作品データ
あらすじ
ホン遺伝子研究所では最先端の研究をしていて、リン教授の仮説を元にシャオチンが北極の氷原で高エネルギーの場所を探索していた。
すると、雪原の中から巨大な雪男が出現し、シャオチンたちが乗った車は崖下に落ちて行方不明となってしまう。
冒険家でシャオチンの恋人だったレイ・イーフェイが捜索に雇われ、傭兵たちとともに北極の氷原を目指すのだった。
登場人物&出演者
・レイ・イーフェイ(演:ウー・ジュンチョン)
代表作に『The Tokyo Vampires』、『Widow Assassin』などがあります。
主人公。世界一の冒険家。骨董屋を経営しているがやる気はあまりない。チンピラなら余裕で倒せる実力を持つ。
シェン所長に頼まれたリン教授とウェン・ツァイからシャオチンを探す為に北極まで向かう。
磁場が狂うような場所に到着し、洞窟で不気味な鳥に襲われながらも目的地まで無傷で到着。
氷原の先住民たちに助け出されると、シャオチンと再会してウェン・ツァイに殴られていた。
最後は雪男に音波を浴びせる戦闘機をロケット砲で撃ち落とし、シャオチンたちと帰った。
・シャオチン(演:チャン・ヨンシェン)
代表作に『欲望森林三部曲』、『Proud of you』などがあります。
ヒロイン。ホン遺伝子研究所に所属する女性研究員。調査隊を率いて北極にある氷原を目指していく。
強い磁場のせいでリン教授の仮説にある氷原を目指し、そこで巨大な雪男に遭遇してしまう。
起き上がった雪男のせいで崖下まで落ちるが、カヤたちに見つかり一人だけ無傷で滞在する。
レイたちと再会を果たし、科学の大きな進歩になると興奮するが、破壊していると言われる。
最後はリン教授の暴走で先住民たちが犠牲になり、雪男が始末してレイたちと帰っていった。
・ウェン・ツァイ(演:タン・シン)
代表作に『シン・ジョーズ/最強生物の誕生』などがあります。
ホン遺伝子研究所の研究員。シャオチンの調査隊が北極で何かに遭遇し、行方不明になった瞬間を見ていた。
シェン所長に頼まれてリン教授とともにレイの元を訪れ、シャオチンを探す為の協力を得る。
北極ではレイに従う事があまり気に食わないが、洞窟で強がりを見せるも鳥の襲撃で怯える。
氷原の先住民に雪崩から助けられ、最強の戦士であるカヤに一目惚れしてアプローチした。
最後は劣勢だったカヤを助け、二人がかりでタイソンを倒すが、そのまま国へ帰っていった。
・カヤ(演:レモン・リー)
代表作に『Tomb of Time: Kowloon Coffin』、『Thief Heroine』などがあります。
北極にある氷原で暮らしている先住民の娘。最強の戦士で低体温症を患っていたレイを圧倒していた。
シャオチンたちが崖下に落ちて先住民たちが助け出し、言語が分かる彼女と意思相通した。
雪崩に巻き込まれたレイたちを助け出し、シャオチンの説得で仲間だと言われ武器を下ろす。
暴走するリン教授に母親を殺されてしまい、リーダーとして受け継ぐ印を貰ってブチ切れる。
最後はタイソンに圧倒されるが、ウェン・ツァイの助けで絞殺し、彼らを部族と見送った。
・タイソン(演:ジャン・グオジュン)
代表作に『Legend of the Demon Seal』、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー/2020年版』などがあります。
シェン所長に雇われた傭兵団のリーダー。部下たちからは「兄貴」と慕われ、仲間を第一に考えている。
レイに従って北極までやって来ると、道中に洞窟へ入るも部下たちが鳥に殺されてしまう。
敵に対して射撃するしか脳がなく、そのせいで部下を数人亡くしてレイに止められていた。
雪鮫に部下が食われ雪男のせいで雪崩が起きると、リン教授から取引を持ちかけられて承諾。
最後は先住民を虐殺していき、カヤとウェン・ツァイの連携を食らって首を締められて死亡。
・リン教授/ヘンリー(演:ジャン・ヨンボー)
代表作に『わたしは潘金蓮じゃない』、『フェアウェル』などがあります。
ホン遺伝子研究所の研究員。北極に存在での氷原にある高エネルギーの仮説の証明をしようとしている。
シャオチンが率いる調査隊が行方不明になると、ウェン・ツァイとレイに協力を求めていた。
北極での危険な洞窟を抜け、シャオチンたちが行方不明になった場所に到着して歓喜した。
中東の企業に雇われているとタイソンに話し、雪男を連れ帰る事で大金を得る取引をした。
最後は雪男に電撃を食らわせるも失敗し、ブチ切れられ右手によって押し潰されて死亡した。
・シェン所長(演:ノーマン・チュイ)
代表作に『チャウ・シンチーのキング・オブ・カンフー』、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー/2020年版』などがあります。
ホン遺伝子研究所の所長。リン教授の仮説を信じて多額の資金を提供して遺伝子研究所を作っていた。
一人娘のシャオチンに調査隊を任せ、北極で氷原を発見させるも何かに襲われて撤退を指示。
研究がムダになるとしてリン教授に止められたが、所長命令だとしてシャオチンに指示した。
結果としてシャオチンたちが行方不明になり、元恋人で冒険家のレイを雇って捜索を頼んだ。
最後は生還を果たしたシャオチンと再会するが、研究員から新たな怪物の信号を見せられた。
感想
[個人的な評価]
本作は近年で資金をたっぷりと用いた中国が製作した作品となります。
この作品はマイナーな中国映画の例に漏れず、あまりにも情報がなくて苦労しました。
ジャケットにある雪男のようなモンスターだけじゃなく、サメについても期待をしました。
最初は気にしなかったけど、主人公たちがやって来たのは北極圏であり、世界でも最も厳しい場所の一つだと思います。
それなのに、主人公たちの装備はあまりにも軽いし、何より高いところから落ちてもかすり傷で済む雑すぎる展開。
近年の中国映画は経済成長のおかげで大金を作品につぎ込んでいるが、かなりの粗悪なモノが多く出来上がってしまっている。
なので、最近では意図的に中国お微妙な映画を避けているが、モンスターが登場するから鑑賞したという感じです。
北極の氷原に到着してからツッコミしかなく、何より先住民たちはどうやって生活しているのか謎すぎます。
リーダーは化粧バッチリだし、最強の戦士が傭兵に圧倒されるなど、次々と設定が破綻していて笑えないギャグのオンパレードでした。
とにかく、中国に怪しい映画は確実にクォリティーが低い上に、情報が少ないから今後も避けるべきだと感じました。
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