【バタリアン】RE-86

スポンサーリンク
洋画

作品データ

公開年月 1985/08/16
ジャンル ホラー/コメディ
原作 なし
監督 ダン・オバノン
脚本 ダン・オバノン
製作 トム・フォックス
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

アメリカのケンタッキー州ルイビルにある医療品倉庫で働く事になったフレディは、先輩社員のフランクから軍の移送ミスで地下室にゾンビが保管されている話しをする。
興味本位から二人はゾンビが入ったタンクを叩いてみると、突然ガスが噴出し、それは死体を蘇らせる「トライオキシン245」だったせいで解剖用の死体が蘇る。
事態の収拾をしようとした社長のバートは、隣の墓地で葬儀屋を営むアーニーに焼却してもらうが、その煙は雨となって死体がゾンビ化して脳ミソを求めて暴れ始めるのだった。

登場人物&出演者

バート・ウィルソン(演:クルー・ギャラガー)

代表作に『殺人者たち』、『エルム街の悪夢2/フレディの復讐』などがあります。

医療品倉庫の社長。独立記念日という事でいつもより早く帰ろうとして、片付けをフランクとフレディに任せる。

「トライオキシン245」のガスが漏れて連絡を受けると、死体が動き出して処分を考えた。
25年来の友人である遺体処理係のアーニーに頼み、動く解剖用の遺体を焼却炉で処分させる。
墓地の死体が蘇生してゾンビに襲われる状況になり、ティナたちが合流して警察に連絡する。
最後はグローバー大佐まで話しが行くと、一帯を浄化する爆弾が落とされてみんなと死んだ。

アーニー(演:ドン・カルファ)

代表作に『ファール・プレイ』、『密殺集団』などがあります。

医療品倉庫の隣にある墓地で遺体処理係する。バートは25年来の友人である。身を守る為に銃を携帯している。

「トライオキシン245」のガスで蘇生した解剖用死体を処理するべく、バートに頼まれた。
最初は狂犬病のイタチを言われるが、信じられず秘密を守ると誓うと動く腕を見て驚いた。
焼却炉で焼くもそのせいで墓地の死体が蘇り、ティナたちが合流して窓とドアを封鎖する。
最後はゾンビ化したフレディに天井裏へ追い詰められ、浄化する為に落ちた爆弾で死んだ。

ティナ(演:ビバリー・ランドルフ)

代表作に『シェナンドー河』、『ザ・プリズンブレイク/大脱獄』などがあります。

パンクファッションの若者グループの女性メンバー。フレディの恋人でファッションは普通でパンクじゃない。

フレディの仕事が22時に終わるという事で、それまで仲間と墓地で遊んで時間を潰していた。
時間となって医療品倉庫へ行くと、地下室にいたタールマンに遭遇し仲間たちに助けられた。
葬儀社まで逃げると体調が悪化したフレディと再会し、ゾンビ化する事から礼拝堂に行く。
最後はゾンビ化したフレディから逃げ、アーニーと天井裏まで行くと爆弾が落ちて死んだ。

スパイダー(演:ミゲル・A・ヌネス・ジュニア)

代表作に『リーサル・ウェポン3』、『ストリートファイター』などがあります。

パンクファッションの若者グループの男性メンバー。唯一の黒人でサブリーダー的な立場として立ち回る。

フレディが仕事を終えるまで墓地で遊んでいて、全裸で踊り始めたトラッシュを見て喜ぶ。
墓地の死体が蘇っていくと、みんなで逃げて葬儀社まで行ってアーニーに入れてもらった。
窓やドアを木板などで封じ込み、バートと避難する為にパトカーを取りに行き倉庫に逃げた。
最後はタールマンをなんとか回避して、グローバー大佐に連絡がつくと爆弾が落ちて死んだ。

トラッシュ(演:リネア・クイグリー)

代表作に『悪魔のサンタクロース/惨殺の斧』、『エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター 最後の反撃』などがあります。

パンクファッションの若者グループの女性メンバー。独特な赤い髪型をして、顔にはいくつかのタトゥーを彫っている。

フレディが仕事を終わるまで墓地にいたが、盛り上がる為に全裸となって踊りを見せつけた。
踊って汗を掻いたせいで全裸のままでいると、蘇った死体から逃げる結局は捕まってしまう。
ゾンビとして復活を果たすと、全裸のまま近くにいる生きた人間の脳ミソを狙っていった。
最後は警察の包囲網を突破して襲っていたが、グローバー大佐による爆弾攻撃で消滅した。

フレディ(演:トム・マシューズ)

代表作に『13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!』、『バタリアン2』などがあります。

医療品倉庫のアルバイトに採用された。早く帰る社長に代わり、フランクから仕事について研修を受けていた。

「トライオキシン245」のガスを噴出させ、解剖用死体が動いて社長とフランクで抑え込む。
死体をバラバラにしてアーニーの元へ運んでいくが、フランクと同じく体調が悪化していく。
駆けつけた救命士に死んでいると言われ、ティナが合流すると死後硬直で体の痛みを訴える。
最後はゾンビ化して顔に硫酸を浴びて目が潰れ、ティナを追っていくが落ちた爆弾で死んだ。

フランク(演:ジェームズ・カレン)

代表作に『ポルターガイスト/1982年版』、『ウォール街』などがあります。

医療品倉庫で働く中年男性。帰宅した社長に代わり、アルバイトとして雇われたフレディに仕事内容を説明する。

フレディに「トライオキシン245」の死体を見せるが、ガスを噴出させて死体が蘇生させた。
社長に連絡し動き出した解剖用死体の処分を相談し、バラバラにしてアーニーの元に運ぶ。
次第に体調が悪くなっていき、駆けつけた救命士から死んでいると言われて悪化していく。
最後は焼却炉に向かい、結婚指輪を置いて自ら炎の中に飛び込んで高温で後始末をした。

グローバー大佐(演:ジョナサン・テリー)

代表作に『ハロウィンⅢ』、『バタリアン2』などがあります。

アメリカ軍の軍人。過去に「トライオキシン245」の実験をしており、その時に使ったタンクの行方を探している。

夕方に豪邸へ帰ると、妻が夕食を用意するもすでに昼飯で食べたメニューで機嫌を損ねる。
24時間体制でタンクの行方が分かると連絡が入る状態であり、気が休めない状況にある。
バートから連絡を繋げてタンクの発見を知って、すぐに状況を冷静に聞いてメモしていた。
最後は大統領に連絡して許可をもらうと、浄化する為に爆弾を落とさせて街を消滅させた。

オバンバ(声:チェリー・デイヴィス)

代表作に『I Never Promised You a Rose Garden』、『ロジャー・ラビット』などがあります。

上半身だけしかない老婆のゾンビ。体がミイラのような状態で腐っているが、ピンクの挑発と青い目が残っている。

「トライオキシン245」によって墓地から生き返って脳ミソを求め、葬儀社を仲間と襲った。
窓を破り塞ごうとしたパンクファッションの若者に噛みつき、上半身と下半身を切断された。
検死台に上半身をロープで拘束され、アーニーたちから質問され脳ミソが欲しいと答えた。
最後は処理室の検死台に拘束された状態のまま、落ちた爆弾によって街ごと消滅させられた。

タールマン(演:アラン・トラウトマン)

代表作に『バタリアン5』、『ディボーズ・ショウ』などがあります。

「トライオキシン245」のタンクに入っていた実験体。密閉されている状態でミイラのような姿になっている。

バートのせいでガスが抜けると、顔に残っていた肉が剥がれ落ちてタール状になっていた。
地下室に閉じ込められた状態になっていて、フレディを迎えに来たティナに遭遇して襲った。
駆けつけたティナの仲間に見られ、頭に噛みついて脳ミソを食べると地下室に監禁された。
最後はバートたちがドアを開け、襲おうとしてバットで頭をふっ飛ばされ、爆弾で消滅した。

感想

[個人的な評価]

評価 :4/5。

本作はジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を参考にして作られたゾンビ映画です。
この作品は公開当時、この邦題を元ネタに「オバタリアン」という流行語が生まれています。
ゾンビ映画において初めてゾンビが走った映画として知られ、その後は『ドーン・オブ・ザ・デッド』で一気に広まった。
あくまで『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』をベースにしているが、映画ではなく実話を少し改変した事になっている。
まだウイルスによる感染ではないゾンビ映画であり、化学兵器によって死体が生き返るという設定になっています。
最初からB級路線で作っているので、遠慮ないエロのシーンやグロテスクな描写などメジャー作品にはできない事をやっています。
マヌケな二人組のせいで事件が始まっていくが、単なるお遊び感覚からとんでもない状況を引き起こすという流れになります。
その中で事件を引き起こす一人の仲間たちがやって来るが、正直言って、半分ぐらいは数合わせ程度しか活躍していない。
絶叫クイーンと呼ばれたリネア・クイグリーの墓地での全裸ダンスが強烈なインパクトで、この作品がカルト的な人気を持つ要因の一つでもある。
コミカルなゾンビ映画の最高峰とも言われる作品だが、特に登場人物よりもゾンビであるタールマンやオバンバのキャラクターが人気を博している。
決してコメディをやっておらず、登場人物たちはシリアスそのものだが、こういうゾンビの濃いキャラクターたちのおかげでいい意味で軽さを現しています。
何より、本作はゾンビたちに自由を与えていて、現代における人を襲って食べる王道のパターンじゃなく、走ったりしゃべったりするなどバラエティに富んでいる。
今のゾンビ映画ではゾンビは進化して知恵を持ち始めたという設定がウリの作品もあるが、もうすでに『バタリアン』でやってしまっています。
確かに本作は『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のパロディと言えるが、実は色々と挑戦的で現代においても充分通じるような良作だと言えるだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました