作品データ
公開年月 | 2006/08/15 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | マーク・ブーマン |
脚本 | デヴィッド・ムーア |
製作 | エミリー・フェイス・クック、ジェン・ヘルウィグ、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
ティファニーや姉のジェニカ、その恋人のマイクと牧師の息子であるジョセフが彼女たちの両親が購入した湖畔のロッジを目指す。
到着するとティファニーたちの両親がおらず、ロッジに入れないままジェニカが湖から千切れた腕を引き上げてケガを負ってしまう。
姉と仲違いするティファニーがマイクをめぐってケンカすると、ジョセフが外でゾンビのような怪物を見かけるのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は監督の他に脚本家、プロデューサー、編集として活躍するマーク・ブーマンの長編映画デビュー作となります。
この作品は完全なる低予算のゾンビ映画となっていて、主要の登場人物は片手で数えるぐらい分かりやすい展開になります。
タイトルにあるようにゾンビは水の中から登場しているが、感染ルートにオリジナリティを出そうとしていました。
本作は王道的なゾンビ映画と少し違っていて、なぜか幽霊の要素を取り入れるという意味不明な試みをしていました。
そうなってくると、襲われると物理攻撃で撃退する事ができるけど、オリジナリティとして祈りの言葉でも対応できてしまう。
聖書の言葉はそんな簡単に効くのかと言いたくなるし、個人的にキリスト教の聖なる力については懐疑的で説得力に欠けていると感じています。
ですので、名作『エクソシスト』では悪魔祓いを神父がやっているけど、あくまでファンタジーとして捉えています。
ゾンビに祈りの言葉が通じるのは本作でオリジナリティを出そうとしているが、ファンタジーにファンタジーを重ねているから納得はできなかったです。
あとはゾンビに襲われる展開とは別に、姉妹の確執を描いているが、回想のシーンを入れるタイミングが下手すぎて笑ってしまう。
姉妹の確執が繰り広げられるせいでゾンビの襲撃がマイルドになってしまい、元々怖くないのに緊張感すら自分たちで潰してしまっている。
唯一の救いとして主人公のティファニーが美人である点で、姉が回想の時はいいけど、それ以外が微妙すぎて残念な感じでした。
主人公たちが助かって、そこで物語終わっているが、なぜか生活を再スタートさせたエピローグがあったのに中途半端な終わり方で蛇足の何モノでもなかったです。
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