【デッド・ドント・ダイ】RE-3370

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洋画

作品データ

公開年月 2019/06/14
ジャンル コメディ/ホラー
原作 なし
監督ジム・ジャームッシュ
脚本 ジム・ジャームッシュ
製作 カーター・ローガン、ジョシュア・アストラカン
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

警官が三人しかいないアメリカの田舎町センターヴィルで、ある日、不可解な現象が続発してダイナーで二人のウェイトレスの死体が発見される。
前代未聞の猟奇事件を前に当惑する警察署長に対し、巡査のロニーは「ゾンビの仕業に違いない」と断言していた。
そして、その言葉通り町には次々とゾンビが現れると、ロニーたちは対処する為に次々と退治していくのだった。

登場人物&出演者

クリフ・ロバートソン署長(演:ビル・マーレイ)

近年の出演作に『オン・ザ・ロック』、『ゾンビランド:ダブルタップ』などがあります。

センターヴィル警察の署長。平和な田舎町でのパトロールとコーヒーとドーナツが好き。

ニワトリが盗まれたという苦情を処理するが、ダイナーでの凄惨な殺人で事態は急変する。
ロニーが凄惨な殺人がゾンビによるモノだと言われ、死体が動き出して倒すと信じていく。
ゼルダに言われて墓地まで行くが、そこで彼女がUFOに出迎えられて去る姿を見ていた。
最後はゾンビに車を囲まれミンディが死ぬと、覚悟を決めロニーと出て応戦するも倒れた。

ロニー/ロナルド・ピーターソン巡査(演:アダム・ドライヴァー)

近年の出演作に『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』、『マリッジ・ストーリー』などがあります。

センターヴィルの警察官。口癖に「まずい結末になる」と言って、署長を心配させている。

ダイナーでの凄惨な殺人を見て動物の仕業と考えたが、ゾンビによるモノだと断定していた。
武器が必要で倒し方を署長たちに教えると、台本を読んだとして最悪の結末を迎えると宣言。
ゼルダの言葉に従って墓地まで行くが、彼女がUFOに吸い込まれる姿は台本にないと話す。
最後はクリフと意を決して車の外へ出て、ゾンビを倒すも圧倒的な数に勝てず食い殺された。

ミンディ/ミネルヴァ・モリソン巡査(演:クロエ・セヴィニー)

代表作に『ポーイズ・ドント・クライ』、『アメリカン・サイコ』などがあります。

センターヴィルの婦警。パトロール中だったクリフたちに無線を入れ、コーヒーを買ってもらう。

町が夜になっても明るい状態と、テレビで騒がれている自転軸のズレなどをラジオで聞いた。
大量の武器を警察署に持ってきたクリフたちと合流し、ゾンビが集まる状態に不安が募る。
ゼルダの言葉に従って墓地まで行くが、あまりにも考えられない状況にパニックとなる。
最後は死んだはずの祖母がいて、ガマンの限界に達して外に出て食われてゾンビとなった。

ゼルダ・ウィンストン(演:ティルダ・スウィントン)

近年の出演作に『どん底作家の人生に幸あれ!』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』があります。

センターヴィルの葬儀屋を買い取ってスコットランド出身の女性。神秘的な雰囲気を持っている。

死体がある隣の部屋に仏像が置かれ、畳も敷かれ、道着を着こなし日本刀の素振りをする。
ゾンビの大群が町へ侵入しても動じず、日本刀を手に警察署まで息を乱す事なく着いた。
警察署のパソコンを使ってプログラムを打ち込むと、クリフたちがいる墓地までやって来た。
最後は約束通り墓地までやって来るが、迎えに来たUFOに拾われてクリフたちを置いて去る。

ボブ(演:トム・ウェイツ)

代表作に『ドミノ』、『ザ・ウォーカー』などがあります。

センターヴィルの森に住んでいる男。町の住民から気味悪がられて誰も近寄らせない。

ニワトリを盗んだ犯人としてクリフたちから尋問を受けるが、姿を隠して威嚇射撃していた。
森の異変と月の様子から何かが起きると察知して、遠目から町の状態をずっと観察していた。
墓地から死者が蘇ったと分かると、相手がゾンビだと判明してすぐに森へ帰っていった。
最後は墓地で立ち往生するクリフたちを見つけると、彼らの勇敢な姿を見ながら賞賛した。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は『第72回カンヌ国際映画祭』にてプレミア上映された作品となります。
監督と脚本には俳優としても活躍していたジム・ジャームッシュが務めています。
ちょっとだけ話題に上がっていたゾンビ映画だったので、多少の期待を込めていました。
で、実際に鑑賞すると、残念ながらカユイところに手がもう少しで届きそうで届いていません。
つまり、本作は求めていたモノと違ってしまい、とても消化不良な印象になってしまった。
ゾンビ映画の基本は抑えているけど、あくまで表面的で監督のジム・ジャームッシュが表現する為に作ったような印象です。
本当にゾンビ映画が好きな人が作るゾンビ映画はこだわりが感じるけど、この作品からはそういう部分は感じられない。
逆に何を感じるのかというと、仲良し内輪ネタを出して、少しだけブラックユーモアを混ぜた自己満足のような作品でした。
さすがに俳優をやっているジム・ジャームッシュが監督を務めているので、どうしても仲間内で楽しんでいるようなノリに感じた。
そうなってくると、単純に好き嫌いという風に別れてしまい、個人的にはそこまで好きな部類に入らなかった。
絶賛されている『ゾンビランド』シリーズも、ゾンビ映画好きな自分でも、好みが合わずに微妙な印象を持っていました。
この作品にも同じような印象を持っていて、抑揚のない展開をワザとやっているが、これも個人的に合わなかったです。
残念ながら本作に関して少しだけ期待値が高かった分、グッと来るような場面もなく、パロディやメタ表現も中途半端な作品でした。

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