【リビングデッド:ザ・ビギニング】RE-3524

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洋画

作品データ

公開年月 2004/01/05
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 カール・リンドバーグ
脚本 カール・リンドバーグ
製作 カール・リンドバーグ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ドライブを楽しんでいたジョンとジェニファーは、人里離れた森の中でタイヤがパンクして足止めを余儀なくされる。
すでに辺りは暗くなっていた状況の中、車内で一夜を過ごす事になった二人だが、死体のような不気味なモノを発見する。
様子を確かめる為に近寄ったジョンは突然首を噛みつかれ、ジェニファーと隠れ家に逃げ込むも彼の体に異変が起き始めるのだった。

登場人物&出演者

ジョン(演:ジョナサン・フラニガン)

代表作に『Cheaper by the Dozen 2』、『Civil Warriors』などがあります。

主人公。ジェニファーとドライブをしていたが、途中でタイヤがパンクして直そうとするも工具がなくて諦める。

工具がない事にジェニファーを責めていたが、それ以上の文句を言われ仕方なく黙っていた。
外で死体を見つけるが、当初は放置するつもりでいたが、ジェニファーに言われ様子を見た。
今度は死体がいなくなって、またしてもジェニファーに言われて見に行くと噛まれてしまう。
鼓動が止まって生肉しか受け付けない体になり、ジェニファーに別れを告げ助けようとした。
ジェニファーが出ていかず、暴走して彼女を噛んでしまい、お互いに死ぬまで一緒と誓った。
ガマンの限界に達し人を襲って食べていたが、それに耐えられないジェニファーが自殺する。
最後は踏み込んできた警察官を人質に取るが、油断してショットガンを食らって死亡した。

ジェニファー(演:ヴィヴァリー・ハインズ)

代表作に『Tooth and Nail』、『クロス』などがあります。

ヒロイン。ジョンとドライブをしていた。途中でタイヤがパンクして、文句を言いながらジョンに交換を頼む。

工具がなくてジョンに文句を言われてしまうが、それ以上に文句を言って彼を黙らせていた。
外で死体を見つけると危険だと言っているジョンを無視して、結果的に彼が噛まれてしまう。
ジョンが死んでいる状態になっていると分かって、なんとか彼を助けようと薬を盗んでいた。
変異するジョンに別れを告げられるも拒否していたが、彼に噛まれるとブチ切れてしまう。
ジョンと同じような変異を遂げていき、普通の生活ができないと嘆きながら諦める事になる。
人肉を食べる事に対して拒否し、ジョンが持ってきても激しく拒絶してずっと寝込んでいた。
最後はジョンがこっそり人を襲って食べている事を知り、絶望して銃で頭を撃ち抜いて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は『バニーマン』シリーズで知られるカール・リンドバーグが監督と脚本を務めています。
この作品は当然のように低予算で作られているので、できる事が限られている中でゾンビの愛物語を描こうとしました。
同じようなタイプの作品に『ゾンビの中心で、愛をさけぶ』というのがあって、こちらの方が断然に面白く作ってあります。
まず、本作のゾンビは原因やパンデミックはなく、あくまで主人公とヒロインのカップルが物語の中心にいました。
主人公はヒロインをとても愛しているが、そのヒロインの性格があまりにも自己中心的な上にブスなので、その気持ちが分かりません。
なので、主人公があそこまでヒロインに執着する気持ちが共感ができず、単なる意味のない暴走に見えてしまった。
それに対して、性格が悪く顔も悪いヒロインになんの魅力もなく、ヒステリックになって何かにつけて主人公のせいにする。
ヒロインがあまりにも悲劇のヒロインをやりすぎて、他者への思いやりが取ってつけたような感じで説得力がない。
すべての元凶がヒロインにあるけど、完全に自分の方が被害者のような立ち回りして、尚更気に食わないです。
あと、主人公たちが森の中にある小屋に住み着いているが、誰が電気料金を払っているのか気になってしまいました。
そこら辺の設定は完全に無視しているだろうし、ラストで雨が降っているのに空が快晴という矛盾点もツッコミを入れちゃいけないだろう。
『バニーマン』シリーズはいい意味で振り切った作品だが、真面目なドラマを撮らせちゃいけないタイプの監督だと分かりました。

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