【スペース・ゾンビ/完全版】RE-3496

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洋画

作品データ

公開年月 1984/10/11
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 グレン・コバーン
脚本 グレン・コバーン
製作 ゲイル・ボイド・ラサム
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

地元の新聞記者をする若者のジェフは、老夫婦の変死体を取材するも保安官たちから大事にならないよう記事を止められる。
ジェフは叔父から農家を継ぐように言われると、考える為に家へ帰る途中で一人旅をしていたジュリーと出会い意気投合する。
同じ頃、町は空気感染により住民は吸血ゾンビと化し、アメリカ軍の名将軍サンダースは核兵器による浄化作戦を立案するのだった。

登場人物&出演者

ジェフ(演:トム・メイヤー)

代表作に『Trespasses』、『Harley』などがあります。

主人公。新聞記者をしている。5歳の時に両親が事故で亡くなり、兄と叔父夫婦に面倒をみてもらっていた。

地元で老夫婦の変死体が見つかり、記事にしようとするが保安官に止められてしまう。
叔父から家業を継ぐ話しをもらうと、車がパンクして家出中だったジュリーと出会った。
住民が吸血ゾンビになると、兄の研究所に行ってもムダで、サムの誘いを蹴って逃げ出した。
最後は笑気ガスで感染しないと発見すると、ジュリーから救世主として熱烈なキスをされる。

ジュリー(演:ローラ・エリス)

本作が長編映画デビュー作となります。

ヒロイン。ダラス出身。家が退屈という理由で家出をして、車で気ままに一人旅を楽しんでいる。

タイヤがパンクして困っていたジェフと遭遇すると、彼とドライブをしてそのまま家に行く。
ジェフと家具をメチャクチャにしながらイチャイチャして、叔父のところへ挨拶に行く。
町が吸血ゾンビだらけになっていると、副保安官すらも仲間入りされてジェフと逃げ出す。
最後は笑気ガスによって感染を免れ、ジェフこそが人類の救世主として熱いキスを展開した。

サム副保安官(演:クリストファー・ヘルドマン)

代表作に『Cyberstalker』、『The Protector』などがあります。

地元の副保安官。老夫婦の変死体について調べても分からず、保安官の指示に従って大事にしない。

ジェフとは友人の間柄で彼が現場に来て記事にしようとしたが、お願いして止めてもらった。
町で吸血ゾンビが広がっている中で、女と昼近くまでイチャイチャしてまったく気付かず。
ジェフからの連絡でようやく大変な状況だと知って、ノンビリとシャワーを浴びていた。
最後は吸血ゾンビになって、ジェフたちに仲間入りを丁寧に勧めるも拒否されてしまう。

ラルフ博士(演:グレン・コバーン)

代表作に『テキサスのイナカ新聞に書かれたフシギな出来事』

ジェフの兄。研究所で働いている。分子構造と関連効果の専門家でゾンビ化について調査している。

所長が謎のウイルスに感染して実験台にするが、何かと文句を言われると感情的に対応する。
サンダース将軍が事情を聞きにやって来ると、すぐに暴力で解決する姿勢に疑問を持った。
拘束されている所長が動かないと分かって、イタズラを仕掛けようとして自由にしていた。
最後は意識がないのは演技で、そのまま襲われて仲間入りせずに呆気なく死亡してしまう。

サンダース将軍(演:デニス・レッツ)

代表作に『マン・イン・ザ・ムーン/あこがれの人』、『あの夏、君を忘れない』などがあります。

アメリカ陸軍の名将軍。研究所の所長から呼び出しを受けて仕方なく事情を聞く為にやって来た。

門番に対して銃を突きつけて勝手に入って、ラルフたちの説明を受けて抹殺を口にしていた。
部下から偵察に出るべきとして捨て駒を出させるが、当然のように通信が途絶えて行動する。
大統領に直談判して核兵器の使用を懇願するが、さすがにムリで小型ミサイルで承諾した。
最後は勝手に核兵器を使用するも違う場所に落として、部下から銃殺刑だと首を締められた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作は監督を務めるグレン・コバーンが自らデジタル・リマスターで完全版として初DVD化した作品となります。
今回のDVD化した事で邦題が『スペース・ゾンビ』になっているが、元々は『吸血ビールス大襲来』という邦題だったらしい。
「ビールス」は多分だが、「ウイルス」の事だろうけど、それはそれで時代を感じさせます。
一応、本作はゾンビ映画というジャンルに入っているだろうけど、かなり大枠にしないと微妙な印象でした。
最初から低予算という事で開き直っていて、時々は観ている側を意識したメタ的な演出でコミカルな演技をさせていました。
これが面白さにまったく繋がっておらず、あくまで作っている側が楽しんでいるだけに留まっていました。
王道のゾンビ映画とは違っていて、吸血鬼とゾンビの要素を持った吸血ゾンビが登場するが、こちらは普通に会話をしています。
多分、これはコミカルな演出でそうなったと思えるけど、残念ながら結果的になっているだけで面白さとは関係ありません。
本来なら、こういうタイプの作品では監督の演出力が問われるが、三流以下なのでツッコミを入れる事でようやく笑えるかもしれない。
低予算ゾンビ映画の中ではマシな方で、怖さはまったくない展開だが、楽しもうと思えばギリギリだろうと思います。

コメント

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