【アルマゲドン・サーガ】RE-3529

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あ行

作品データ

公開年月 2021/02/22
ジャンル SF/アクション
原作 なし
監督 カレブ・レホフスキー、ポール・プレット、ジョナ・シュワルツ
脚本 カレブ・レホフスキー、ポール・プレット、ほか
製作 ジョナ・シュワルツ、ジェレミー・ダッシュ、ほか
製作国 アメリカ、ドイツ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

近未来、世界的なパンデミックと感染者たちのゾンビ化により人類文明は壊滅した。
富裕層は空中都市に逃げ込むが、貧しい生存者たちは地上に取り残され、それぞれが生き延びる道を模索していた。
物資も希望も絆すら失ってしまった地球上の人間たちは、荒涼とした地上で途方に暮れる日々を送るのだった。

登場人物&出演者

アレクサンダー(演:デヴィッド・マスターソン)

代表作に『ピエロがお前を嘲笑う』、『スタング』などがあります。

2031年のドイツで生き残っている孤高な男。元兵士でガイガーカウンターを使って怪物から逃げている。

水を求めて地図にある川をたどっていると、生き残ったジョシュアと遭遇して共に行動する。
シェルターに行くべきだと訴えるジョシュアを無視するが、水がなくなって仕方なく提案に乗る。
ジョシュアが怪物に追われ、最初は見捨てようするが、気持ちが変わって彼を助け出した。
最後は水を台無しにしたジョシュアの告白を聞いて、ブチ切れると彼を容赦なくボコボコにした。

ジョシュア(演:シェイマス・F・サージェント)

代表作に『トム・オブ・フィンランド』、『レディ・マエストロ』などがあります。

2031年のドイツで生き残っていた男。ツギハギの服装でありながらネクタイをしている。ピアノを数曲弾ける。

滞在していた廃墟にアイザックがやって来ると、一緒にシェルターへ行こうと提案していた。
怪物の存在を知らず警告するアレクサンダーを信じず、手に入れた水に黙ってネズミを入れた。
シェルターに到着すると勝手に動いて、怪物に追われるとアレクサンダーに助け出されていた。
最後はアレクサンダーに感謝を述べると、正直に水を台無しにしたと告白してボコボコにされた。

レックス(演:メレディス・ローズ)

本作が長編映画デビュー作となります。

2036年のカナダで生き残る少女。父親が殺され、母親も感染した事でキャルが空中都市へ連れて行ってもらう。

住んでいた村に毒物を混入されて家族が感染するが、空中都市で治療ができるとして向かった。
感染者を排除する者にキャルがやられそうになり、自分に言い聞かせて敵を倒して助け出す。
2046年に空中都市から去って、キャルと誰もいない地上で暮らし、治療薬を探しながら旅する。
最後は同じく感染した女性から治療薬のある場所を聞いて、キャルとともにそこを目指した。

キャル(演:コーリー・ラダメーカー)

代表作に『A Scratching Sound』、『Whispers in the Wheat』などがあります。

2036年のカナダで生き残る男性。顔に多くの傷を持っている。地元の人間でレックスを連れ出す役目を担う。

豊かな土地だった場所を外部の人間に荒らされ、それに対して諦めたような言葉を吐いていた。
レックスの母親に言われて空中都市まで連れて行くが、自分も一緒に行けるとして引き受けた。
2046年に空中都市から去って、地上で感染が進行するレックスの為に治療薬を探し回っていた。
最後は感染した女性から治療薬のある都市について聞いて、レックスとともに向かう旅に出た。

マヤ(演:マニ・L・ペレス)

代表作に『Couples Therapy』、『アンボーン』などがあります。

2046年に生き残っていた女性。50人規模のシェルターで暮らし、ヴァルとともに発電機を探していた。

アイザックが仕掛けた罠で右足を負傷し、彼のアジトに連れてこられて電気の存在を知った。
発電機をどうしても持ち帰りたい気持ちが強く、反対していたヴァルを説得しようとした。
油断したアイザックから銃を奪い取り、核融合炉がある場所へ連れて行ってもらい発見した。
最後はアイザックに電気を消され、混乱した発砲したヴァルに誤射されて呆気なく死んだ。

ヴァル(演:ジェナ・ローズ・サンダー)

代表作に『Sanitatum』などがあります

2046年に生き残っていた女性。マヤとともに50人が生きるシェルターで暮らし、発電機を求めて探していた。

地中に仕掛けた罠でマヤが負傷すると、油断したところでアイザックに銃を突きつけられた。
アイザックのアジトにやって来ると、核融合炉の存在を知って微かな希望を抱く事になる。
マヤが発電機を持ち帰ろうとする案に渋るが、銃でアイザックを脅した彼女に従っていく。
最後は誤射でマヤを撃ち殺し、アイザックと銃を向け合い、お互いに引き金を引いてしまう。

アイザック(演:ジェレミー・ダッシュ)

代表作に『コップ・アウト/刑事した奴ら』、『モンスター:その瞳の奥に』などがあります。

2046年に生き残っていた男性。長らく電気が失われていた中で、核融合炉によって数年分の電力を得ていた。

発電機を探しにやって来たヴァルとマヤを捕まえると、二人を自分の隠れ家に連れて行った。
楽園だと称して二人に食事を与えるが、発電機を欲しがったマヤの反撃を受けて核融合炉へ行く。
ヴァルの誤射でマヤが死んで、楽園だとまた言い出すが、大切な人の自殺を言われてブチ切れる。
最後は核融合炉を持っていこうとしたヴァルと銃口を向け合い、お互いに引き金を引いてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は「アルマゲドン」と付いているが、当然ながらマイケル・ベイの作品とは無関係です。
この作品は主に3つの年代に分かれて展開しているオムニバス形式で、それぞれが単独の物語になっています。
一本目は生き延びようとする元兵士の生き延びる男、二本目は感染した少女を助ける男、三本目は発電機を探す二人組の女性と隠す男という感じです。
低予算映画でありながら脚本家が5人もいるので、オムニバス形式にしてそれぞれが同じテーマで作ったような印象を受けました。
登場人物たちは独立した物語の中で動いていて、そのせいで横の繋がるがほとんどないから同じ作品とは思えない。
一本目の作品はなかなかよく出来てたが、二本目に少女が登場して緊張感がなくなり、三本目では蛇足でしかなかったです。
つまり、本作は一本目の作品を物語の基軸として、オムニバス形式にすれば、もっと面白くなったのに残念でならない。
それを知らずに鑑賞していると、独立した物語の関係性を期待して鑑賞するが、結局関係ないと分かってガッカリしてしまう。
やはり、こういうオムニバス形式を採用するならば、意味のある物語を作らないといけないと感じるところがある。
あくまで本作は脚本家たちの自己満足だけで終わってしまい、鑑賞する側の気持ちをほとんど考慮しないとこういう作品になるという見本になりました。
結局、この作品は何が言いたかったのか分からないし、あったとしてもまったく伝わっていない時点で構成が間違っているとしか言えないです。

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