【アナベル/死霊人形の誕生】VD-928

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あ行

作品データ

公開年月 2017/08/11
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 デヴィッド・F・サンドバーグ
脚本 ゲイリー・ドーベルマン
製作 ピーター・サフラン、ジェームズ・ワン
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

12年前に最愛の娘を亡くして以来、悲しみから立ち直れずにいる人形師のサミュエル・マリンズとその妻エスター。
そんなある日、夫婦は孤児院の少女6人とシスター・シャーロットを受け入れ、家の中が賑やかになってエスターは元気を取り戻していく。
足の不自由なジャニスは何かの気配を感じて、夫婦の亡き娘の部屋に忍び込み、図らずも恐るべき力を秘めた人形アナベルの封印を解いてしまうのだった。

登場人物&出演者

ジャニス(演:タリタ・ベイトマン)

代表作に『フィフス・ウェイブ』、『ヴェンシェンス』などがあります。

聖ユースタス女子孤児院の一人。ポリオによって左足が不自由となって杖を使って歩く。リンダとは姉妹のような関係。

マリンズ家に来て勝手にアナベルの部屋を見てしまい、そのせいで魂を狙われるようになる。
懲りずにアナベルの部屋に来るとアナベルが襲ってきて、高所から突き落とされてケガする。
ついにアナベルが迫って抵抗できず魂を奪われると、歩けるようになって姉たちを襲った。
最後はシャーロットに部屋へ監禁されるが脱出し、里子となって12年後の養父母を殺害。

リンダ(演:ルル・ウィルソン)

代表作に『ウィジャ・ビギニング/呪い襲い殺す』、『レディ・プレイヤー1』などがあります。

聖ユースタス女子孤児院の一人。年齢が近く左足の悪いジャニスを姉妹のように思う。彼女の為にガマンもしている。

ジャニスが勝手にアナベルの部屋に入ってケガして心配し、一人で寝る事を不安視していた。
アナベルに取り憑かれたジャニスの様子がおかしいと気付き、人形を処分するも怒らせた。
シャーロットが止めようとする通じず、殺されそうになって一人だけ家の中で逃げ回った。
最後はシャーロットがジャニスを監禁部屋に封印し、なんとか生還を果たす事ができた。

ナンシー(演:フィリッパ・クルサード)

代表作に『ラスト・ワールド』、『Now Add Honey』などがあります。

聖ユースタス女子孤児院の一人。年長者のキャロルに次ぐ年上。常にキャロルの後ろからついて行っている。

ジャニスとリンダを嫌っているキャロルと違い、そこまで嫌っているような様子を見せない。
キャロルと一緒に夜しゃべっていると、エスターがやって来たとして激しく恐怖をしていた。
ジャニスがケガして何かを見ていた事から怖がり、サミュエルが死んで更に恐怖を持った。
最後は悪魔に乗っ取られたジャニスが暴れると、シャーロットの指示で逃げ回って助かった。

キャロル(演:グレイス・キャロライン・カリー)

代表作に『シャザム!』シリーズ、『FALL/フォール』などがあります。

聖ユースタス女子孤児院の一人。年長者。ジャニスとリンダをよく思っていない。男の子に大きな興味を持つ。

ナンシーと夜な夜なしゃべっていると、懐中電灯が消えてエスターを見て恐怖していた。
翌日には不安を持つナンシーがジャニスに話すが、単なる気のせいだとして片付けていた。
ジャニスがケガをしてさすがに心配すると、悪魔に取り憑かれた状態で危険だと察知した。
最後はシャーロットの指示を受けて逃げ回り、家に再び封印してなんとか生還を果たした。

シスター・シャーロット(演:ステファニー・シグマン)

代表作に『007/スペクター』、『バッドガイズ!!』などがあります。

聖ユースタス女子孤児院の修道女。マリンズ家が自分を含めて孤児たち全員を引き取ってもらえる事に感謝する。

ジャニスが勝手にアナベルの部屋に入った事を知って、告解を聞いて静かに注意をしていた。
サミュエルがいない間にエスターから呼ばされ、顔の左側を人形の仮面を付けていると知る。
ついにジャニスの魂が悪魔に支配され、リンダを殺そうとして止めようとするも失敗する。
最後はジャニスと人形を監禁部屋に封印し、警察に捜索を頼むも見つからず子供たちと去る。

エスター・マリンズ(演:ミランダ・オットー)

近年の出演作に『ダウンヒル』、『ホンモノの気持ち』などがあります。

サミュエルの妻でビーの母親。体の弱い娘を常に心配して夫に話すが、一緒に遊んだりして仲良くやっていた。

教会からの帰りに道へ飛び出した娘が車に轢き殺され、大きな心の傷を負ってしまった。
寝たきりの状態となって夫と暮らしていたが、聖ユースタス女子孤児院を家に受け入れた。
過去に娘を亡くした事実に耐えきれず、とあるカルト集団に頼るも悪魔で左顔面を失った。
最後は事情を聞きに来たシャーロットに話すが、解き放たれた悪魔に無惨に殺されてしまう。

サミュエル・マリンズ(演:アンソニー・ラパーリア)

代表作に『ハッピーフィート』シリーズ、『レディ・ガイ』などがあります。

エスターの夫でビーの父親。地元でも有名な人形師。家族との絆を大切にしていて、体の弱い娘を心配している。

教会から帰る時に車のタイヤがパンクして修理するが、娘が飛び出したせいで亡くしている。
聖ユースタス女子孤児院から女の子や修道女を受け入れ、寝たきりとなった妻を看病する。
実は過去に娘を亡くしたショックからカルト集団に頼るが、悪魔だと知って人形を封印した。
最後はリンダに封印を解いた聞いて十字架を取り出すが、強力すぎる力の前に殺されていた。

ビー/アナベル・マリンズ(演:サマラ・リー)

代表作に『アナベル/死霊博物館』、『Indivisible』などがあります。

サミュエルとエスターの一人娘。体が弱く外に出る事が少ない。両親からたっぷりの愛情を注がれていた。

人形師の父親から限定品の人形をもらい、体が弱いながら家族の中心として幸せを見せる。
教会での帰り道で車がパンクし、父親が交換する時にネジが飛んで拾おうとして轢死した。
両親がとあるカルト集団に頼って魂を呼び戻したが、その正体は悪魔で別物だとバレていた。
最後はジャニスの体を奪ってリンダを殺そうとして封印されるが、抜け出して里子となる。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は「死霊館ユニバース」における4作目で、『アナベル/死霊館の人形』における前日譚となる作品です。
この作品は『ライト/オフ』や『シャザム!』シリーズで知られるデヴィッド・F・サンドバーグが監督を務めています。
実在する恐怖の人形であるアナベルの前日譚となる本作ですが、前作の『アナベル/死霊館の人形』も微妙な印象でした。
やはり、本編となる『死霊館』シリーズと比べて関係性が薄い上に、面白いと感じたホラーの演出がちょっと違ってしまった。
『死霊館』シリーズはジャパニーズ・ホラーと、アメリカン・ホラーのいいとこ取りをしているので、このバランスが悪くなる微妙になってしまう。
まさにこの「アナベル」シリーズはそうなっていて、アメリカン・ホラーのビックリさせる演出が多すぎて普通のホラー映画になっています。
それになんでも人形が元凶として注目されるのに、実際は造形が怖いだけで直接的な影響はあまりない思わせぶりな感じも微妙でした。
本作ではハッキリと悪魔が姿を現してしまうが、物理的な性質を持っているのか知らないけど、ドアを閉められると入れないのはどうかと思ってしまう。
物語の視点が最初ジャニスになっていたが、次にリンダへ映っていく展開は悪くないけど、そのやり方がちょっと雑に感じました。
最終的に対抗手段のないまま主人公たちが逃げ回るだけになるので、そこら辺の緊張感が一方通行すぎたような気がしました。
やはり、あくまでスピンオフのシリーズであって、本編があっての本作になってしまい、単独の映画としての魅力はあまり感じられなかったです。

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