【サメストーカー/リターンズ】RE-3699

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洋画

作品データ

公開年月 2021/05/22
ジャンル ホラー/サスペンス
原作 なし
監督 コリン・ゼイズ
脚本 ジョン・ドゥーラン
製作 アンドリュー・ベルンハルト
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

友人たちと夜の海で遊んでいたコートニーは、突然サメに襲われたところをデヴィッドというサメの研究員に救われる。
海洋生物学に憧れていたコートニーにとって、サメの事を熱心に語るデヴィッドはまさに理想のヒーローに見えていた。
二人は関係を深めていくように見えたが、やがてコートニーの父親がデヴィッドの行動に不信感を抱き始めるのだった。

登場人物&出演者

デヴィッド/ダニエル/ブルース(演:ヒューストン・スティーヴンソン)

代表作に『サメストーカー』、『Fear PHarm』などがあります。

主人公。連続殺人鬼として指名手配を受けて別人になって無人島に住み着き、サメを研究する学生と偽る。

サメに襲われたコートニーを助けた事でアリソンを重ね、自然と彼女に近寄って恋人になる。
偏愛を向けてコートニーと一夜を過ごすが、父親との食事で本性が暴かれて別れてしまう。
実は母親ともネットを通じて付き合い、コートニーの妊娠を知って父親になる事を喜んだ。
最後は無人島でコートニーを追い詰めるが、反撃を食らい海へ落とされ爆発に巻き込まれた。

コートニー(演:レイア・シノット)

代表作に『Romeo and Juliet Killers』などがあります。

ヒロイン。女子高校生。両親が離婚したばかりで大学へ通うには奨学金が必要として作文を書いていた。

家を出て無人島で夜遅くまで遊んでいて、母親を裏切るも逆ギレをして結局は仲直りをした。
デヴィッドと再会して彼と恋人関係になると、無人島に行って自分から誘って一夜を過ごす。
父親との食事でデヴィッドの本性を知って別れを切り出すが、妊娠していると発覚していた。
最後は父親と友人を殺されるが、デヴィッドをダイナマイトとともに海へ落として倒した。

エリカ(演:ハナ・ジェーン・マクマリー)

代表作に『Prism』、『Misty Button』などがあります。

コートニーの母親。夫であったブランデンと離婚したばかりで、情緒不安定な状態ながら男をネットで探す。

お金がなく大学を奨学金じゃないと行けない娘に対し、勉強のプレッシャーをかけていた。
娘が遅くまで遊ぶも一度目は許すが、朝帰りにした事実にブチ切れるもすぐ仲直りした。
ネットで知り合った男こそがデヴィッドであるが、娘との関係性をまったく知らず楽しんだ。
最後はデヴィッドの正体を知るも捕まり、銃撃でケガを負うも娘と無事に生還を果たした。

ブランデン(演:マシュー・クローリー)

代表作に『Blood Painting』、『Complete Strangers』などがあります。

コートニーの父親。妻だったエリカと離婚するも娘の為に友人として付き合う。環境修復のビジネスを手掛ける。

娘が無人島に行っていた事を知らなかったが、夜遅く帰ってきた事について快く思わない。
外で娘がデヴィッドとハグしているところを見かけると、気になって聞いたが怪しく思った。
デヴィッドを食事に誘ったが、そこで本性を暴いて傷ついた娘の為に素性を独自に探った。
最後は無人島まで行きデヴィッドの母親の死体を発見するが、彼に捕まってサメに食われた。

キャット(演:アンバー・ジャネア)

代表作に『NOC Non-Official Cover』、『Baby Ruby』などがあります。

コートニーの同級生で仲良しの一人。ライアンのクルーズ船で無人島に行って知っている噂をみんなに話した。

サメに襲われたコートニーをデヴィッドが助けられ、ひと目惚れした事を察知して期待する。
コートニーがデヴィッドと付き合うが、父親との態度を聞いて諦めるべきだと助言した。
妊娠を知ったコートニーと秘密を守り、子供服を送られた事を疑われて一方的に罵倒された。
最後はコートニーを助ける為に力を貸すが、事情を知ったデヴィッドによって始末された。

ライアン(演:クリス・イェーネル)

本作が長編映画デビュー作となります。

コートニーの同級生で仲良しの一人。親がクルーズ船を持っているほど金持ちで将来の心配をしていない。

実はコートニーに想いを寄せているが、恋人と別れた彼女に言い出せずに悶々としている。
コートニーの提案で無人島に行くと、サメに襲われる彼女を助けたデヴィッドに嫉妬する。
何もできずコートニーがデヴィッドと付き合っていると知って、諦めたような感じになった。
最後はデヴィッドを倒す為にコートニーと無人島へ行くが、銃撃を食らってそのまま死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は大ヒットしたテレビ映画『サメストーカー』の続編となります。
この作品は2作目で主人公が代わっていて、その状態から引き継いだ続編となります。
ついに完結とも言える3作目となった本作ですが、基本的にやっている事は前作とまったく同じような構造となっています。
ヒロインがサメに襲わているところをサメストーカーが助けて、恋人になっていくが、徐々に本性が暴かれていくというパターンになります。
これは80年代、90年代で大ヒットした殺人鬼映画と同じであり、パターン化した中で主人公以外の登場人物が変わっているだけです。
当然ながら本作では1作目から登場するブルースが主人公であり、2作目ではダニエルと名乗って、本作ではデヴィッドと名乗っています。
1作目では偶然にサメから助けた事からヒロインに近寄るが、本作になると意図的に操っていくという感じになります。
邦題についてはインパクトの為に「サメ」を使っていますが、これは本作になって顕著に意識しているのが分かります。
前作から主人公を演じるヒューストン・スティーヴンソンの代表作となっていて、サメストーカーとしての性質を充分に発揮しています。
ヒロインはいつも狙われるようになっていますが、被害者のように実は加害者でもある一面が強く出てきています。
これは前作でもヒロインのクズっぷりが少し出ていたが、本作では完全にクズ人間と言ってもいい立ち回りをしていました。
何より真面目に生きている人間が殺されて、クズみたいな人間が生き残るという点でもパターン化していました。
ちゃんとストーリーの繋がりを意識していて、サメストーカーは普通の人間ながら、サイコパスな一面を強調するキャラクターもまた面白いと思います。
相変わらずサメストーカーが死んだのか不明な終わり方になっていますが、どうやら4作目の製作が噂されているので、まだまだ続くようです。

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