【モンスターハンター】RE-3531

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アクション

作品データ

公開年月 2020/12/03
ジャンル アクション/ファンタジー
原作 カプコン 『モンスターハンター』
監督 ポール・W・S・アンダーソン
脚本 ポール・W・S・アンダーソン
製作 ジェレミー・ボルト、ポール・W・S・アンダーソン、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

アルテミス率いる特殊部隊の隊員たちは、突然消息を絶った仲間の探索に当たっている時、激しい砂嵐に見舞われた。
砂嵐が過ぎ去ると、そこは超巨大なモンスターが跋扈する未知の世界に変わり、アルテミスたちの兵器が通じずに逃げ回るしかなかった。
そんな中、アルテミスはこの世界でモンスターと戦うハンターと出会い、協力して立ち向かうとともに、元の世界へ戻る方法を探っていくのだった。

登場人物&出演者

ナタリー・アルテミス大尉 (演:ミラ・ジョヴォヴィッチ)

近年の出演作に『ザ・ルーキーズ』、『ヘルボーイ/2019年版』などがあります。

主人公。国連共同治安活動のアルファチームに所属する女性兵士。天廊によって異世界へ送られてしまう。

仲間の兵士たちがディアブロスやネルスキュラに倒されるが、ハンターによって助け出された。
当初はハンターと反目したが、自分の世界へ戻る為に和解してディアブロスを一緒に倒した。
リオレウスの襲撃で大団長と合流し、状況をようやく知って、天廊の破壊をする作戦に参加した。
最後は自分の世界に戻ってリオレウスを倒し、天廊を破壊するべくハンターたちと異世界へ行く。

ハンター(演:トニー・ジャー)

近年の出演作に『唐人街探偵/東京MISSION』、『アースフォール/JIU JUTSU』などがあります。

異世界のハンター。天廊を調査する為に向かっていたが、ディアブロスの襲撃によって船の外へ投げ出された。

天廊により異世界へやって来たアルテミス大尉たちを見つけ、ディアブロスの足止めをした。
アルテミスがネルスキュラの巣から出てくると、捕まえて隠れ家まで連れてきて和解をした。
ディアブロスを一緒に倒し、リオレウスの襲撃を受けて大団長と合流して天廊の破壊に参加した。
最後はアルテミスの世界でリオレウスを倒し、天廊を破壊するべく再び三人で異世界へ戻った。

ダッシュ(演:ミーガン・グッド)

代表作に『ワン・ミス・コール』、『シャザム!』などがあります。

国連共同治安活動のアルファチームに所属する女性兵士。ハンヴィーの運転手を担っている。

砂漠で消息を絶った兵士の探索をしていたが、天廊によって異世界に送られて困惑していた。
ディアブロスの襲撃で仲間が次々と倒されると、洞窟に避難して誰よりも取り乱していた。
アルテミス大尉の説得で落ち着いたが、ネルスキュラの群れに襲撃されてリンクたちと退避。
最後はネルスキュラの群れから逃げられず、そのまま捕まって彼らのエサにされてしまう。

リンク(演:ティップ・“T.I.”・ハリス)

代表作に『アメリカン・ギャングスター』、『アントマン』シリーズなどがあります。

国連共同治安活動のアルファチームに所属する男性兵士。アルテミス大尉の命令に忠実な狙撃手。

砂漠で消息を絶った兵士の探索をしていると、天廊によって異世界に送られても冷静に観察する。
ディアブロスの襲撃で応戦するも銃弾がまったく効かず、RPGを使おうとするが車が横転する。
洞窟まで逃げるもネルスキュラの毒で倒れたアルテミス大尉を諦め、他の兵士と退避をした。
最後は目を覚ましたアルテミス大尉と合流するが、体中にネルスキュラの子供が生まれて死亡。

大団長(演:ロン・パールマン)

近年の出演作に『ナイトメア・アリー』、『レイン・イン・ブラッド』などがあります。

ハンターたちを束ねる船の船長。自分たちの世界と別の世界を繋げる“天廊”を調べる為に向かっていた。

道中にディアブロスの襲撃を受けて船が壊れてしまい、そのせいでしばらく戦線離脱をした。
リオレウスの襲撃でピンチに陥ったアルテミスたちの前に登場し、二人を助け出した。
昔からアルテミスの世界から迷い込む人が多く、そのおかげで言葉を覚えて意思疎通が可能に。
最後はリオレウスを倒したアルテミスの世界に来て、天廊を破壊するべくハンターと戦う。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はカプコンから発売された同名ゲームを実写映画化した作品となります。
この作品はカプコンの『バイオハザード』を実写映画化したポール・W・S・アンダーソンが監督と脚本を務めています。
残念ながら、この大ヒットゲームについて一度もやった事がなく、なんとなくという感じでしか内容を知りません。
まず、ポール・W・S・アンダーソン監督はゲームを実写化した功績は大きいが、必ずしも面白い作品を作るとは言い切れません。
一作目の『バイオハザード』は良かったのですが、その後はグダグダな展開になってしまい、原作とはかけ離れたモノになりました。
本作についてもラストでは続編を感じさせる終わり方になっていて、今後はシリーズ化を狙っているような印象を持ちました。
異世界を舞台にしているので、どうしても説明が多くなって、目の前に現れたモンスターを倒すだけで精いっぱいとなっています。
物語として序章という位置づけになっていて、この一本だけでは完結できず、続編ありきな作り方になっていました。
主演のミラ・ジョヴォヴィッチはやっぱりアクション女優だと思わせるだけの説得力があり、まだまだ現役で頑張ってくれると期待させられます。
一方のトニー・ジャーは異世界の住人という事で言葉による意思疎通ができないが、それでもアクションの面では充分に活躍しました。
ただ、この二人がキャラクターが和解するまでのアクションが少し長く感じてしまい、この辺はやり過ぎな印象を持ちました。
更にロン・パールマンの演じるキャラクターが、異世界の住人なのに流暢な英語をしゃべるところも少しご都合主義な感じでした。
確かにゲーム自体はストーリー性よりも、ゲーム性を重視した内容なので、ドラマ性を生み出すのは大変だと思います。
一本の映画としては悪くないが、これをシリーズ化できるほどのポテンシャルがあるとは思えないし、作品を重ねるとスカスカな世界観しか見えてきません。
多分、これはゲームの実写じゃなくても、普通に怪獣のようなモンスターが登場する映画と言われても仕方ないです。
それぐらい、本作が大ヒットゲームの『モンスターハンター』を原作にしている意味合いが薄いように感じました。

コメント

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