作品データ
公開年月 | 2019/10/16 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | ブライアン・アヴェネット=ブラッドリー、ローレンス・アヴェレット=ブラッドリー |
脚本 | ブライアン・アヴェネット=ブラッドリー |
製作 | ローレンス・アヴェレット=ブラッドリー |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
突如心臓発作で亡くなった祖父が暮らした一軒家を遺言により、大学生のアリッサは相続しなければならなくなる。
しかし、固定資産税が高すぎる為、アリッサは新学期が始まる前に祖父の家を売却する準備を始めていた。
家を修理している間にアリッサは怪現象に見舞われ、祖父は死ぬ前になにか見つけようとしていた事を知り、遺品からその謎を友人とともに追い始めるのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作はブランドン兄弟が監督、脚本、製作を務めた作品となっています。
この作品は20以上の映画祭で上映され、7つのベストホラーフィーチャー賞を受賞しました。
どうやら本作はジャパニーズ・ホラーの影響を受けているらしく、家で起きる様々な怪現象はそれらを彷彿とさせます。
しかしながら、あくまでアメリカのホラー映画という立ち位置なので、どうしても典型的な音や急な登場で驚かせるパターンが多かったです。
ジャパニーズ・ホラーのジワジワとした演出にガマンが足りないのか、それをやろうとするも結局はアメリカン・ホラーの手法に頼っていました。
登場人物も片手で数えるぐらいで、舞台も家がほとんどであるので、低予算映画という事からできる事は限られていました。
中盤すぎまでは単純な家に棲み着いている幽霊のような演出だが、終盤に差しかかると別の要素が強く出てきます。
確かに主人公は幽霊を見ているが害を与えてくるのではなく、実は祖父の正体を明らかにしようとする被害者だという事実が判明していきます。
根本的なところでなぜ被害者がバケモノのような姿になって主人公の前に出てくるのか、それがちょっと説得力に欠けていました。
単純に驚かせる事とミスリードを狙っていただろうけど、そうなると被害者がバケモノになる意味がちょっとおかしくなってしまう。
主人公の祖父と隣人で従兄弟が組んで女性を襲って殺していたが、どう考えても老人がやるのに限界があるように見えました。
歩くだけでも息が上がるような老人が二人で麻酔ガスを使っているとは言え、自分たちよりも若い女性を襲うのに体力が足りないと思いました。
低予算ながら何をやりたいのか伝わってきますが、細かい部分での設定に矛盾が生じているところがあって、そこが気になれなければ楽しめるだろう。
ただ、個人的には細かい部分がずっと気になってしまい、どうしても純粋に本作の良さを楽しむ事ができなかったです。
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