【ザ・バーン/新型ウイルス感染】VD-686

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洋画

作品データ

公開年月 2018/09/04
ジャンル ホラー/サスペンス
原作 なし
監督 マット・ブロア
脚本 マット・ブロア、オレガン
製作 マット・ブロア、オレガン
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

9.11の1年後、若者を中心に新型ウイルスの感染症が大流行していた。
感染者には攻撃的な行動と皮膚の壊死が初期症状として現れる事から、人々は彼らをゾンビと呼び恐れていた。
それから10年、ワクチンは未開発のまま、ヴァージニア州の田舎町で猟奇的な連続殺人事件が発生するのだった。

登場人物&出演者

ジル・ペリー(演:ケン・サミュエル)

代表作に『ドルフ・ラングレン in レトログレイド2204』、『フレンチ大作戦/灼熱リオ、応答せよ』などがあります。

シュガーグローブで弟のアルと町から離れた場所に住む。軍隊や政府が感染者にした事をずっと許せずにいる。

弟と実家に残って農作業などをしているが、実は感染した人間を納屋に置いて面倒を見る。
なぜか感染者は逆らう事なく命令に従っていて、一日に二度の食事を与えて生かしている。
ローレンをアルが殺害した事で彼が連続殺人事件の犯人で、母親殺しと間違えて処分した。
最後は真犯人がクラークソンだと知って殺害し、エイプリルたちと解放して普通に暮らした。

アル・ペリー(演:ヤニク・マジーリ)

代表作に『アステリックスの冒険/秘薬を守る戦い』、『英雄は嘘がお好き』などがあります。

シュガーグローブで兄のジルと町から離れた場所に住んでいる。母親が死んでから一切口を利かない。

主導的に動く兄に何も言えず従っているが、納屋にいる感染者に対して嫌悪感を持っている。
何度も感染者たちがいる納屋で威圧的な態度を出すが、その度に兄から注意されていた。
弾みでローレンを殺害してしまい、それを知った兄によって感染者たちの餌食にされて死亡。
最後はクラークソンこそが連続殺人犯で母親を殺した張本人と判明し、それでも許されない。

ローレン・ブルーム(演:カレン・フレンチ)

代表作に『The Watcher Self』などがあります。

ジルと過去に付き合っていた女性。妹が感染してジルの納屋に調教と面倒を見てもらっている。

定期的に妹の様子を見に行くと、ジルから歓迎されて襲わないように調教された姿を見た。
またもジルの家を訪れると、妹に触れていたジルをうらやましく思って彼に頼んでいた。
ジルに感染者は危険だと言われ、今度は溜まっていた性欲が爆発して彼と一夜を過ごした。
最後はメリッサを殺害して興奮したアルに襲われ、悲鳴とともに首を締められて死亡した。

メリッサ・クロウフォード(演:パイパー・リンカーン)

代表作に『Naomi & Wynonna: Love Can Build a Bridge』などがあります。

リッチモンドにあるテレビ局KRCBの女性リポーター。シュガーグローブで起きた連続殺人事件を取材する。

シュガーグローブで殺人が起きる度にニュースを伝え、クラークソンたちから無視される。
真相を掴む為に怪しいと思ったジルを学生と偽って取材を試みるが、当然のように拒まれる。
正体がバレても取材する姿勢を変えず、再びジルの家に行くが、顔面を殴られてしまう。
最後は勝手に侵入して納屋に行ってスマホを置き、クラークソンに刺されて絞殺された。

チャド・サンドマンズ(演:アドリアン・ベルトー)

本作が長編映画デビュー作となります。

感染してしまった青年。父親によってジルの家に連れて来られ、彼の命令に従って納屋に入れられた。

まだ人としての意識が残っているが、最初はジルを襲おうとするも力づくで理解させられた。
しばらく納屋で他の感染者と暮らしていて、何かの生肉を与えられて仕方なく食べていた。
勝手に侵入したメリッサをアルが納屋の前で殺害すると、彼女が投げたスマホを手に取った。
最後は連続殺人犯のクラークソンを追い詰め、ジルに解放されて普通の暮らしを手にした。

エイプリル・ブルーム(演:オレガン)

本作が長編映画デビュー作となります。

ローレンの妹。以前から感染してジルの納屋にいる。感染者の中でジルにとって一番扱いやすい。

感染者を毛嫌いするアルに一方的な恐怖を与えられていて、交流しようとも拒否されている。
真相を暴こうと勝手に納屋へ入ってきたメリッサがアルに刺され、襲わずに様子を見ていた。
ローレンをアルが殺した事になって、ジルが彼を納屋に入れて、他の感染者たちと襲った。
最後は連続殺人事件の犯人クラークソンを追い詰め、ジルたちと普通の暮らしを手にする。

ベンジャミン・クラークソン(演:ギヨーム・フォーレ)

代表作に『目元が似てる君へ』、『ドクター・ストレンジ/マルチ・オブ・マッドネス』などがあります。

シュガーグローブで保安官代理をしている。一度町を出て軍隊にいたが、戻ってくるも以前とは違っている。

ジルとは家族同然の扱いだったが、帰ってきてからは微妙な関係で殺人事件の捜査をする。
都会から来たリポーターのメリッサに手を焼いていて、取材を受けても一切何も答えない。
連続殺人事件について捜査していて、ジルやアルを怪しい睨むも決定的な証拠がない。
最後は連続殺人の犯人だとジルにバレ、ローレン殺しは違うと言いながらも彼に処分された。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は監督を務めるマット・ブロアにとって初の長編映画となります。
この作品は人間がウイルスに感染するだけなので、ゾンビ映画じゃなく、感染系ホラー映画という位置づけです。
物語としてずっと静かな展開になっていて、町外れに住む兄弟が納屋に感染者を匿っている状態です。
ハッキリ言って、登場人物の関係性や物語の流れをちゃんと説明せず、雰囲気だけでなんとかしようというタイプでした。
なので、途中で寝てしまうような退屈な展開が何度もあって、どういう目的で感染者を匿っているのか分からないまま進んでいきます。
多分、自分の身内が感染しても隔離施設に送りたくないという気持ちで、唯一襲われない兄弟に任せていたと思います。
しかし、兄弟の弟が実は町で起きている連続殺人事件の犯人だと発覚して、困った兄と感染者によって処分されるという流れになります。
説明不足の上に見せ場が一切なく、真相を突き止めようとするリポーターがあっさりと途中退場し、何かやりそうな保安官代理も何をしているのか分からない。
大前提として登場人物たちの行動について明確にされておらず、彼らが何をしたいのか考えながらじゃないと分からなくなります。
あまりにも不親切で説明不足な展開だけじゃなく、同じようなシーンが何度も繰り返されるから飽きてくるのいは当然です。
連続殺人事件と感染者の関係性も今ひとつ繋がってこないし、そもそも納屋で彼らを飼っている意味が伝わってきません。

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