【サンズ/SUN OF THE DEAD】RE-3738

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作品データ

公開年月 2011/10/21
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 阿見松ノ介
脚本 阿見松ノ介
製作 石原由紀
製作国 日本
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

突然発生したゾンビで孔助は意識のない娘と雑居ビルまで逃げて、そこへ逃げてきた洋平とナミ、それに盾倉たちを匿った。
それぞれが雑居ビルまで逃げてきた経緯を話し、外で大量に発生しているゾンビたちの存在について推測していた。
洋平たちが外へ出ようとして大量のゾンビが侵入してしまい、孔助とともに屋上へ逃げた時に真実を知っていくのだった。

登場人物&出演者

杭瀬孔助(演:平宅亮)

代表作に『超高速!参勤交代』、『信長協奏曲』などがあります。

若いサラリーマンの男性。娘の伊奈と同居している。仕事が忙しくあまり話しを聞く余裕がないような状態。

出勤するも忘れ物で家に帰り、伊奈を襲ったゾンビをナタで倒し雑居ビルまで抱えて逃げた。
洋平たちを雑居ビルまで中へ入れるが、洋平に伊奈がゾンビになると疑われて脅迫された。
部屋を出ようとした洋平のせいで大量のゾンビが入り、盾倉たちが犠牲となって屋上に行く。
最後は大量のゾンビを倒し、自分たちが三途の川にいると行って最終的に娘と再会を果たす。

夏山洋平(演:夏守陽平)

本作が長編映画デビュー作となります。

元自衛官。肉体の強さに自信がある。自衛隊の演習で死にかけて先輩に助けてもらうもトラウマを持っている。

ナミと公園でしゃべっていると、ゾンビに追いかけられ雑居ビルの一室で孔助に助けられた。
孔助の娘もゾンビになると主張し、殺すべきだと意見するも盾倉に銃を向けられて引いた。
武器を奪ってドアを開けるとゾンビに噛まれ、屋上まで行って孔助と倒すも変身を確信した。
最後は孔助の推測で三途の川に迷い込んだと言われ、変身して頭を撃ち抜かれて死亡した。

盾倉広(演:みぶ真也)

代表作に『怪異伝承/鬼殻村』、『恋の映画を作ろう』などがあります。

中年のサラリーマン。長年勤めていた会社をクビになってしまい、人脈を頼って銃を手に入れて復讐しようとした。

会社に入っていくとゾンビが人を食べているところを見て、車も囲まれて雑居ビルへ逃げた。
時間が経過してヒマになっていると、自分の境遇を話して孔助の事情も聞いて納得していた。
洋平たちにナタと銃を奪われて逃げられようとして、部屋にゾンビが入って手榴弾で爆死。
最後は実際は会社に乗り込んで復讐の為に自爆テロをして、周囲の人間を巻き込んでいた。

ナミ(演:自衛尊ナミ)

代表作に『霊能力』、『ライトノベル作家の殺し方』などがあります。

洋平と付き合っている女性。陽平が過去のトラウマを持っているせいで結婚や同棲すらしてもらえず不満を持つ。

公園で洋平と会話してゾンビに襲われ、なんとか逃げ出して雑居ビルに行き孔助が助けた。
緊張感がなく洋平が持ってきていた食料品を一人で食べてしまい、当然のように怒られた。
盾倉から銃を奪って逃げようとしたが、入ってきたゾンビに対応できずに食い殺された。
最後は実際は盾倉の自爆テロに巻き込まれ死んでいて、三途の川に迷い込んでいたと判明。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は洋画のカルト作品を専門にするWHDジャパンが製作したゾンビ映画です。
この作品は『サイコ・イコール』や『怪異伝承/鬼殻村』で知られる阿見松ノ介が監督と脚本を務めています。
超低予算で作られたゾンビ映画ほど脚本や演出、それに演技が高いレベルじゃないと面白い作品は絶対に作れません。
これは何本も鑑賞してきた経験から導いている答えですが、本作にはその3つの要素は1つもありませんでした。
まず脚本が素人レベルで演出も超低予算という事も理由にならず、一定の評価を受けている監督が作っているとは思えないようなつまらなさです。
3つ目の要素となる作品の面白さを決定する役者たちの演技が軒並み大根であり、かなりヒドイ部類に入るレベルでした。
如何にも演技をしている雰囲気が出ているのはまだいいとして、それ以前に演技として成立していない役者もいました。
ただでさえ面白くない脚本と演出なので、せめて役者の演技でフォローできるところがあるのに、妥協点があまりにも低くて熱意をまったく感じられない。
特に面白いのは大手映画サイトのレビューがほぼないに等しく、なぜかアマゾンの方が多くて、明らかに関係者と思われる高評価の感想に笑ってしまう。
お金をもらっているのか、関係者だから宣伝の為にやっているのか分からないが、ウソをついたおかげで何人か騙していました。
三途の川に迷い込んだ設定はそれなり面白いかもしれないが、それを生かそうとする脚本と演出、演技がないから意味がなくなっていました。
唯一、良かったと思ったのはエンドクレジットで役者たちのインタビューがあって、こっちの方が生き生きした表情で好感が持てました。
つまり、出演している役者たちは演技を辞めた方がいいというぐらい、素でしゃべっている方が良かったとなってしまうのです。

コメント

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