【神さまの言うとおり】VD-737

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作品データ

公開年月 2014/11/15
ジャンル ホラー/サスペンス
原作 金城宗幸、藤村緋二 『神さまの言うとおり』
監督 三池崇史
脚本 八津弘幸
製作 市川南
製作国 日本
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

平凡な高校生の高畑瞬は、ありふれた日常の中で突如、授業中にしゃべるダルマが現れて生徒たちに「ダルマさんが転んだ」ゲームを始めた。
ダルマがこっちを向いている時に動いた物は即座に首を飛ばされ、ワケが分からないまま瞬たちはゲームに参加させられていた。
その後、まねき猫やシロクマと言った謎の殺人キャラが登場し、生徒たちは“負ければ即、死”の残酷極まりないゲームを次々と繰り出されるのだった。

登場人物&出演者

高畑瞬(演:福士蒼汰)

近年の出演作に『カイジ/ファイナルゲーム』、『ザ・ファブル』などがあります。

主人公。ミソラ高校の男子高生。平凡で退屈な日々に飽きていて、世界がぶっ壊れてもいいと考えていた。

「だるま」ではサタケの助言と犠牲でクリアし、「まねきねこ」と「こけし」もクリアする。
「しろくま」で翔子の本音と血によってウソを暴いて、クリアするも複雑な気持ちになる。
「マトリョーシカ」でオニになった天谷を翻弄して捕虜を解放するが、単なるゲームで喜ぶ。
最後はいちかとの将来を語るも生き残り、彼女が死んで、みんなから「神の子」と呼ばれる。

秋元いちか(演:山崎紘菜)

代表作に『悪の教典』、『スタートアップ・ガールズ』などがあります。

ヒロイン。ミソラ高校の女子高生。瞬とは幼馴染み。表では瞬を特別視しておらず、クラスでは人気者となっている。

「だるま」で近くにいてスイッチを押したが、そのせいで他の生徒たちが死んだ生き残った。
「まねきねこ」で瞬の機転に乗じて行動し、「こけし」で合流して「しろくま」まで進む。
「しろくま」で本音をハッキリと言わず、瞬がゲームのウソに気づいてなんとかクリアした。
最後は「マトリョーシカ」の運で負けてしまい、瞬に別れを告げて体を消滅させられた。

高瀬翔子(演:優希美青)

代表作に『暗殺教室』シリーズ、『極道大戦争』などがあります。

中学校時代に瞬やいちかと同級生で転校している。現在は違う高校に通っている。中学生の時にイジメを受けていた。

屋上から投身自殺しようとして瞬に出会い、彼のおかげで救われて静かなる片思いをする。
「こけし」で瞬と再会を果たし、ゲームに指名される彼が先に行っておかげで助けられる。
瞬に救われた時に壁へ投げていたカップの取っ手をお守りにして、ずっと大事に持っていた。
最後は「しろくま」でマエダたちに裏切り者と言われ、瞬に告白してそのまま殺された。

サタケ(演:染谷将太)

近年の出演作に『大怪獣のあとしまつ』、『唐人街探偵/東京MISSION』などがあります。

ミソラ高校の男子高生。瞬の親友でいつもやる気のない表情をしている。その為、常に冷静な考え方をする。

理由もなく始まった「だるま」のデスゲームでクラスがパニックになる中、唯一冷静にいた。
目の前のデスゲームについてクリアする事が第一だと考えて、他の生徒を落ち着かせていた。
「だるま」のスイッチを押せばクリアできるとして、踏み台になって瞬を飛ばして成功する。
最後は押した人間しかクリアできないルールから、頭を吹き飛ばされて気づかずに死んだ。

奥栄治(演:入江甚儀)

代表作に『キカイダー/REBORN』、『窮鼠はチーズの夢を見る』などがあります。

ダイテンドウ学園の男子高生。「こけし」ではマエダと逃げ回っていて、瞬たちと合流してようやくクリアした。

「しろくま」のデスゲームではウソをつく人に、パセリが好きだと言ったサナダを指名した。
次にマエダの指摘で違う高校の翔子が裏切り者だと断定し、彼女を殺させるも悪気がない。
「マトリョーシカ」ではいち早く天谷に捕まり、瞬が助けてくれると思わずに絶望していた。
最後は生き残ったとしてアイスを食べるが、マエダやいちか同様に運で負けて消された。

マエダコタロウ(演:高橋直人)

代表作に『カミングアウト』、『きょうのキラ君』などがあります。

ダイテンドウ学園の男子高生。奥と同級生で「こけし」をクリアして一緒にカギを手に入れていた。

「しろくま」でウソを誰が言ったのか冷静に考えて、奥に乗じてサナダを指名していた。
次のウソでは同じ高校である奥と、瞬たちの共通点を見出し、翔子が裏切り者だと断定した。
ゲームがしりとりだと気づき、「マトリョーシカ」では天谷に簡単に捕まっててしまう。
最後は生き残ったとしてアイスを食べるが、実際は運で負けて奥やいちかと消滅させられた。

天谷武(演:神木隆之介)

近年の出演作に『ホリック/xxxHOLiC』、『ノイズ』などがあります。

ミソラ高校の男子高生。瞬といちかの同級生。普段は一匹狼で不良たちをボコボコにして自由に生きている。

「だるま」で生き残り、「まねきねこ」でクリアさせ、「こけし」でもクリアに助力した。
退屈な世界に飽きていて、「神の子」と呼ばれる事に気持ちよさを持ち平然と殺人をする。
瞬を自分と同じ人間だと認めていて、ゲームの本質をいち早く掴むもワザと殺させていた。
最後は缶蹴りゲームで瞬に敗れてしまうが、運で勝利して人々から「神の子」と呼ばれ喜ぶ。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は『別冊少年マガジン』と『週刊少年マガジン』で連載された同名漫画の実写映画です。
この作品は幅広いジャンルを手がける三池崇史が監督を務めています。
残念ながら原作のマンガは知らなかったし、当然ながら読んだ事がないので、あくまで実写映画として評価しかできません。
いわゆるデスゲーム系の映画というヤツで、これは邦画だと『バトル・ロワイアル』を元祖にして様々な映画が作られました。
本作はいきなりデスゲームが始まっていくが、登場するのは日本にある古くからの遊びなどで懐かしさとのギャップによる恐怖を演出しています。
「だるま」、「まねきねこ」、「こけし」、「しろくま」、「マトリョーシカ」と最初はいいけど、段々と単なるしりとりを成立させる為のデスゲームに詰めの甘さを感じた。
日本風の道具や遊びを使うなら、最後まで貫いて欲しかったので、そこら辺ができなかった時点でその程度に感じてしまいました。
邦画のCGレベルはリアルな描写がムリなので、開き直ってアニメみたいな感じなったのは、それはそれで面白い演出だと思いました。
個性的なデスゲームの支配者たちのキャクターも悪くないし、インパクトについても申し分ないだけにもったいないと感じました。
それと邦画における最大の問題は出演者であって、いつもながら実力者じゃなく、事務所のパワーバランスで選ばれる点でも分かるだろう。
本作で最もインパクトがあって上手い演技をやっていた神木隆之介が頭一つ抜けていて、あとはその他大勢というレベルに留まっていました。
あくまで与えられたキャラクターの役割をこなしているだけで、そこに出演者たちが与えるべき工夫が神木隆之介しか発揮していなかったです。
特に主人公を演じた福士蒼汰は本当に顔だけで、有利な設定や恵まれた状況だけでやっているようにしか見えなかったです。
どうやら続編を狙っているようだが、神木隆之介のキャラクターだと主人公はできないし、福士蒼汰だと厳しいのでないと思います。

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