作品データ
公開年月 | 2021/09/01 |
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ジャンル | SF/アクション |
原作 | なし |
監督 | ブレット・ベントマン |
脚本 | ブレット・ベントマン |
製作 | ティファニー・マクドナルド |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
地球へ隕石群が落下し、大洪水と巨大地震が発生する中で多くの人間が犠牲となるが、金持ちたちは方舟で島へ逃亡した。
10年後、生き残ったリアムは病死した妻と暮らした牧場に住んでいたが、そこへ何者から逃げてきたハンナを見かけて助けてします。
人を食べる金持ちたちの為に若い女性を求める傭兵たちに狙われ、リアムとハンナは安全な場所を求めて逃亡していくのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は低予算の地雷映画を多く世に送り出すアメイジングD.C.から販売されています。
この作品は『アポカリプス・ロード/戦闘女子』や『ヘリテージ』で知られるブレット・ベントマンが監督と脚本を務めています。
まず、これほどの見事なタイトル詐欺は久しぶりで、肝心の隕石が落ちるシーンはすべてダイジェストになっていました。
物語は隕石が地球へ落下してから10年後であって、実際に起きて主人公たちが逃げ回るような展開ではなかったです。
冒頭で隕石による影響をずっとダイジェストで流して、メインとなる老齢の主人公が無言で家をパトロールするだけでかなりの時間を使っていました。
そこにヒロインとなる逃亡する若い娘が来て、その後から傭兵三人組が来てようやく物語が動いています。
ただ、隕石はあくまで終わったモノとなっていて、主人公とヒロインの会話で当時の出来事が分かっていく感じになります。
そこから隕石が終わった後の世界について説明されるが、逃げた金持ちたちが人間の肉を食べているという事が判明します。
とは言っても、話しだけで実際にその描写がなく、超低予算映画の悲しい部分を垣間見える事ができます。
登場人物はストーリーに関係があるのは主人公、ヒロイン、傭兵のリーダー、あとは医者という分かりやすい感じでした。
つまり、超低予算が得意なスケールだけは大きな設定だが、実際に映像となっているのは庭先程度のスケールとなっています。
タイトル詐欺は仕方ないにしても、内容があまりにもかけ離れているから、それを期待した人間ならば騙された思いになるだろう。
そもそも、本作は勝手に「ディープ・インパクト」をシリーズ化しているだけで、残念ながら全部関係ないという事実があります。
とにかく、ここまでタイトル詐欺が過ぎてしまうと、逆に開き直って堂々としているところに凄さを感じました。
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