方で、常に標的たちが殺される理由について自問自答を繰り返していた。
そんなある日、エヴァは極秘の潜入任務に臨むが、事前情報の誤りから死にかけるが、生き延びた彼女は組織に不信感を抱くようになるのだった。

登場人物&出演者

エヴァ・フォークナー(演:ジェシカ・チャステイン)

近年の出演作に『タミー・フェイの瞳』、『IT/イットTHE END“それ”が見えたら、終わり』などがあります。

主人公。アルコール依存症から立ち直って暗殺者に転身している。完璧な仕事をこなす事から高い信頼性を持つ。

暗殺する相手に理由を聞いてしまう事がサイモンにバレて、デュークが守ってくれていた。
新たな任務でサイモンに命を狙われ、かばうデュークから休日をもらい家族と再会を果たす。
母親と和解し、妹とマイケルの間に子供ができた事から彼を諦め、デュークの復讐を誓った。
最後はサイモンの襲撃を返り討ちし、家族を海外へ逃し、組織に追われる事になってしまう。

マイケル(演:コモン)

近年の出演作に『THE INFORMER/三秒間の死角』、『ザ・キッチン』などがあります。

エヴァの元婚約者。現在はエヴァの妹であるジュディと付き合っていて同棲までしている。

別れを告げずに立ち去ってしまったエヴァに気まずさを持つが、帰ってきた彼女を許した。
今では勝手に出て行ったエヴァを許すが、まだギャンブルをして大きく負けて借金している。
エヴァがギャンブル場に乗り込んでトニの部下たちを倒し、以前と違う事に戸惑っていた。
最後はエヴァが組織に狙われる事になり、赤ん坊ができたジュディたちと外国へ高飛びする。

ジュディ(演:ジェス・ワイクスラー)

代表作に『女性鬼』、『ラブストーリーズ/エリナーの愛情』などがあります。

エヴァの妹。歌手として活動している。8年前に姉が勝手に出て行ったせいで精神的に不安定となっている。

姉の婚約者だったマイケルと恋人になり、同棲までしてプロポーズを受けても不安定な状態。
以前の姉しか知らないせいで信頼しておらず、マイケルがギャンブル漬けで不安定となる。
マイケルが家に帰ってこないとして姉の部屋を訪れるが、居場所を知らないと言われ帰った。
最後は組織から狙われるようになった姉の言葉に従い、お金を渡されて外国へ高飛びをする。

ボビー(演:ジーナ・デイヴィス)

近年の出演作に『私にだってなれる!夢のナレーター単願希望』、『昏睡病棟/COMA』などがあります。

エヴァの母親。狭心症のせいで入院している。亡くなった夫には浮気の裏切りに遭うも未だに愛している。

8年ぶりにエヴァが帰って病室に来るが、微妙な態度を見ていると入ってくるように言っていた。
エヴァの髪型に対して文句を言って、以前は美容師をしていた事から切ってあげると話した。
薬物中毒だったエヴァよりもろくでもない夫を選んでしまい、それに対し後悔していると話す。
最後はエヴァが組織に狙われる事になって、安全の為に娘たちと外国へ高飛びする事になる。

トニ(演:ジョアン・チェン)

代表作に『ラストエンペラー』、『1911』などがあります。

違法カジノを取り仕切る東洋系の女性。過去に薬物依存だったエヴァを助けて面倒を見ていた。

借金していたマイケルを気に入っているが、必ず取り立てる事から彼を逃すつもりはない。
エヴァが乗り込んで暴力で止めようとして、圧倒的な戦闘力の前に彼女の条件を取り入れた。
ナイトクラブに乗り込んできたエヴァに手下が倒されると、楽しみを邪魔されてブチ切れる。
最後はエヴァに馬乗りでパンチを見舞うが、41人を暗殺したと告白され、ビビってしまう。

デューク(演:ジョン・マルコヴィッチ)

近年の出演作に『レッド・ブレイク』、『ザ・ヴィランズ/悪党伝』などがあります。

エヴァをスカウトしたベテランの暗殺者。エヴァが誰よりも優秀な暗殺者として父親的な役割を果たす。

あくまでエヴァの実力を信じているが、過去に彼女が酒のせいで失敗した事に釘を刺した。
新たな任務でエヴァが失敗するが、自分のせいだとしてサイモンに言って責任を負っていた。
改めてサイモンの元に言ってエヴァについて話しを聞くが、殺されそうになって反撃した。
最後は結局サイモンに負けて捕まってしまい、エヴァに遺言を残して湖に沈められて死亡。

カミーユ(演:ダイアナ・シルバーズ)

代表作に『ミスター・ガラス』、『マー/サイコパスの狂気の地下室』などがあります。

サイモンの娘。父親の組織をサポートして下された命令を忠実に守る。父親の信頼を得ようと必死に動く。

父親の命令を受けて暗殺するエヴァの監視をして、彼女が暗殺の理由を聞いていると知った。
デュークに任務の失敗について問う父親と同席して、その言葉について賛同するしかない。
エヴァを抹消する父親の話しを聞きに来たデュークに銃を向けるが、あっさりと倒された。
最後は父親が抹消の為に向かうも返り討ちに遭い、逃走するエヴァの後を静かに追っていた。

サイモン(演:コリン・ファレル)

近年の出演作に『ジェントルメン』、『ダンボ』などがあります。

暗殺者たちを統率する暗殺者。デュークに暗殺者として育てられているが、組織を第一に考えている。

娘のカミーユにエヴァの監視をさせて、過去に失敗した事を繰り返していると判明していた
デュークにエヴァが組織に対してリスクだとブチ切れ、彼に黙って抹消しようと指示を出す。
エヴァを暗殺しようとしたホテルへ行き、彼女を抹消しようとするも返り討ちに遭っていた。
最後は結局返り討ちに遭ってしまい、エヴァがサイモンを倒すと言い残して湖に沈められた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は『アイ・スパイ』、『マー/サイコパスの狂気の地下室』で知られるテイト・テイラーが監督を務めています。
この作品は主演を務めるジェシカ・チャステインが製作にも名を連ねています。
主演だけじゃなく製作まで参加するジェシカ・チャステインにとって相当気合いの入った作品になっていると思います。
暗殺する相手に対して、その理由を聞いてから始末するが、そのせいで所属している組織崩壊のリスクがあると言われてしまう。
新たな任務で抹消される為に罠を仕掛けられるが、それでもターゲットを殺害してなんとか自力で脱出するという感じになる。
更に主人公が持つ過去まで関わってくるが、どうにも暗殺者である事とあまり繋がっていないからチグハグな印象を持った。
オリジナリティを出そうとした結果だが、この二つのエピソードが溶け込んでいないから物語として微妙でした。
確かに美しいジェシカ・チャステインが暗殺者を演じるのはいいが、すべてにおける要素が薄っぺらい感じがしました。
何より主人公がジェシカ・チャステインであるだけで、キャラクターとしての魅力は今ひとつという感想を持ってしまった。
ここにもっと尖ったような要素があればいいけど、単なるアル中設定だけじゃ弱いし、家庭環境がそこまで悲惨というワケじゃない。
やはり、こういう暗殺者を扱う作品というのはプラベートをあまり物語に絡めすぎると、本来あるべきアクションの良さが失われる典型だと言える。
ジェシカ・チャステインならば、もっと妖艶に立ち振る舞って、男たちを魅了しながら爽快感あるアクションをやるべきでした。
なぜ物語全体を暗い雰囲気にしてしまったのか、これはジェシカ・チャステインが持つ魅力をまったく生かしていないと感じました。

コメント

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