【セミマゲドン】VD-649

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洋画

作品データ

公開年月 2018/10/29
ジャンル パニック/コメディ
原作 なし
監督 デヴィッド・ウィリス
脚本 デヴィッド・ウィリス
製作 デヴィッド・アギレラ、ボー・クロフォード、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

元メジャーリーガーだが、今や落ちぶれる一方のジョニーは鬱屈した日々を送っていた。
そんなある日、突然変異によって巨大化した殺人セミの大群がロサンゼルスを襲撃し、平和な街は大パニックに陥ってしまう。
生まれ故郷を守る為、ジョニーとその仲間たちは米軍ですら歯が立たない最強セミ軍団の退治に乗り出すのだった。

登場人物&出演者

ジョニー・バッシュ(演:ジェフリー・ライアン・ケント)

代表作に『ザ・ブレイブ・ウォー/第442部隊』などがあります。

主人公。元メジャーリーガー。少年だった頃にコーチがセミのせいで殺され、それ以降は虫嫌いとなっている。

シンディとの仲も険悪になり、彼女が親友のランディに気があると事に気付くも何も言わず。
ネルソンと合流して昆虫オタクとして一人だった彼の気持ちを察して、なぜか友達になった。
警察署に行くも襲撃され断念し、避難したところでネルソンが襲われ後始末をする事になる。
最後はシンディをランディに預け、単独でセミたちをバットで倒すもバラバラになり死亡。

シンディ(演:カサンドラ・ハイン)

代表作に『The Pod』などがあります。

ヒロイン。ジョニーの恋人。生活費を稼ぐ為にポールダンサーをする。女優志望でオーディションを受ける。

過去に有名なドラマで端役として出演するが、今はポールダンサーとして日銭を稼いでいる。
ダメ男になったジョニーに辟易し、彼の親友であるランディにずっと色目を使い誘っていた。
ネルソンと合流し警察署に行くも襲撃された事から断念して、ケガしたランディを心配する。
最後はジョニーがセミと一人で戦い犠牲となる中、ランディとイチャイチャして店に帰った。

ランディ(演:ボー・クロフォード)

本作が長編映画デビュー作となります。

ジョニーの幼馴染みで親友。バーを経営している。引退したジョニーのバットなどを飾っている。

仕事がないジョニーとポールダンサーをするシンディが倦怠期を迎えている事を危惧してた。
ネルソンの登場で突然変異したセミの存在を知り、街へ繰り出して彼の家まで避難をする。
警察署も襲撃を受け逃げる際に腕を突然変異したセミに噛まれ、ジョニーに応急処置される。
最後はジョニーが突然変異したセミの大群を倒し、シンディとイチャイチャして店に帰った。

ネルソン(演:マイク・ニールセン)

代表作に『Southland Tales』などがあります。

昆虫オタク。17年前から母親の影響で昆虫に興味を持ち、成長してから昆虫オタクとなっていた。

公園で写真撮影している時に突然変異したセミの幼虫を見つけ、殺して大学へ行こうとした。
道中でランディの店に立ち寄り、ジョニーたちと合流し自分の家まで避難をするべきと助言。
警察署まで情報提供の為に向かうが、突然変異したセミに襲撃され断念して避難してしまう。
最後は突然変異したセミを倒そうと動くも脊髄をやられ、ジョニーに助言し処理してもらう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は近年においてバカ映画を多く配給するコンマビジョンが配給した作品となります。
この作品はデヴィッド・ウィリスにとって長編映画監督と脚本デビューとなります。
世の中にはバカ映画とクソ映画とゴミ映画と分けられますが、今回は久しぶりにバカ映画を鑑賞した感じになります。
原題が『CICADA!』というセミをそのままタイトルにしていますが、邦題が『セミマゲドン』というセンスあるモノになっています。
こういうバカ映画に付ける邦題というのは内容も相まって、意外にもセンスの良い邦題が多い印象を持ちます。
そんな本作は中国製の薬剤を撒いたせいでセミが突然変異して、17年後に成虫となって人間の骨髄液を狙う殺人セミになります。
完全にバカみたいな設定であるが、邦題の通り街はあっという間に地獄絵図となってしまうところは間違っていないです。
物語は元メジャーリーガーと恋人の倦怠期を中心に、親友のバー店長と昆虫オタクだけで回しているような感じです。
ほとんどの登場人物は出オチのような感じになっているので、物語を実際に動かすのは上記の4人だけとなっていました。
死が近くまで迫っているのに仲間内で揉めるのはアメリカらしく、緊張感を意図的になくしているような感じだろうと思います。
主人公がメジャーリーガーだった設定についても、もう少し野球選手っぽくすればいいのに、明らかな素人もまた狙いだろう。
昆虫オタクが友達になって犠牲になったのは、多分、生き残ったとして扱いが難しかったのかもしれないだろう。
ヒロインがずっと欲求不満でビッチさを出して、主人公が死んでも悲しみは数秒の幼馴染みの親友もまたギャグな立ち回りをしたかったのでしょう。
最近は目立ってきたコンマビジョンだが、サメ映画も多く配給しているので、今後は注目するべき映画配給会社になりそうな予感です。

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