【オールド・ガード】VD-497

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アクション

作品データ

公開年月 2020/07/10
ジャンル アクション
原作 グレッグ・ルッカ(原作)、レアンドロ・フェルナデス 『The Old Guard』
監督 ジーナ・プリンス=バイスウッド
脚本 グレッグ・ルッカ
製作 デヴィッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

屈強な女性傭兵のアンディが率いる秘密の特殊部隊「オールド・ガード」は、永遠の命を持つ不死身の傭兵たちで構成されている。
「オールド・ガード」は何世紀にも渡って歴史の影で暗躍し、誰にも知られる事なく人類を守り続けてきた。
そんなある日、アンディたちの特別な能力が何者かによって暴かれ、その力を欲しがる謎の組織に追い詰められていくのだった。

登場人物&出演者

アンディ/アンドロマケ・オブ・スキタイ(演:シャーリーズ・セロン)

近年に出演作に『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』、『スキャンダル』などがあります。

主人公。「オールド・ガード」のリーダー。最年長で以前はクインというパートナーがいた。

正義の為に影で動いていたが、依頼人のコプリーの罠で正体がバレて廃業を決め込んだ。
新人よりナイルを出迎えるが、ジョーとニッキーが捕まってブッカーと救出を試みる。
ブッカーの裏切りと不死身の力が消え、窮地に陥るが、戻ってきたナイルに助けられた。
最後はコプリーの情報を消す知識を借り、またも人類を守る為に歴史の裏側で活躍する。

ナイル・フリーマン(演:キキ・レイン)

代表作に『ビール・ストリートの恋人たち』、『囚われた国家』などがあります。

アメリカ軍の女性兵士。テロリストを捕まえた際に油断して首を切られも復活を果たす。

当初は混乱していたが、アンディの説明を受けて現実を受け止めるも納得できていない。
他の仲間と合流するが、コプリーによりジョーとニッキーを助けに行くも途中でやめる。
ブッカーの裏切りを知って戻ってきて、コプリーに協力を求めてアンディたちを助けた。
最後はアンディを殺そうとしたメリックを道連れにして倒し、傭兵部隊の一人となった。

ジョー/ユスフ・アル=ケイサニ(演:マーワン・ケンザリ)

代表作に『アウトバーン』、『アラジン』などがあります。

「オールド・ガード」のメンバー。ニッキーと十字軍で活躍した。ニッキーとは心の友。

常にニッキーと行動していて、彼とは十字軍時代の言葉で何度も意思疎通を図っている。
コプリーの策略でニッキーと捕まってしまうが、メリックからの質問を冗談で対応した。
ナイルのおかげで助かり、ニッキーとの連携を使って私設部隊の隊長を体術で倒した。
最後は裏切ったブッカーに100年の孤独の罰を与え、立ち去る際にひと目見て惜しんだ。

ニッキー/ニコロ・ディ・ジェノヴァ(演:ルカ・マリネッリ)

代表作に『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』、『マーティン・エデン』などがあります。

「オールド・ガード」のメンバー。十字軍時代ではジョーと殺し合いをして仲良くなった。

新人のナイルの対して自分たちが不死身である事が運命と話し、なんとか安心させた。
コプリーの罠でジョーと捕まってしまい、実験体となりながらお互いに励ましていた。
メリックの私設部隊の隊長と対決して頭を撃ち抜かれるが、すぐに復活して立ち上がる。
最後は裏切ったブッカーに100年の孤独の罰を与え、新たなチームとして再出発した。

ブッカー/セバスチャン・ル・リブレ(演:マティアス・スーナールツ)

代表作に『リリーのすべて』、『レッド・スパロー』などがあります。

「オールド・ガード」のメンバー。ナポレオン時代から生きている。孤独感を持っている。

チームの頭脳的な役割を担っていて、依頼人の下調べや居場所を突き止めるのが得意。
家族との別れに悩んでいたナイルに対し、自分だけが生き残っている事に悩みを持つ。
実は裏でコプリーと繋がっていて、自分たちの望みである死を求めて売ってしまった。
最後はアンディたちと協力して問題を解決し、罰として100年の孤独を課せられた。

コプリー(演:キウェテル・イジョフォー)

近年に出演作に『マレフィセント2』、『風をつかまえた少年』などがあります。

元CIAのエージェント。過去にアンディたちと仕事をして、二度目の仕事を依頼した。

実際はメリック製薬会社と契約し、不死身の力を持つアンディたちを引き渡そうとする。
なんとかジョーとニッキーを捕まえるが、アンディの反撃で危険を感じてすぐ脱出した。
捕まらなかったナイルが来て、間違っていた事を悟ってアンディたちを助けようとする。
最後は情報を消す知恵がある事から、アンディたちと協力するチームの一員となる。

メリック(演:ハリー・メリング)

代表作に『ハリー・ポッター』シリーズ、『悪魔はいつもそこに』などがあります。

メリック製薬会社の若き社長。人類を助ける名目で数々の動物を使った実験を行なっている。

ガンの治療薬で多くの人命を救ったが、代わりに数万の実験用マウスを使って自慢した。
コプリーから持ちかけられた話しに乗り、不死身のサンプルの為に手段を選ばせない。
ジョーとニッキーを捕まえ、永遠に閉じ込めて実験のサンプルとしか考えていない。
最後はアンディを殺そうとしたが、ナイルとの連携でビルから突き落とされて死亡した。

クイン(演:ベロニカ・グゥ)

代表作に『ブライト』、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』などがあります。

不死身の女性を「オールド・ガード」を組む前からアンディとともに行動をしていた。

魔女としてアンディと捕まってあらゆる死刑を受けるが、最期まで一緒と約束していた。
鉄の檻に入れられてしまい、海に沈められて何度も死んで生き返るような運命となる。
最後は100年の孤独の罰を受けていたブッカーの前に現れ、彼と何か取引を持ちかけた。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
原作のグレッグ・ルッカは『スーパーマン』や『ワンダーウーマン』に『ウルヴァリン』の原作者として知られています。
まず、この作品に惹かれた要素として主人公たちが不死身で傭兵として独自に戦っている。
その目的が人類を守る為だと言っているのは、王道的なパターンとして仕方ない。
その分、尖った方向に行かず、よくある「不死身の辛さ」を描いているが、個人的にはもうその類は辟易している。
大切な人が先に死ぬとか、孤独感に耐えられないとか、なぜみんな揃ってそのような考え方しかできないのか。
もし、自分だったら喜んで受け入れるし、世界が変わっていく様を見届けられる幸運な人間とまで思ってしまう。
しかし、大多数の人間は何かに執着するのが当たり前であって、孤独になる事を極端に怖がっているのも分かります。
ただ、彼らは常識から逸脱した存在なんだから、なんで感覚が普通の人間のまま数百年も過ごしているのか理解できません。
あくまで多くの人間に共感ささる為の設定だろうが、そこを違う視点で描いて欲しかった。
いつも通りの不死身なんて望まない流れを見て、一気に興味がなくなって、先の展開まで読めてしまったのも残念です。
唯一、主人公が不死身じゃなくなって引退すると予想したのに、そのまま生き残るのはちょっと違うような気がした。
過去との決着が残っているから殺せないだろうけど、それにしてもキャラクターとして存在価値がなくなっているのは確かである。
むしろ、チームの足を引っ張りかねないが、続編をにおわせているので、さすがに現場へ出せないだろうと思う。
もし、次回作でバリバリ現場に出るような事があったら、相当ガッカリさせられます。
それでも、シャーリーズ・セロンはカッコいいし、アクションも上手いからそれだけでも充分面白いと感じました。

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