【ザ・ベビーシッター/キラークイーン】VD-504

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洋画

作品データ

公開年月 2020/09/10
ジャンル コメディ/ホラー
原作 なし
監督 マックG
脚本 ダン・ラガナ、ブラッド・モリス、ほか
製作 マックG、メアリー・ヴィオラ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ベビーシッターのビーに率いられた悪魔崇拝カルト集団を倒してから2年、コールは未だに当時の記憶に苦しめられていた。
事件の痕跡が何もかもが消えていた為に誰一人としてコールの言葉を信じず、カウンセリングを受けながら高校生活を送っていた。
高校生活でもイジメを受けるコールだったが、倒したはずの悪魔崇拝カルト集団が再び現れると、またしても悪夢に立ち向かう事を強いられるのだった。

登場人物&出演者

コール(演:ジュダ・ルイス)

代表作に『X-ミッション』、『クリスマス・クロニクル』などがあります。

主人公。事件から2年が経ったが、証拠がすべて消えていたせいで誰にも信じてもらえない。

学校では変人扱いされ、隣人で2年前にファーストキスをしたメラニーだけは信じてもらえた。
両親に精神科のある学校へ転向させられそうになり、メラニーに誘われて湖に逃げ出した。
メラニーも悪魔崇拝のカルト集団の一員で狙われ、途中でフィービーと合流して仲を深める。
最後はフィービーを助けに戻り、復活したビーに助けられ、ついに永遠の別れをして成長する。

フィービー(演:ジェナ・オルテガ)

代表作に『ちびっこギャング/コンテスト必勝大作戦!』、『アイアンマン3』などがあります。

コールの学校に転向してきた女子生徒。他の生徒と違ってかなり浮いているような雰囲気。

学校では早くも両親を殺した噂が立っていて、それを聞いたコールは疑う余地がないと判断した。
メラニーたちの裏切りでまたしてもコールが狙われると、一緒に脱出してキャビンに向かう。
なぜかコールに惹かれていき、彼を男に成長させるが、追いかけてきたメラニーに捕まる。
最後は復活したビーが仲間たちを騙し討ちし、実は自分を助ける為に悪魔と契約したと知る。

メラニー(演:エミリー・アリン・リンド)

代表作に『鮮血ピエロの惨劇』、『ライト/オフ』などがあります。

コールの隣人で幼馴染み。2年前に同じ恐怖を体験するが、周りの人には言わないようにしている。

変人扱いされるコールを唯一信じていて、精神科の学校へ送られる彼と湖へ逃げ出した。
実は悪魔崇拝のカルト集団に入り、インフルエンサーになりたくてコールを付け狙う。
逃げ出したフィービーを追いかけて倒し、人質にして父親に連れ去られたコールを呼び戻した。
最後は儀式の為にまたも復活するが、ビーの裏切りで無垢じゃない血を飲まされて消滅した。

ソーニャ(演:ハナ・メイ・リー)

近年に出演作に『ザ・ベビーシッター/キラークイーン』、『ピッチ・パーフェクト/ラストステージ』などがあります。

悪魔崇拝カルト集団のメンバー。2年前に死んでいるが、悪魔の力によって一時的に復活した。

夢は遺体修復で望み通りのモノを作り上げる事であり、その時にビーにスカウトされた。
復活してから船からクッキーを探していて、みんなが集まる中で遅れて登場していた。
逃げ出したコールとフィービーを見つけて火炎放射器を使うが、車で轢かれ首を切断されて死亡。
最後は儀式の為にまたも復活するが、ビーの裏切りで無垢じゃない血を飲まされて消滅した。

アリソン(演:ベラ・ソーン)

代表作に『ザ・スクリーミング/連・鎖・絶・叫』、『フレネミーズ』などがあります。

悪魔崇拝カルト集団のメンバー。2年前に死んでいるが、悪魔の力によって一時的に復活した。

夢は世界一のジャーナリストだが不採用になり、そこにビーがやって来てスカウトされた。
復活してからコールをさっさと殺すべきと意見を出し、髪の毛が抜ける状態に焦っていた。
逃げ出したコールとフィービーを見つけ、追うも崖に引っかかった首が千切れて死亡。
最後は儀式の為にまたも復活するが、ビーの裏切りで無垢じゃない血を飲まされて消滅した。

マックス(演:ロビー・アメル)

代表作に『12人のパパ2』、『マックス』などがあります。

悪魔崇拝カルト集団のメンバー。2年前に死んでいるが、悪魔の力によって一時的に復活した。

夢は単純に人殺しをしたいが、仕事先で実行できないところでビーにスカウトされた。
復活してから上半身裸でコールたちの前に現れ、立ち向かおうとした彼を見て褒めていた。
逃げ出したコールとフィービーを見つけ、追いかけるが船のスクリューに巻き込まれて死亡。
最後は儀式の為にまたも復活するが、ビーの裏切りで無垢じゃない血を飲まされて消滅した。

ジョン(演:アンドリュー・バチェラー)

代表作に『好きだった君へのラブレター』、『コフィー&カリーム』などがあります。

悪魔崇拝カルト集団のメンバー。2年前に死んでいるが、悪魔の力によって一時的に復活した。

夢はミュージシャンとしての成功だが不作用になり、そこに来たビーにスカウトされた。
復活してから調子良くしゃべっていたが、みんなが追いかける中で消極的になって助かった。
キャビンにコールとメラニーの父親と行くが、天井から角の飾りが落ちて顔に刺さって死亡。
最後は儀式の為にまたも復活するが、ビーの裏切りで無垢じゃない血を飲まされて消滅した。

ビー(演:サマラ・ウィーヴィング)

代表作に『スリー・ビルボード』、『ガンズ・アキンボ』などがあります。

2年前にコールのベビーシッターをしていた。コールの活躍によって仲間たちと倒されている。

ずっとメラニーが仲間たちに指示を与えていたが、その裏にいて黒幕として暗躍していた。
ついに生贄とコールの血を飲む瞬間が来ると、メラニーの言葉によって復活してきた。
実はコールとフィービーを助ける為に動いていて、仲間たちを騙し討ちして全員を消滅させた。
最後は計画が成功してコールの成長に満足し、血を飲んで他の仲間と同じく消滅した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
前作とまったく同じキャストが起用され、成長した彼らが同じ役を務めています。
さすがに成長期の主要キャストだっただけに、2年でかなり印象が変わっていました。
物語がどうやってタイトルを回収していくのか見届けていると、まさかの裏切りによって大きく展開が変わっていきました。
製作側は前作から映画の豆知識を少しずつ披露していたが、本作は更に顕著となってマニアックなネタまで挿入している。
たまに映画好きが作った映画というのがあるけど、ハッキリ言って、個人的にはあまり好きじゃないです。
そういうネタについて多少は分かりますが、これが物語に関係すればいいが、基本的にサービスだけで入れている場合が多いです。
確かに同じ映画好きにとってサービスになるかもしれないが、作品としてのテンポを悪くし、元ネタを知らないと意味が分かりません。
だからすべての小ネタについて分かっても、個人的にはあまりやるべきじゃないし、セリフの掛け合いが不自然になるから好きじゃないです。
ストーリーについては個人的にあまり納得できず、なんと言っても最初から期待するのビーを演じるサマラ・ウィーヴィングの登場だけでした。
前作から続編になって一番期待するのは正体がバレたビーがどんな立ち回りをするのか、彼女を中心に物語が展開すると思っていました。
しかし、見事に裏切られてしまい、一番期待したビーの登場はラストの方しかなく、何をとち狂ったのかいい人にしてしまった。
個人的にはどこまでもビーには理不尽な危険さが魅力的で、普通にいい人になってしまうとキャラクターとしての魅力がなくなってしまう。
相変わらずサマラ・ウィーヴィングは美人すぎて登場した時に華を与えたが、キャラクターの方向性が気に食わずに微妙でした。
これでまだ続くようなら、もはやタイトルの意味もなくなるだろうし、いい人になったビーが悪人になっても挽回はできないと思いました。

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