作品データ
公開年月 | 2020/06/18 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | ダニエル・ケールマン 『You Should Have Left』 |
監督 | デヴィッド・コープ |
脚本 | デヴィッド・コープ |
製作 | ジェイソン・ブラム、ケヴィン・ベーコン、ほか |
製作国 | アメリカ、イギリス |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
中年男性のセオ・コンロイは若い女優スザンナと結婚するが、彼自身は前妻が不自然な死に方をした事で信頼関係が崩れていた。
そんなある日、夫婦は幼い娘のエラを連れてウェールズの田舎にある一軒家で休暇を過ごそうとしていた。
しかし、その家で不可解な現象が次々と起きると、当初は信じなかったセオ自身にも怪奇現象が降りかかって原因を突き止めようとするのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作はドイツ人作家ダニエル・ケールマンの小説『Du hättest gehen sollen』を実写映画化した作品となります。
この作品ではケヴィン・ベーコンとアマンダ・サイフリッドの共演という事で少し期待しました。
ただ、あまりにも邦題が適当すぎるので、ちょっとばかり不穏な空気を感じました。
鑑賞を始めても本題に入るまで非常に遅く、ようやく中盤で入ってもほとんど何も起きない。
アメリカン・ホラーのような音で驚かせる演出だが、なんでもないような場面でもバカの一つ覚えに使うので退屈で仕方ない。
主人公が過去にあった出来事と現在の精神状態が不安定という状態を表現し、なんとか面白くなりそうな雰囲気までいく。
しかし、そこから衝撃的な展開にはならず、なんだか主人公の中だけで完結してしまっているような印象を受けた。
完全にケヴィン・ベーコンの演技だけに頼っていて、脚本として面白味がまったくありません。
それとアマンダ・サイフリッドも単なる尻軽な妻のイメージしかなく、実際は違ってもそれしか印象に残らなかった。
物語としてはなんだか複雑な仕掛けをしようとしているが、どれもが中途半端で上手くパズルがハマっていないような感じでした。
これがちゃんとしたパズルになるなら面白くなる要素はあるけど、残念ながら本作はその手前で終わってしまっています。
結局は幽霊なのか、悪魔なのか、主人公の妄想なのか分からず、スッキリしないまま物語が終了するところもあまり納得できなかった。
主人公が過去に向き合うという事になるけど、それ以上でもそれ以下でもないような非常に退屈な作品でした。
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