【サマー・シャーク・アタック】VD-685

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洋画

作品データ

公開年月 2016/07/28
ジャンル パニック/ホラー
原作 なし
監督 ミスティ・タリー
脚本 マーシー・ホランド、グレッグ・ミチェル
製作 サム・クレイター、ケネス・M・バディッシュ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

アメリカのミズーリ州にあるオザーク高原の湖にバカンスへやって来たモリーと家族。
家族だけのバカンスに消極的だった長女のモリーは、恋人で兄ハリソンの友人カーティスがサプライズで参加してテンションが上がる。
湖で花火大会が開催される事から大勢の人で賑わっている中、モリーが読書していると川に入った祖母が突然現れたサメに襲われてしまうのだった。

登場人物&出演者

モリー(演:アリシン・アシュリー・アーム)

代表作に『カリフォルニア・トレジャー』、『Mr.ウッドコック/史上最悪の体育教師』などがあります。

主人公。一家の長女。みんながオザーク高原の湖へバカンスに行く事に浮かれているのに一人だけ気が乗らない。

ずっと読書をして退屈そうにしていたが、湖へやって来たカーティスと会って興奮していた。
祖母が目の前でサメに食い殺され、兄に助けを求め、ジョーンズがなんとか追い払った。
ジョーンズも食い殺され、花火大会の人たちを助ける為にジョーンズの武器を手に入れた。
最後はカーティスが勝手に死んだ恨みから、サメに花火を撃ち込んで爆発四散させて喜んだ。

ハリソン(演:デイヴ・デイヴィス)

代表作に『ゴースト・シャーク』、『LOGAN/ローガン』などがあります。

モリーの兄。オザーク高原の湖へバカンスに行く前に家で祖母とトランプをして時間潰ししていた。

オザーク高原の湖まで来ると、一人でバスを乗り継いできたカーティスと会って喜んでいた。
祖母たちと川へ遊びに行って食料を買うが、サメに襲われたとモリーに言われて助けに行く。
両親が危険として湖まで行く途中でドーンを助け出し、ボートに乗って再び探しに行った。
最後はカーティスが勝手に死んで、モリーが残ったサメを倒し、ドーンと付き合う事になる。

ダイアン(演:ローラ・カユーテ)

代表作に『ヘルライド』、『ジャンゴ/繋がれざる者』などがあります。

モリーやハリソンの母親でリックの妻。オザーク高原の湖までのバカンスを楽しみにしている。

楽しむ気満々のハリソンと、対極的に行きたがらないモリーを気にしながら向かっていった。
モリーに恋人のカーティスと会えない事を同情するが、彼と再会した姿を見て微笑んでいた。
夫と湖に行くとボートでサメの襲撃を受け、信号弾で一匹を倒してジョーンズに助けられた。
最後は夫の手当てをして、ジョーンズの武器に引いて、モリーのサメ花火に喜んでいた。

リック(演:マイケル・パパジョン)

近年の出演作に『サイバー・ミッション』、『エージェント・ウルトラ』などがあります。

一家の大黒柱。母親の思い出があるオザーク高原へ行く事を楽しみにして、みんなを連れ出していく。

一人だけ気乗りしないモリーを気にしながら、オザーク高原へ到着してコテージを借りた。
ハリソンが地元の女の子、モリーがカーティスと一緒にいる為に妻と湖へ遊びに行った。
サメに襲撃されて左手の指を食い千切られるが、妻とジョーンズのおかげで助かった。
最後は棒立ちしながら子供たちの動きを見ていて、モリーがサメ花火を上げて喜んでいた。

ドーン(演:アシュトン・リー)

代表作に『フライング・ジョーズ』、『ミッシング・ドーター』などがあります。

友人たちとオザーク高原の湖へ遊びに来ていた。男友達が川の中に花火を入れたせいでサメを怒らせてしまう。

運良く一人だけ木に登って助かっていて、両親たちを探しに来たハリソンに助けられた。
両親を助けたいハリソンが川をボートで行くと言われ、最初は拒否するも結局は一緒に行く。
花火大会が行われる湖に来て、サメに襲われそうになった人を助ける為に花火を使った。
最後は友人からもらったライターをモリーに渡して、サメ花火の中でハリソンと恋人になる。

カーティス(演:ロス・ブリッツ)

代表作に『ゾンビシャーク/感染鮫』、『キープ・アウト』などがあります。

ハリソンの友人でモリーの恋人。オザーク高原へバカンスに行ったモリーと離れ離れになっていた。

実はバスを乗り継いで一人でオザーク高原まで来て、モリーにサプライズをして再会した。
湖へ遊びに行くと、モリーたちの祖母が襲われてしまい、助けたジョーンズに興奮していた。
ジョーンズがサメに食い殺されると、自分たちが退治する事になって武器を手にして喜ぶ。
最後はサメを粉砕機で倒すが、足を滑らせて、機械から出てきた歯を食らって勝手に死んだ。

祖母(演:シャロン・ギャリソン)

代表作に『ピッチ・パーフェクト2』、『ミッシング・ドーター』などがあります。

リックの母親でモリーやハリソンの祖母。特にハリソンとは仲良しで友人のような関係とも言える。

オザーク高原の川に行く間、ハリソンとトランプを楽しみモリーとのイカサマに気付かれず。
何度も訪れている思い出の場所として川に来ると、精いっぱい楽しもうと懐かしんでいた。
モリーたちと川までやって来ると、ハリソンとカーティスが食べ物を買う間に待っていた。
最後は読書するモリーを他所に川へ入ると、水の中から飛び出したサメに食い殺された。

ジョーンズ(演:トーマス・フランシス・マーフィ)

代表作に『新アリゲーター/新種襲来』、『ニュートン・ナイト/自由の旗をかかげた男』などがあります。

オザーク高原の湖近くにある雑貨店のオーナー。なんでも屋という立場で地元の人から信頼されている。

食料を買いに来たハリソンたちに自然は危険だと話し、彼らに銃を渡そうとして拒否された。
祖母がサメに襲われたモリーの話しを聞いて、ハリソンがピンチの時に駆けつけて助けた。
モリーとカーティスを従えて自作の武器を見せて、サメ退治の為に備えるべきだと警告した。
最後はリックたちを助け出し、サメ退治の指示を出すも襲われ水中へ引きずられて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『ゾンビシャーク/感染鮫』で知られるミスティ・タリーが監督を務めています。
この作品はいわゆるサメ映画となりますが、バカ映画か王道映画に分けると、両方の要素を持っていました。
前提として多くのサメ映画に共通するベースに『ジョーズ』があって、そこに少しありえないような展開でバカ映画にもなっている。
主人公は派手なメイクのワリに読書家で、少し設定がズレているところがあって、なぜか誰よりも積極的にサメ退治をする。
そこに主人公の恋人が一人だけ興奮した状態になっていて、人が目の前で死んでいるのに不謹慎極まりないが誰にも注意されず。
一方で主人公の兄もロマンスの為に都合よく生き残った地元の女の子と仲良くなるが、祖母大好きなのに殺されても悲しみが一切ない。
あれだけ祖母と仲良くしていた兄なのに、女の子を口説こうとするなど、もう少し人が死んだ事について引きずるべきじゃないと心配してしまう。
本作ではあくまでサメを殺す為の理由が必要で、意味もなく人が死んでいくが、そこから主人公たちが本領発揮していきます。
この一家はサイコパスなんじゃないかと思ってしまうほど、あれだけ仲が良かった祖母が死んでも誰も悲しまないです。
それよりも、サメを倒す事に一喜一憂していて、祖母の犠牲に対して最後は誰も口にしないというホラー的な描写がありました。
確かに人を襲ったサメは悪いかもしれないが、それを逆恨みで全滅させようとした主人公たちのサイコパスぶりがなかなか強烈でした。
たまにはこういう振り切ったバカみたいなサメ映画もいいけど、冷静な目で見てしまうとサイコパスだらけで違った魅力があったと思います。

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