作品データ
あらすじ
長年、宿敵の巨大麻薬組織を追うベテラン刑事のデヴィッドとその相棒のキャルは、ある時、組織の手先の一組の男女が麻薬取引を行う現場に遭遇する。
応援を要請した方がいいとデヴィッドが主張する中、キャルが勢いのまま取引現場に踏み込むと、銃撃戦を繰り広げてしまう。
結果的にデヴィッドが撃たれて負傷し、キャルは追ってくる組織の手下から逃げる為に2人は近くの農場まで退避するのだった。
登場人物&出演者
・デヴィッド・ワトソン刑事(演:ブルース・ウィリス)
近年の出演作に『オペレーション・ゴールド』、『ガンズ&バレッツ/CODE:White』などがあります。
麻薬取締課のベテラン刑事。キャルと組んでいる。30年以上の経験を持ちながらキャルの暴走を抑えられず。
ミッキーたちの取引現場に踏み込んで銃撃戦になるが、堂々と腹部を撃たれて負傷した。
キャルに死んだと思われていたが、フランクたちに捕まってエリックの農場まで来ていた。
監視する男を脅してキャルたちの反撃に乗じて倒すが、マイケルが来て再び捕まってしまう。
最後はマイケルを倒して銃を奪い、負傷しているとは思えないほど元気で生還を果たした。
・キャル刑事(演:スウェン・テメル)
代表作に『バックトレース』、『リーサル・ストーム』などがあります。
麻薬取締課の若い刑事。ベテランのデヴィッドと組んでいるが、今回の捜査で逮捕しようと暴走してしまう。
そのせいで追跡がバレて銃撃戦になると、デヴィッドを置いてミッキーたちを追跡していく。
エリックの農場で戦うも結局は劣勢になって逃げて、一人で立ち向かおうと機会を狙った。
逃げたはずのエリックと再び合流し、デヴィッドを助ける為に手下を数人殺害をしていた。
最後は家に入ってきたフランクを対決し、2階から一緒に落ちて倒して生還を果たした。
・エリック(演:チャド・マイケル・マーレイ)
代表作に『ドント・サレンダー』シリーズ、『カラーズ・オブ・ラブ』などがあります。
元アメリカ軍の兵士。「パープル・ハート勲章」を受けている。妻と娘を車の事故で失って絶望している。
家でノンビリしているとキャルたちの戦いに巻き込まれ、銃まで奪われて逃げ出してしまう。
キャルに言われて町へ逃げるも途中でフランクたちに遭遇し、結局は家に引き返していた。
警察へ電話をかけようとしてフランクに見つかるが、友人の犠牲で逃げてキャルと合流した。
最後はキャルとの連携でデヴィッドを脱出させ、フランクを倒して家の改修に頭を抱える。
・バイオレット(演:ケイト・カッツマン)
代表作に『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』、『リーサル・バレット』などがあります。
売人カップルの女性。派手な金髪とメイクをしている。ミッキーと一緒に麻薬組織との取引をしていた。
キャルの追跡がバレて銃撃戦になると、ミッキーとともにエリックの農場まで逃げていた。
追ってきたキャルとの戦いになり、エリックの乱入で逆に有利になってフランクを待つ。
フランクに言われてキャルを探しに行くが、ミッキーが射殺されて怒りで追いかけていく。
最後は合流したマイケルにミッキーの死を告げると、用なしとしてあっさりと彼に殺された。
・ミッキー(演:ザック・ウォード)
近年の出演作に『沈黙の鉄槌』、『ミッシング/少女の叫び』などがあります。
売人カップルの男性。金髪と全身にタトゥーを入れている。麻薬組織との取引をしようと倉庫に来ていた。
キャルの追跡が分かると銃撃戦になって、バイオレットとエリックの農場まで逃げていた。
エリックのせいで銃を手に入れると、彼らを追い出して組織のフランクが来るのを待った。
フランクがやって来ると、逃げ出したキャルを捕まえる為にバイオレットと手下で探し出す。
最後はキャルを追い詰めるが、油断してバイオレットを守るようにして背中を撃たれ死亡。
・フランク(演:マイケル・シロウ)
代表作に『アウト・オブ・デス』、『ドント・サレンダー/進撃の要塞』などがあります。
麻薬組織の幹部。ミッキーたちと取引をしていたが、キャルたちの邪魔が入った事で銃撃戦となってしまう。
ミッキーから連絡を受けて農場へ行くと、何もしない彼らにブチ切れて行動をさせていた。
ボスに連絡してからデヴィッドへの拷問許可を受けるが、キャルたちの騒ぎで中断していた。
逃げたキャルをカーチェイスで追跡するが、反撃を受けてもまたしても逃げられてしまう。
最後は家に逃げたキャルたちを追うが、2階から一緒に落ちて頭を打ってそのまま死亡した。
・マイケル(演:クリストス・アンドリュース)
代表作に『The Killer In My Backyard』、『Breakout』などがあります。
麻薬組織のボス。父親の家業を引き継いでいる。ミッキーとは義理の弟で兄とは違い、賢いと思っている。
長年に渡ってデヴィッドたちに家族が追われる事に恨みを持ち、以前から面識を持っている。
フランクから念願だったデヴィッドを捕まえたと連絡を受け、嬉々として現場へ向かった。
手下たちが間抜けすぎてブチ切れて、ミッキーが死んだと分かってバイオレットを殺害した。
最後はデヴィッドを探すも油断してボコボコにされ、ほとんどの手下を失って逮捕された。
感想
[個人的な評価]
本作は『未体験ゾーンの映画たち2022』にて上映された作品となります。
この作品は『沈黙の鉄槌』や『ドント・サレンダー/進撃の要塞』で知られるジェームズ・カレン・ブレザックが監督を務めています。
すでにブルース・ウィリスが病気の影響でマトモにセリフが覚えられなく状態なので、メインではない登場人物となっている。
ただ、この中では圧倒的に知名度と存在感があって、他の登場人物がイチャイチャする間に少しだけ出ています。
ブルース・ウィリス自身はアクションがほとんどできないが、銃を撃ったり、ある程度のセリフを言ったりはできる。
しかし、問題はそこではなく、まずは脚本が三流以下すぎて物語としても面白さがまったくありません。
いい脚本というのは俳優や女優の知名度がなくても面白いが、本作は完全にブルース・ウィリスのネームバリューに頼っているだけ。
脚本家には致命的な知能レベルの問題があって、ブルース・ウィリスを除いた登場人物が軒並み猿レベルまでに知能が退化している。
普通に考えて明らかにおかしい状況でも、それに対しておかしいと思う登場人物がいないから深刻な問題だと言える。
役者をやっているなら多少の経験があると思うが、どう考えても脚本がおかしいと思わないのだろうかと不思議な感じです。
それとも、どんなクソみたいな映画であっても銭が稼げるならそれでもいいならば、彼らはこそ先有名にはならないだろうと思う。
唯一、ブルース・ウィリスに次いで知名度がありそうなザック・ウォードもキャラクター性を出そうとしてスベっていました。
ブルース・ウィリスが出ているだけで鑑賞する作品だが、それ以外は深刻な知能の問題があって逆によく映画として出せたと褒めるべきだろう。
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