作品データ
公開年月 | 1992/07/31 |
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ジャンル | コメディ/ファンタジー |
原作 | なし |
監督 | ロバート・ゼメキス |
脚本 | マーティン・ドノヴァン、デヴィッド・コープ |
製作 | ロバート・ゼメキス、スティーヴ・スターキー |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
若返りに異常とも言える執着をみせる人気女優のマデリーンと、その旧友のヘレンはそれぞれ巨額を投じて、リスルから不老不死の霊薬を手に入れ、不変の若さと美しさを取り戻した。
だが、その霊薬は死んでも絶対に死ねない副作用を持ち、体は死んでも生きているという異常な状態を起こしていた。
通常の治療ができず、有名な整形外科医だったアーネストにより、体を修復される二人だが、それは永遠に続かないと気づき彼を不老不死にしようとするのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作はロバート・ゼメキスが監督を務めたコメディ映画。
やはり、ロバート・ゼメキス監督は小気味良いテンポとブラックユーモアの作品は観ていて飽きません。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズは映画史に残すべき名作なのは周知の事実。
他に『フォレスト・ガンプ/一期一会』、『コンタクト』などのヒューマンドラマも上手い。
そして、本作はファンタジーとコメディ、味つけにブラックユーモアを加えた作品に。
まず、ダブル主演のメリル・ストリープとゴールディ・ホーンはどちらも美しい。
公開当時はメリル・ストリープは43歳、一方のゴールディ・ホーンは47歳である。
映画の設定では50歳だが、それぞれが非常に美しいと分かる作品となります。
その一方で、二人の女性に振り回される世界的な美容整形外科医のアーネストを演じるブルース・ウィリスもいい味を出しています。
『ダイ・ハード』でヒーローを演じた同一人物とは思えないほど情けない姿を演じる。
アクション俳優として知られるが、実はブルース・ウィリスは演技派でもあると分かる。
本作は永遠の命、永遠の若さと美しさをテーマにしているが、昔から人々は不老不死を求めてきました。
それを女性が持つ最大の願望である美しさと若さにクローズアップし、物語をブラックユーモアで包み込んでいます。
当時はまだCGがあまり使われていなかったが、本作ではインパクトのある場面で使っていて、非常に上手い感じになっています。
メリル・ストリープのクソ女ぶり、ゴールディ・ホーンの積年の恨み、ブルース・ウィリスの情けない男など、この三人だけで物語を回しています。
普通に考えれば、物足りないと感じるかもしれないが、この三人だけでも充分すぎます。
そこにロバート・ゼメキス監督の演出が加わって、面白くないはずがないのです。
三人だけで物語を盛り上げ、恐怖や笑いを提供するなど、本作は何度観ても飽きません。
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