【ナチス・イン・センター・オブ・ジ・アース】RE-3920

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洋画

作品データ

公開年月 2012/04/24
ジャンル SF/アクション
原作 なし
監督 ジョセフ・J・ローソン
脚本 ポール・ベイルズ
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

南極で科学者たちが様々な研究を行う観測所で、調査の為に外に出た二人の研究員がこつ然と姿を消してしまう。
二人を探す所員たちは痕跡をたどると大きな氷穴を発見し、下へと降りると、そこには広大な空洞が広がっていた。
驚く所員たちの前に軍服を着た兵士が現れると、そこはナチス残党が地下帝国を築き、メンゲレ博士がヒトラーを復活させようと画策するのだった。

登場人物&出演者

ルーカス・モス博士(演:ジョシュア・マイケル・アレン)

代表作に『ホーンテッド・プリズン』、『ダイナソー in L.A.』などがあります。

主人公。ニブルヘイム観測所のメンバー。医学博士で監視官として赴任する。ペイジの恋人で結婚を考えている。

危険な人食いバクテリアを実験していたレイスタッド博士にブチ切れて、別室で激昂した。
ペイジ博士が行方不明となって一人だけ歩いて探し、氷穴の中に入って空洞を見つけていた。
レイスタッド博士の裏切りでメンゲレ博士に協力するが、反撃してペイジとも合流を果たす。
最後はヒトラーと戦って人食いバクテリアを打ち込んで倒し、ペイジにプロポーズをした。

ペイジ・モーガン博士(演:ドミニク・スウェイン)

近年の出演作に『アポカリプス・ライジング』、『ムーンインパクト』などがあります。

ヒロイン。ニブルヘイム観測所のメンバー。医学博士。外で調査をしているとナチス兵に捕まってしまう。

移植の為に運ばれるもドイツ系で知識がある事から、メンゲレ博士に利用価値を見せていた。
探しに来たルーカスたちと再会すると、協力するしかないとして諦めるように言っていた。
ルーカスの皮膚を移植したいメンゲレ博士を殺害し、UFOから二人だけで脱出を果たした。
最後は襲ってきたヒトラーを油断させ、ルーカスが倒し、プロポーズを受けて承諾をした。

メイ博士(演:ライラン・ボウデン)

代表作に『ゾンビ・クロニクル2』、『キリング・ビューティー/あどけない殺人者』などがあります。

ニブルヘイム観測所のメンバー。アジア系の医学博士。外で調査していたペイジたちと連絡をしていた。

ペイジたちとの連絡が途絶えると、口論していたルーカスたちに報告して現場を向かった。
氷穴を見つけてみんなで行くと、空洞にある暖かい場所に出るもナチス兵に捕まっていた。
ルーカスに協力してハサミを渡したが、レイスタッド博士にバレて連れ出されてしまう。
最後は幹細胞を使う為に脳みそを剥き出しにされるが、失敗してメンゲレ博士に殺された。

シルエ・ラーゲセン博士(演:マレーネ・オクナー)

代表作に『The Olivia Experiment』、『バトル・オブ・スカイアーク』などがあります。

ニブルヘイム観測所のメンバー。医学博士。レイスタッド博士とは恋人で、観測所では周知の事実となる。

ペイジが行方不明になってみんなで探すと、レイスタッド博士が裏切り者で驚いてしまう。
ルーカスとメイが脱出を計画している事をレイスタッド博士に話し、自分だけが助かった。
実は妊娠していてレイスタッド博士に話せず、それを知ったレイスタッド博士に利用される。
最後は赤ん坊を殺された恨みからレイスタッド博士を裏切り、手榴弾でみんなと自爆をした。

エイドリアン・レイスタッド博士(演:ジェイク・ビューシイ)

近年の出演作に『ダリー&スパンキーのアニマルショー』、『ザ・プレデター』などがあります。

ニブルヘイム観測所の責任者。医学博士。10年に渡って南極で研究している。手段を選ばないやり方をする。

人食いバクテリアを持ち込んでいる事がルーカスにバレると、別室で激しく注意を受けた。
ペイジ博士が行方不明となってみんなで探すと、空洞に入ってメンゲレ博士の協力者と判明。
シルエの赤ん坊から幹細胞を取ってヒトラーを復活させ、世界征服を一緒に見守っていた。
最後は恨みを持っていたシルエが手榴弾を作動すると、それを理解して諦めて一緒に爆死。

ヨーゼフ・メンゲレ博士(演:クリストファー・カール・ジョンソン)

代表作に『インヒアレント・ヴァイス』、『メガ・シャークVSグレート・タイタン』などがあります。

ナチス・ドイツの残党。第二次世界大戦で死んだと思われたが、南極へ逃れて長年に渡って研究していた。

外の人間から皮膚や内臓を移植して生き延びていて、レイスタッド博士に協力してもらう。
ペイジやルーカスたちの知識が使えるとして感染症の対策をさせる中、総統の復活を企む。
シルエの赤ん坊から幹細胞を使い、ようやくヒトラーが復活すると世界征服の計画に移った。
最後は日光を浴びた事で皮膚が爛れ、ルーカスと取り替えようとしてペイジに殺された。

アドルフ・ヒトラー(演:ジェームズ・マクスウェル・ヤング)

本作が長編映画デビュー作となります。

ナチス・ドイツの総統。第二次世界大戦で自殺を遂げている。メンゲレ博士によって頭部を保存されている。

メンゲレ博士が長年に渡る研究で復活させようとするが、ずっと失敗し冷凍保存されたまま。
レイスタッド博士が提案する幹細胞を注入されると、頭部以外がロボットとして復活した。
世界を征服する為にUFO型の要塞で地上へ出て、攻撃するイギリス軍に応戦させていた。
最後はルーカスたちと追ってUFOが撃墜され、追い詰めるもバクテリアを食らい死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はみんな大好きアサイラム製作&アルバトロス配給の作品となっています。
この作品は『ダイナソー in L.A.』や『バトル・オブ・バルジ』で知られるジョセフ・J・ローソンが監督を務めています。
タイトルからバカ丸出しであるけど、アサイラムはそこら辺は意図して作っている覚悟は持っていった方がいい。
ただ、今回はいつも通りの専門用語を連発させず、ずっとバカ丸出しの展開を見せてくれるところで珍しいと感じさせます。
バカな設定の上にバカすぎる展開だから、最後まで付き合える覚悟を持った人でも厳しいかもしれないラストのグダグダな流れ。
ロボットヒトラーが出てきたところがピークであり、渾身のギャグもスベっていても笑えるからアサイラムのいいところです。
序盤はそれなりに丁寧な描写を心がけるのに、ラストで一気に雑となって片付けていくのもアサイラムらしいと言えます。
ナチスの残党たちが丁寧に自分たちがやっている事を説明して、主人公たちを利用して研究を完成させる序盤はまだ理解できます。
ただ、南極でどうやって材料を調達しているのか気になりますし、地下になぜ暖かい空間があるのか説明など最初から語るつもりはありません。
アサイラムの場合は現状で起きている事を素直に受け入れるべきで、ちょっとでも疑問を持つと面白くないです。
終盤ではロボットヒトラーが悪役として入れ替わって、端役はあっさりと殺すのに主人公相手になるとモタモタするのも予定調和すぎる。
そして、主人公が単なる医学博士なのに訓練された兵士よりも強いのも、物語を進める上で必要だから仕方ありません。
タイトルやジャケット、それとロボットヒトラーだけで十分に面白さがあって、それ以上は何もない作品でした。

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