作品データ
公開年月 | 2014/03/01 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | 都市伝説 『隙間女』 |
監督 | 永江二朗 |
脚本 | 赤間つよし、永江二朗 |
製作 | 高口聖世巨、岡良亮、ほか |
製作国 | 日本 |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
OLとして働く小春は、疎遠になっていた妹の今日子の異変を知って部屋を訪れた。
部屋の中にはあらゆる隙間がテープで目張りされた状態で、倒れていた今日子を見つけた小春はすぐに介抱して意識を取り戻させた。
すると、今日子は肝試しに行った空き家で「隙間女」の悪霊に遭遇して呪いを受け、小春は妹を助けるべく現場へ向かっていくのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は都市伝説として知られる「隙間女」を題材にしています。
この作品はAKB48の元メンバーである菊地あやかにとって2作目の主演となります。
菊地あやかは以前に『メリーさんの電話』に出演したが、その時はずっと巨大な鼻が印象に残って今でも記憶に残っています。
今回も多少は鼻が気になる感じだが、以前よりも痩せているのか、だいぶイメージが変わって物語に集中ができました。
都市伝説を題材にした邦画は基本的にコントのレベルになってしまうが、本作も残念ながらその域を出る事ができなかったです。
低予算という原因もあるだろうけど、総じて演出が陳腐になる上に出演者の演技レベルが低いからできる事が少ないと思われます。
これまで様々な都市伝説を題材にしたホラー映画を鑑賞してきましたが、どれも似たようなパターンで恐怖を感じる事がありません。
本作にも恐怖よりも細部の粗が来なってしまい、更に菊地あやかの鼻も多少気になった部分がほとんどでした。
ホラー映画としてよりも謎解きの部分が多く、サスペンス映画っぽいが、入り組んだ設定じゃないから緊張感もほとんどないです。
隙間女についても、どうしても『リング』の貞子を連想するような登場の仕方で、低予算なのでワンパターンの出現方法に工夫が見られなかったです。
隙間さえあれば出てくる神出鬼没な能力を持ち、捕まった人間はほぼ引きずり込む力を持っているのに、呪いの原因が曖昧すぎて説得力に欠けていました。
どうしても映像化すると陳腐になりやすい都市伝説を題材にした作品ですが、これはこれで個人的な期待には応えてくれています。
まだまだマイナーな都市伝説を題材にしたホラー映画はあるので、今後はそれらをすべて制覇したいと思います。
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