【マンイーター/捕食】RE-3862

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洋画

作品データ

公開年月 2022/03/02
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 ジャスティン・リー
脚本 ジャスティン・リー
製作 デイモン・ヒリン
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

婚約破棄で落ち込んでいたジェシーの悩みを忘れさせようと、友人は船をチャーターして離島へと向かうクルーズパーティーを行う事にした。
一方、ジェシーたちが向かっている離島の周りでは、謎の生物に襲われダイバーが死んでしまう事件が発生するも彼女たちは何も知らずにいた。
ジェシーたちが無事に離島へ到着し、美しい自然を満喫していたが、その周辺の海辺には巨大な黒い影が迫ろうとするのだった。

登場人物&出演者

ジェシー(演:ニッキー・ウィーラン)

近年の出演作に『THE LAW/刑事の掟』、『アクシデント/すべてを失った女』などがあります。

主人公。医者。婚約破棄をされて心に傷を負う。友人たちから外に連れ出され、クルーズパーティーを楽しむ。

船に乗ると気前がいいウォーリー船長に好意を持ち、彼からの励ましを受け少し元気になる。
衛星電話が離島まで流れ着いて不審に思うと、いなくなったタイたちを探す提案していた。
サニーたちが人食いザメに殺され、重傷のウィルを助けられずハーランと合流し作戦を練る。
最後は人食いザメをハーランに誘導して倒させ、彼とブルーベリーパンケーキを食べに行く。

ハーラン(演:トレイス・アドキンス)

代表作に『リンカーン弁護士』、『バーニング・オーシャン』などがあります。

地元のベテラン漁師。妻をすでに亡くしていて一人娘と二人暮らしするが、彼女がサメに食い殺されてブチ切れる。

警察の捜査に不満をぶちまけると、友人である教授に相談して単独でぶっ殺そうと計画する。
海で釣りをしている仲間から情報をもらうと、すぐ死体を見つけて人食いザメに接近した。
離島で助けを求めるジェシーと合流して、冷静に作戦を練って人食いザメを一緒に倒した。
最後は田舎で人食いザメに困っている男が相談に来ると、サメハンターとして立ち上がった。

ウィル(演:シェーン・ウェスト)

近年の出演作に『ゾディアック/覚醒』、『アローン・イン・ザ・ゼット』などがあります。

ジェシーを励ますクルーズパーティーに参加した友人の一人。ジェシーを励ます為にサニーと誘っていた。

サニーと同じくジェシーとは古い付き合いで、調子に乗って海賊の帽子を被って滑っている。
離島にビールを持っていく時にタイがケガをして、それを呆然と見ているだけで何もせず。
船に戻るも船長たちおらず離島に行くが、サニーたちにサメの存在を知らされ襲われていた。
最後は片足を食い千切られ、背中もケガする島にたどり着くが、ジェシーは何もできず死亡。

サニー(演:ポルシャ・コールマン)

代表作に『ピクセル・パーフェクト』、『ミス・クリスマス』などがあります。

ジェシーを励ますクルーズパーティーに参加した友人の一人。落ち込んでいたジェシーを誘った張本人。

不動産会社に勤めているが今ひとつパッとしないが、仲間の中では陽キャラとして振る舞う。
ずっと笑って話しているのに中身がなく、離島に来ても見た目だけで存在感をアピールする。
離島でのんびりしていたが、タイの死体を見つけてパニックになってブリーに話していた。
最後はウィルを助けに行ったブリーの縄を持つが、人食いザメに海へ引きずられて死亡した。

ブリー(演:ケリー・ライター)

代表作に『ハンガー・ゲーム』、『デッドロック』などがあります。

ジェシーを励ますクルーズパーティーに参加した友人の一人。エマと同じく大学時代にジェシーと友達となっている。

エマのように棒立ち要員として目立つ事がなく、船に乗るまでその他大勢として活躍する。
船での会話でなぜか泥酔してゲロを吐いたエピソードで盛り上がり、見せ場を作っていた。
離島に来ると一人だけ文句を言うが、ウィルがサメに襲われて助けに行く為に海へ飛び込む。
最後はウィルを助け出すが、人食いザメに襲われてしまい、サニーとともに殺されてしまう。

タイ(演:アレックス・ファーナム)

代表作に『最狂トワイライト』、『リベンジ・ライド』などがあります。

ジェシーを励ますクルーズパーティーに参加した友人の一人。過去にサニーをデートに誘った経験がある。

ジェシーとは大学の繋がりで友達になっていて、オマケとして参加して女の子を狙っていた。
ビールを持っていくウィルに渡し、缶をナイフで刺すと自分の手までケガして血を流した。
離島にやって来るとみんなで楽しんでいたが、エマとこっそり抜け出して海へ入ってしまう。
最後はなぜか先にエマが襲われると、パニック状態で体当たりを食らって気絶して溺死した。

エマ(演:ゾーイ・シプレス)

代表作に『ふたりの映画ができるまで』、『I Want More, I Want Less』などがあります。

ジェシーを励ますクルーズパーティーに参加した友人の一人。ジェシーとは大学時代に知り合って友達になった。

その他大勢の一人としてみんなに溶け込んでいて、船へ乗るまで特に目立つ存在ではない。
海へ出てみんなで話している間も、目立つような存在じゃなくエピソードを付け足していた。
離島に到着すると、みんなで会話をしていると、タイと抜け出して海へ入って行っていた。
最後はタイのケガのせいで人喰いザメがやって来て、なぜか最初に襲われて食い殺された。

ベス(演:キム・デロンギ)

代表作に『沈黙の鉄槌』、『コードネーム:バンシー』などがあります。

ウォーリーの妻。観光客をクルーズ船で案内する夫のサポートをしている。保安官に書類などを提出している。

ちょうどジェシーたちが来る届けを出すところでハーランが来て、お悔やみの言葉をかけた。
ジェシーたちが来ると、ハネムーンの予定が団体になった事で失言してすぐに謝罪していた。
タイのバカすぎる行動で手をケガすると、夫が応急処置する為の道具を黙って渡していた。
最後は血の掃除する夫が海にスポンジを落として拾うが、一緒に人喰いザメに食い殺された。

ウォーリー船長(演:エド・モッローネ)

代表作に『ハンター』、『ヘルブレイザー』などがあります。

クルーズ船の船長でベスの夫。子供たちに変な帽子だと言われるが、妻が選んだモノだとして答えていた。

ジェシーたちを乗せて海まで出ると、色々と説明しながら失恋した彼女を励まそうとした。
タイがバカな行動のせいで手をケガして、すぐに応急処置して血は危険だと警告をしていた。
落ち込むジェシーに声をかけて好意を持たれ、孤島まで連れて行くと衛星電話を渡していた。
最後は掃除中にスポンジを海に落とし、拾おうとして飛び込むも人喰いザメの餌食となった。

サム・ホフマン教授(演:ジェフ・フェイヒー)

近年の出演作に『ザ・コマンドー』、『デッドゾーン/殲滅領域』などがあります。

海洋生物学者。主にホオジロザメの研究をしていて、シャチよりも謎の多い生物として講義を行っていた。

学生から海で危険な生物にホオジロザメだと言われ、待っていたかのように講釈を垂れる。
娘を亡くしたハーランが講義を邪魔されると、仕方なく切り上げて彼の話しを聞く事にする。
ハーランが見せた娘のバラバラとなった死体の写真を見て、ホオジロザメの可能性を示した。
最後は人食いザメを倒したハーランの元に、サメの被害に困っている青年を連れてきていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『未体験ゾーンの映画たち2023』にて上映された作品となります。
この作品は『ブレイブ・ソルジャーズ/ヒュルトゲンの戦い』や『ヘルブレイザー』で知られるジャスティン・リーが監督と脚本を務めています。
久しぶりとなるサメ映画となりましたが、それなりの作品に出演しているニッキー・ウィーランが主演というのは少し期待値が上がりました。
しかし、始まってすぐにいつも通りの流れになってしまい、ほとんどが退屈な会話劇になって本作の期待がなくなりました。
登場人物たちの身の上話をされても、どうせ人食いザメに殺されるから聞いても意味がないのが分かりやすい。
こういう作品では面白いストーリーが考えられないから、登場人物の数で尺稼ぎをしていくパターンが見え見えでした。
最初から人食いザメを登場させて存在感を出していますが、ほとんどが同じ映像の使い回しで面白くないサメ映画の典型でした。
唯一、本作のオリジナルとして娘を亡くした漁師がブチ切れていて、単独でぶっ殺そうとする存在だけです。
肝心の主人公であるニッキー・ウィーランは気付いたら生き残っていて、サメハンターと組んであっさりと人食いザメを倒しました。
シリアスなサメ映画はちゃんと脚本を練らないと最初から最後まで退屈なモノになるが、本作はまさにそれを真正面からやってくれました。
人食いザメの造形がいいワケじゃないし、特徴的なところもまったくないから、サメ映画としての面白さはありません。
だからサメ映画というのはバカみたいな内容の方が楽しめるし、ネタになるからそっちの方が多く作られるのが分かります。
真面目なサメ映画ほど面白くない上に、何度も使われているパターンしか思いつかないから既視感しかないのが残念すぎる。

コメント

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