【デッド・アゲイン】VD-1019

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洋画

作品データ

公開年月 2021/06/28
ジャンル ホラー/コメディ
原作 なし
監督 スティーヴン・M・スミス
脚本 スティーヴン・M・スミス
製作 スティーヴン・M・スミス、ウェンデル・ブランケンシップ、ほか
製作国 イギリス
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

イギリスの田舎町リトル・ピッチフィールド警察署へ赴任してきたブロディは、警察学校を出たばかりでやる気満々だったが村は平和そのもの。
ベテランのクーパー巡査部長は映画オタクでギャグを口走るばかりで緊張感がなく、ブロディは早々にやる気を失っていく。
一方、村へ遊びに来た男女のカップルは森でゾンビのような男に出くわし、建物に逃げ込むも所有者と一触即発となる中でブロディとクーパーは人類の終末に遭遇するのだった。

登場人物&出演者

ブルース・ブロディ巡査(演:エリオット・ケイブル)

代表作に『スケアリー・アトラクション』、『エスケープ・フロム・アウシュビッツ/命がけの脱走』などがあります。

警察学校を卒業したばかりの新人。田舎町のリトル・ピッチフィールドに赴任してやる気満々である。

つまらないクーパーの映画話しやギャグに辟易し、パトロールに出ると呼び出しをもらった。
エレンの荘園に侵入したダンとケイティの話しを聞くべく、マニュアル通りに対処していた。
外から帰ってきたクーパーから武器を手に入れ、ゾンビ化したボブを二人の銃撃で始末する。
最後はクーパーと大量のゾンビを倒して外に出ると、巨大なUFOを見て銃を構え突撃した。

ショーン・クーパー巡査部長(演:トニー・ファディル)

代表作に『クロスレンジ/報復の時』、『スケアリー・アトラクション』などがあります。

田舎町リトル・ピッチフィールドの警察署で巡査部長を務める。映画オタクで常にギャグを口走っている。

70年代の映画が大好きで何かとネタを持ってきて、ブロディと楽しもうとするも拒まれる。
パトロール中に17年前に起きたエイリアン事件を話し、エレンからの通報で荘園へ向かう。
外に出て大量の武器を手にして喜ぶが、道中で噛まれてしまったボブをずっと怪しんでいた。
最後は大量のゾンビを銃撃で倒して外に出ると、巨大なUFOを見てブロディと突撃した。

ボブ(演:マーク・ウィンゲット)

代表作に『ウォー・オブ・ザ・デッド』、『スノーホワイト』などがあります。

エレンの荘園で働く老齢の男性。侵入者がいると真っ先に銃を持って威嚇して、警察に通報をしている。

無断で荘園に入ったダンとケイティを見つけると、銃口を突きつけてエレンに連絡していた。
説明しようとするダンたちの話しを一切聞かず、ブロディたちが来てようやく冷静になる。
埒が明かない事から小屋で武器を調達するべくクーパーで出るが、途中で噛まれてしまう。
最後はブロディたちと合流するが、ゾンビ化してエレンを殺害して銃撃を食らって死亡した。

エレン(演:キット・パスコー)

代表作に『ボヘミアン・ラプソディ』、『スケアリー・アトラクション』などがあります。

広大な荘園の持ち主。ダンとケイティが無断で侵入し、ボブから連絡をもらうとすぐに現場へ駆けつけた。

ブロディとクーパーがやって来ると、タイミング良く合流してボブから事情を聞こうとした。
ダンとケイティの説明よりも侵入された事でブチ切れるが、ブロディの仲裁で冷静になる。
外からクーパーたちが戻ってくると、ケガしたボブを見て医者が必要だとして説明していた。
最後はゾンビ化したボブが斧を手にして、油断しているところで頭をかち割られて死亡した。

ケイティ(演:セオ・エンジェル)

代表作に『The Haunting of Borley Rectory』、『スケアリー・アトラクション』などがあります。

小説家志望の女性。ダンとともにリトル・ピッチフィールドに立ち寄った。小説家らしく独特な言葉を選ぶ。

廃墟のような状態の荘園までやって来ると、美しかった場所だとしてダンに話しを振った。
ダンが無断で侵入して一緒に行くと、ゾンビのような怪物に遭遇して建物に逃げ込んでいた。
助けを呼ぶ為にダンが勝手に一人で出て殺されると、誰も止めなかった事にブチ切れていた。
最後は追い詰められた状態でゾンビがいない思い、一人で逃げようとして見つかり殺された。

ダン(演:クリス・モンク)

本作が長編映画デビュー作となります。

ケイティとともにリトル・ピッチフィールドへやって来た。彼女からヤンチャで泥棒だと言われている。

広大な荘園の入り口に来ると、気になったケイティと一緒に無断で侵入してゾンビに遭遇。
なぜか顔が血だらけになってケイティと合流し、建物へ避難するもボブに銃口を向けられる。
ゾンビたちが建物まで侵入し、籠城しても仕方ないとしてボブの電話を使おうと外に出る。
最後は建物を駆け回るもゾンビだらけで、袋小路に追い詰められ悲鳴とともに食い殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作はイギリスの田舎町で起きるゾンビパニックを描いています。
この作品はスティーヴン・M・スミスが監督、脚本、製作を務めています。
超低予算で作られたゾンビ映画であるが、そこになぜかエイリアンの要素を加えて世界規模なスケールにしています。
しかし、実際は建物の中で物語が完結しているような超低予算映画なので、基本的には会話劇が中心となっています。
平和な田舎町で起きる展開として『デッド・ドント・ダイ』に近い要素だが、すべてにおいて劣っているのは言うまでもありません。
更にエドガー・ライト監督の『ホット・ファズ』も意識したような内容で、どうやらイギリス映画の作品をあっちこっちからパクっている感じでした。
それと個人的に劇中で名作映画のタイトルや例えを出す作品は地雷だと思っているが、本作はそのまんまで中身がほぼありません。
スティーヴン・M・スミス監督は映画好きかもしれないが、下手に名作のタイトルや有名なシーンを例えに出すのは愚策中の愚策だと思っています。
結局、そういう有名な映画のシーンやタイトルは本作の展開にまったく関係ないので、セリフに自信がないからごまかしているようにしか思えない。
肝心のゾンビも地元の協力なのかやたらとモブなのに役名が付けられ、これもまた意味のない長いエンドクレジットになっています。
残念ながらスティーヴン・M・スミス監督の作品が本作で初めてであるが、どうやらもっとヒドイのがあって逆に気になってしまう。
それとなぜエイリアンを絡めてきたのか意味不明であるが、ゾンビ化する理由を思いつかなかっただろうと思います。
もしくは、再現するだけの予算がなくて、とりあえずエイリアンのせいにしておけば説明が付く安直な考えだったかもしれません。
これに300円を払って鑑賞しているが、その価値がないどころか、お金をもらって鑑賞するレベルでした。

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