【デンジャラス・プレイス】RE-3795

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アクション

作品データ

公開年月 2022/07/15
ジャンル アクション/サスペンス
原作 なし
監督 マイク・バーンズ
脚本 ビル・ローレンス
製作 ジョージ・ファーラ、ランダル・エメット、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

かつて家族と町を守っていた元保安官のフランク・リチャーズは、ある悲劇から立ち直って警備員として働いていた質屋で殺人現場に出くわしてしまう。
フランクは揉み合いの末に残虐なギャングであるヴァージルを捕まえると、彼の息子であるジェイクが復讐の為に付け狙う。
ジェイクはフランクの車を追跡し小屋を襲撃するが、そこには娘のクロエと友達しかおらず、彼女たちを人質にして復讐を遂げようとするのだった。

登場人物&出演者

フランク・リチャーズ(演:ブルース・ウィリス)

近年の出演作に『ワイヤー・ルーム』、『ザ・ローブ/THE HEROES HIGHT VOLTAGE』などがあります。

主人公。元警察署長。娘がガンと宣告され、妻を車の事故で亡くす。飲酒運転の容疑で無罪になるも仕事をクビになった。

質屋での警備員の仕事を得るが、売人と揉めて射殺したヴァージルを制して逮捕させた。
事情聴取で友人のイーストに説明するも、皮肉を込めた言葉を置いて妻の墓前まで行った。
娘の電話で危機的状況だと把握し、落ち合う場所で逃がすとジェイクの銃撃を食らった。
最後はイーストに助けられ、娘たちを逃し、ジェイクとタイマン勝負するも相討ちになった。

クロエ・リチャーズ(演:アシュリー・グリーン)

代表作に『トワイライト』シリーズ、『ゾンビ・ガール』などがあります。

ヒロイン。フランクの一人娘。若くしてガンを患ってしまう。父親の運転ミスで母親を失い辛い放射線治療を続けていた。

久しぶりに田舎に住んでいる父親の元に帰る為、友人であるタミーを連れて帰省をしていた。
家に入ってのんびりしていたが、ジェイクが銃を向けて入って父親はおらず人質にされる。
タミーを助ける為に落ち合う場所へ行くと、ジェイクを翻弄して父親との再会で逃げ出す。
最後はタミーたちを連れて警察に連絡し、父親の死から立ち上がり、病気が完治したと知る。

クレイグ・イースト署長(演:テキサス・バトル)

近年の出演作に『ワイヤー・ルーム』、『ハード・キル』などがあります。

クビになったフランクの後任となった若い署長。フランクがヴァージルを捕まえて事情聴取の為に出向いていた。

形式上の事情聴取で気を悪くしたフランクに嫌味を言われるが、何も返せずに納得していた。
フランクの身に起きた事情を知っていて、転属したばっかりの新人に過去の事実を話した。
謝罪する為にフランクの家に行くが、ジェイクに胸を撃たれて処分されるも生きていて脱出。
最後は再び撃たれても生きていて、フランクが死んでしまい桟橋でバーボンを捧げていた。

タミー(演:ステイシー・デンジャー)

代表作に『ネオン・デーモン』、『4/20 Massacre』などがあります。

クロエの友人。クロエがガンに冒されている事を知っていて、久しぶりに父親と会う彼女に同行していた。

現代の若者らしくスマホ中毒で田舎までやって来ると、電波がないと分かって少しガッカリ。
家に着くとクロエとのんびり過ごすが、ジェイクがやって来て肩を撃たれナイフで切られた。
出血多量の状態で放置され死にそうとなったが、戻ってきたクロエに励まされ息を吹き返す。
最後はフランクが残ってジェイクを倒し、クロエが警察に電話してなんとか命を取り留めた。

ジェイク(演:マイケル・シロウ)

代表作に『アウト・オブ・デス』、『サバイバル・シティ』などがあります。

地元暴走族のメンバーでヴァージルの息子。裏切った売人を追っている時にこめこみ部分に切り傷を負った。

父親が捕まるところを見ていて、それをやったフランクに仕返しする為に探って家を知った。
刑務所で父親と面会し、後押しをされてフランクを殺そうとするがクロエたちと間違える。
家に来たイーストを銃撃で処分し、フランクと落ち合う場所まで行くもクロエに翻弄される。
最後は残ったフランクを追い詰めるが、古い銃だと油断して体に穴を空けられて死亡した。

ヴァージル(演:マッシ・フルラン)

代表作に『アウトレイジ・ギャング』、『ラスト・パラディーゾ』などがあります。

地元暴走族のリーダー。息子のジェイクと裏切った売人を追っていて、質屋で銃を向けて脅迫していた。

売人が認めてもらう為にやった事だと主張するが、一切聞く耳を持たずに銃口を向けた。
ちょうど警備をしていたフランクが乱入し、売人を射殺後に銃を息子に処分してもらった。
逮捕されて大人しく刑務所にいたが、面会にやって来た息子に発破をかけて復讐をさせる。
最後はジェイクが復讐に失敗した事を知らず、刑務所で大人しくしていると事実を知った。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『沈黙/サイレンス』や『ローン・サイバイバー』で知られるジョージ・ファーラが製作として参加しています。
この作品は音楽監修で活躍して、映画監督として『アクト・オブ・デス』で知られるマイク・バーンズが監督と音楽を務めてます。
病気で俳優を引退したブルース・ウィリスがまとめて出演した作品群の一本で、主演とは言っても物語の中心ではなかったです。
ストーリーはマヌケなバカ息子がギャングの父親を捕まえた主人公に復讐をするが、その娘と友達を捕まえたせいで計画がおかしな方向に行くという感じです。
もう長いセリフが覚えられないブルース・ウィリスは、長い時間の出演ができない為にぶつ切りの登場になっています。
アクション俳優としてまだまだやれそうな体格であるけど、役者の基本であるセリフや演技ができないと成立しない。
だからこそブルース・ウィリスは引退したのだが、加齢とともに体型が崩れる俳優の中でもちゃんと維持しています。
なので、体力的な問題がない事を考えてしまうと、本当にもったいないという感じでまだまだやれそうな雰囲気があります。
しかしながら、家族からの願いでもあった俳優引退は仕方ないし、事情を知った上ならば本作のようなつまらない作品でも許せてしまう。
いつもながら微妙な内容であるけど、マヌケすぎる悪役とコミカルな演技をしていた新人署長のキャラクターが意外にも良かった気がする。
でも、冷静に鑑賞してしまうと何も面白くない低予算映画であり、ブルース・ウィリスやテキサス・バトルなどがいてギリギリでフォローしていました。
ブルース・ウィリスは何かとケガする事が多いけど、本作では全盛期ではありえなかった地味すぎる死による退場は少し残念だった。
その代わりとしてガン患者とは思えない娘がアクションをやっていたが、悪役をマヌケにしないとバランスが悪いのは微妙としか言えない。
もう片手ぐらいしか残されていないブルース・ウィリスの出演作について、謹んですべて鑑賞したいと思います。

コメント

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