【ムーンインパクト】RE-3727

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洋画

作品データ

公開年月 2020/12/28
ジャンル パニック/SF
原作 なし
監督 ブライアン・ノヴァク
脚本 ジョー・ローシュ
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

20XX年、小惑星との衝突により月の軌道が変化し、地球との衝突コースに乗ってしまう。
月の破片は隕石雨となって地上に降り注ぎ、重力異常が引き起こす地殻変動や異常気象が世界各地で発生してしまう。
人類滅亡の危機を回避するには『反物質エンジン』で月の裏側に人工のブラックホールを作り出す方法で、宇宙飛行士のローソンたち存亡を賭けた作戦に実行するのだった。

登場人物&出演者

ジム・ローソン(演:マイケル・ブロデリック)

代表作に『G.I.ジョー』、『エアポート2022/ザ・トップガンナー』などがあります。

主人公。元宇宙飛行士。過去に強引な独断のせいで副操縦士を死なせ、会社をクビになって妻とも離婚していた。

地球が滅亡する時にダイナーにいると、ハウザー大佐から弟が迎えに来ているとして同行。
開発した反物質エンジンを爆発させ月を元の軌道に戻す作戦を知り、それに同意していた。
途中で救助ヘリドローンが墜落するが、知り合いの修理工から車を手に入れて宇宙船に乗る。
最後は反物質エンジンを爆発させて月を戻し、地球へ帰還してステイシーから電話をもらう。

ポール・ローソン(演:クリス・パウドロー)

代表作に『Steam Room Stories: The Movie!』、『Born a Champion』などがあります。

ジムの弟。Xヴィジョン社のCEOで国防総省から受注されていた。兄が副操縦士を死なせた事から解任していた。

ハウザー大佐から指示を受けて兄を迎えに行くと、反物質エンジンで月を戻す作戦を話した。
救助ヘリドローンに乗っていたが、電磁波で墜落して徒歩で司令部に向かって車で到着する。
宇宙まで飛び立ち、兄との会話で過去の事故について真相を聞くも自分の間違いを認めた。
最後は反物質エンジンで月を元の軌道に戻し、兄とともに地球へ帰還して妻子の声を聞いた。

ステイシー・ローソン(演:エミリー・キリアン)

近年の出演作に『シン・宇宙戦争』、『デイ・アフター・トゥモロー2021』などがあります。

ジムの元妻。ジムが過去に宇宙船での事故を起こし解任されると離婚し、海兵隊員と付き合っていた。

待機していた基地が大地震によって破壊され、通信機を持つ二等兵とともになんとか脱出。
二等兵が救助を要請するも人員不足と言われ、ジムの妻だと名乗るも結局はムダに終わる。
またも大きな地震が起きて二等兵が死亡し、代わりに通信を復活させる為に通信塔に行く。
最後はジムが地球を救った事によって連絡を取って、また彼とヨリを戻そうとしていた。

ケラー司令官(演:キャロル・カウフマン)

代表作に『インビジブウ・シングス/未知なる能力』、『The Covid Chronicles』などがあります。

宇宙司令部の司令官。ジムたちが月に向けて反物質エンジンを爆発させる為の中継地として担っている。

用意していた宇宙船にジムたちを迎えるべく、救助ヘリドローンを行かせて状況を見ていた。
ハウザー大佐から裁量権を与えられ、現場で即時に判断しながら適切な指示を出していた。
ジムたちのヘリが墜落してしまい、一度は見失うも彼から通信が入って待ち構えていた。
最後はジムたちがギリギリで到着して、無事に宇宙へ飛びだって司令部とともに破壊された。

ディアス二等兵(演:アンナ・ハー)

代表作に『デビルバスターズ』、『ジャンプ』などがあります。

国防総省に駐在する女性兵士。通信を担当してハウザー大佐に適時報告や指示を受けて連絡などを入れていた。

ジムたちがXヴィジョン基地まで到着する様子を監視して、その都度ハウザー大佐に伝える。
ヘリの墜落で信号を失うと必死に探している間、反物質エンジンのドローンも確認していた。
月が接近してペンタゴンが大きなダメージを受けると、専門用語を連発させて焦っていた。
最後はジムたちが反物質エンジンを爆発した事を確認し、安堵してハウザー大佐に報告した。

ハウザー大佐(演:ドミニク・スウェイン)

代表作に『フェイス/オフ』、『シャーク・プリズン/鮫地獄女囚大脱獄』などがあります。

国防総省に駐屯する女性司令官。月を反物質エンジンの爆発で元の軌道に戻す作戦の指揮を執っていた。

中国とロシアが核ミサイルを使おとうとして止めていて、ジムたちに作戦を託していた。
地球に影響が出て危険な状況になりながらも、ケラー司令官たちに状況を確認させていた。
ジムたちがギリギリで宇宙へ飛び出し、ステイシーのおかげで通信が復活して連絡を取る。
最後はジムたちが作戦を成功させて地球を救い、ポールの家族に連絡を取って声を聞かせた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はみんな大好きアサイラム製作とアルバトロス配給の作品となります。
この作品は『ザ・メガロドン/怪獣大逆襲』や『ジュラシック・ドミニオン』で知られるブライアン・ノヴァクが監督を務めています。
相変わらずのアサイラムのクォリティであり、冒頭でCGの月に小惑星が衝突してからの資料映像をたっぷり使うところはさすがと思いました。
そこから主人公が登場していくが、地球が滅亡するまで2時間しかないのに、外はかなり静かでとてもパニック状態とは言えない。
ドローンのヘリで主人公と弟が基地に向かうけど、電磁波であらゆる機械がダメになるのに良いタイミングで墜落する感じになる。
しかも、ヘリの墜落で兄弟が当たり前のようにかすり傷程度で済んで、途中で無意味なシーンを挟んでからスペースシャトルに乗るという流れになっています。
そもそも、アサイラム製のパニック映画に緊迫感という言葉は間違っていて、この緊張感のなさこそが最大の魅力と言えるだろう。
もちろん、予算がないので地球が月によって滅亡する状況なのに、ほとんどを会話劇で展開していくところもセオリー通りでしょう。
ただ、今回はあまりにも専門用語を使いすぎて説明セリフがほとんどで、映画としての面白さをどこかに忘れてしまっている感じである。
こういう映画はバカみたいな展開なのに、主人公たちがあくまでシリアスにやるから楽しめる部分がほとんどありません。
つまらない専門用語の説明セリフ、緊張感のない宇宙での作業、女性ばっかりのアメリカ軍と違和感を持つ箇所が結構多かった気がします。
兄弟の物語を終盤で語らせて感動を与えたいだろうが、そんな事をしている余裕はないだろうけど、そこはアサイラムだから許されるのです。
ローランド・エメリッヒの『ムーンフォール』も微妙だったが、本作は更に微妙さを輪にかけたアサイラム製という感じになっています。

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