【少女生贄】RE-3266

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洋画

作品データ

公開年月 2013/11/26
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 アンソニー・レオナルディ三世
脚本 ジョナサン・W・C・ミルズ
製作 マイケル・ウィリアムズ、ロブ・エリック、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

カンザス州の小さな町スタルに越してきたダンは引退するキングズマン牧師の代わりになる為にやって来ていた。
訪れる者があまりいない小さな町の為、住民たちはダンたちの引っ越しを手伝い、彼の一家を盛大に歓迎してくれた。
しかし、ある夜から長女のレベッカが悪夢にうなされるようになると、優しかった住民たちの行動に異変が起き始めるのだった。

登場人物&出演者

レベッカ・ブランフォード(演:レベッカ・ブランデス)

代表作に『マーダー・フィルム』、『ベルフラワー』などがあります。

主人公。都会から田舎町に越してきた一家の長女。引っ越しに関しては同意していなかった。

なぜか家族の中心的な存在になっていて、何かあると意見を求められる主人公的な立場に。
早速と気になったノアに話しかけると、積極的に近づき、退屈な町で楽しみを見つける。
妹の異変に気付くと、教会へ行っていた父親を呼びに行くも役に立たず、ノアに助けられた。
最後は開いた地獄の門を閉じる役割となり、次の生贄が来ると、彼らを導く役目となった。

ノア(演:イーサン・ペック)

代表作に『ファイナル・ゲーム』、『クリスマス・カレンダー』などがあります。

田舎町に住んでいる青年。道に迷ったレベッカたちの前で羊を屠殺して血を貯めていた。

教会での賛美歌や説教を聞かずに途中退出し、当然のように目をつけたレベッカが来る。
当初はぎこちないデートをするが、実は家族が生贄となってレベッカを導く役目を担う事に。
キングズマン牧師に説得され、悪魔に取り憑かれた妹から逃げるレベッカたちを助けた。
最後は役目を果たす為にレベッカを動かし、地獄の門を閉じる為に彼女の血を使った。

メアリー・ブランフォード(演:ジェニファー・ストーン)

代表作に『ウォルター少年と、夏の休日』、『ミーン・ガールズ2』などがあります。

ブランフォード家の次女。スタイルが良くて可愛らしい姉と違ってワガママで存在感がない。

あくまでレベッカが家族の中心なので、オマケみたいな扱いながら自分の立場を理解する。
住民からのケーキの差し入れを勝手に食べるが、中に牙が混入して口の中をケガしてしまう。
その後は調子が悪くなって一度回復するが、キングズマン牧師により悪魔に取り憑かれる。
最後は両親を殺し、逃げた弟も殺していくが、地獄の門が閉じられてそのまま死亡する。

クリストファー・ブランフォード(演:カーター・カバッサ)

代表作に『フライト』などがあります。

ブランフォード家の長男。レベッカよりも年が近いメアリーと行動する事が多い。

新しい家で部屋選び競争していたが、レベッカの方が先に決める権利があると主張した。
寝る前に飼っているアリの巣をレベッカと観察し、その生態について詳しく説明していた。
メアリーが取り憑かれ、逃げるべきだと話すもレベッカが車から降りて危険だと主張した。
最後は他人の家に逃げるも追い出され、結局は捕まってあっさりと干からびて死亡した。

ウェンディー・ブランフォード(演:アン・ヘッシュ)

近年の出演作に『ベスト・オブ・エネミーズ/価値ある闘い』、『あなたの旅立ち、綴ります』などがあります。

レベッカの母親。キングズマン牧師の代わりとして田舎町に行く事に不安を抱いていた。

神の計画だとして夫に説得されると、牧師の妻として認識して不安を持ちながらも承諾する。
引っ越し業者がおらず、町の住民が協力しているところで不安が一気になくなっていた。
すぐに町を気に入っていたが、次女が調子を崩して心配するも、右往左往しかできなかった。
最後は悪魔に取り憑かれた次女から逃げるが、結局は捕まって肉体が干からびれてしまう。

ダン・ブランフォード牧師(演:ジェームズ・タッパー)

代表作に『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』、『スマイル、アゲイン』などがあります。

レベッカの父親。都会に住んでいたが、引退するキングズマン牧師の代わりとして引っ越す。

田舎町に来る事に不安を抱いていたが、牧師らしく神の計画だと悟って快く引き受けた。
当初は道に迷ってしまい、町の住民に声をかけられて、その道案内でようやく到着を果たす。
娘が調子悪くなって寝込んでいたが、キングズマン牧師の呼び出しを優先してしまう。
最後は悪魔に取り憑かれた次女を祈りで助けようとするが、結局は意味がなくて殺された。

キングズマン牧師(演:クランシー・ブラウン)

代表作に『ハイランダー/悪魔の戦士』、『ショーシャンクの空に』などがあります。

スタルという田舎町で長年牧師を務めてきた。引退するという事で代わりの人を待っていた。

代わりとなるブランフォード一家がやって来ると、住民とともに彼らを盛大に出迎えていた。
ノアの面倒をみる保護者であるが、それは彼の家族が生贄となって責務を果たしているだけ。
自分の血を使って地獄の門を開いて、メアリーに悪魔を取り憑かせて状況を静観していた。
最後はノアが役目を果たしてくれると、地獄の門が閉じられる様子をずっと見ていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はロックバンド「ガンズ・オブ・ローゼズ」のギタリスト、スラッシュが音楽を手がけた作品となります。
スラッシュが本作の為に設立した制作会社では、VFXのスタッフは『スター・トレック/イントゥ・ザ・ダークネス』や『トランスフォーマー』に参加しています。
とにかく、この作品はジャケットのインパクトが非常に強くて一時だけ話題になりました。
確かにジャケットのような状況になりますが、さすがに「ンボボボボォォ」という効果音は残念ながらありませんでした。
物語としては非常にスローペースな感じで展開し、前半は主人公と地元の青年と退屈すぎるデートで眠くなります。
ただ、それを抑制するのはタンクトップとなった主人公を演じるレベッカ・ブランデスの可愛さとエロティックな容姿だろうと思います。
やはり、タンクトップと赤毛はよく似合いますし、そのおかげで退屈すぎるシーンを充分にカバーできたと思います。
物語が本格的に動き出すのは中盤を過ぎた辺りになりますが、なぜか主人公の妹が犠牲になってしまい、弟の処遇もまた可哀想すぎました。
両親がここまで役に立たないとは思わなかったし、父親が牧師なのに悪魔と対決すると思ったら、あっさりと殺されるというマヌケぶりでした。
結局、本作では町が地獄の門に通じている事で、定期的に生贄を出さないといけないらしく、生贄となった家族の生き残りが次の生贄を導いていく感じになります。
つまり、本作は循環している悪魔への生贄の一つで、解決しないので、別に主人公は誰でも良かったような印象を持ちました。
本作ではアン・ヘッシュが先頭にクレジットされているが、この中では知名度が一番高いからで物語では特に重要な立ち位置じゃなかった。
この作品ではジャケットのインパクトだけで、他は地味すぎて面白味にかける印象でした。

コメント

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