【メン・イン・ブラック2】MY-58

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洋画

作品データ

公開年月 2002/07/06
ジャンル SF/アクション/コメディ
原作 ローウェル・カニンガム 『The Men in Black』
監督 バリー・ソネンフェルド
脚本 ロバート・ゴードン、バリー・ファナロ
製作 ウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルド
製作国 アメリカ
鑑賞方法 購入DVD

あらすじ

5年前、相棒のKとともに地球の危機を救ったJは、今やMIBのエリート捜査官となり、に日常業務を淡々とこなす平穏な日々を送っていた。
しかし、そんなJの前に下着モデルに化けた超セクシーな宇宙人のサーリーナによってMIBを占拠されてしまう。
なんとか逃げ延びたJはMIBを取り戻し、サーリーナを倒すべく引退して郵便局員として働くKを頼ろうとするのだった。

登場人物&出演者

(演:ウィル・スミス)

近年の出演作に『リリィ、はちみつ色の秘密』、『7つの贈り物』などがあります。

エイリアンを監視する組織「MIB」に所属するエリート捜査官。仕事が生き甲斐になる。

相棒が定着せず次々とニューラライザーして、Zからも仕事依存症だとして注意される。
サーリーナが来た事でKを職場復帰させると、またも小僧扱いされるも居心地が良い。
ローラに一目惚れして急接近するが、彼女こそがザルタの光と分かって別れを惜しんでいた。
最後はKとともに暴走するサーリーナを倒し、再びコンビとしてMIBでの仕事をこなす。

K/ケヴィン・ブラウン(演:トミー・リー・ジョーンズ)

近年の出演作に『エレクトリック・ミスト/霧の捜査官』、『告発のとき』などがあります。

「MIB」を引退して郵便局の局長として働く。心のどこかでMIBの仕事を求めている。

サーリーナがザルタの光を求めて地球に来ると全容を知る人物としてMIBに職場復帰される。
記憶が戻るとJの不甲斐ない状況に毒づきながら、無表情なまま手がかりを確実に探し出す。
本部には囮になってサーリーナに捕まるが、ローラを助けたJが駆けつけて助けくれた。
最後はローラを星に返し、サーリーナを倒してJとコンビを組んでMIBとして仕事をこなす。

ローラ(演:ロザリオ・ドーソン)

近年の出演作に『7つの贈り物』、『イーグル・アイ』などがあります。

ヒロイン。ピザ屋で働く女性。最優秀従業員として店長から写真を飾られていた。

サーリーナに店長を殺され、相手が人間じゃなくエイリアンと冷静に状況を話していた。
Jから尋問を受けて状況を説明されても困惑せず、しっかりと理解して彼から保護を受ける。
サーリーナに狙われている事からJに、ワーム・ガイたちの家へ移動して、楽しんでいた。
最後はザルタの光が自分だと言われ、Jとの別れを惜しみながら故郷へ帰って行った。

F/フランク(声:ティム・ブラニー)

代表作に『ナビゲイター』、『寝取られた男のラブバカンス』などがあります。

エイリアンを監視する組織「MIB」で手伝いするパグ犬のエイリアン。現場に憧れている。

TをニューラライザーしたJのパートナーとして、サーリーナの荒らした現場まで行った。
Kが職場復帰すると現場には出られず、Zからアシスタントとして違う仕事をもらった。
サーリーナが本部を襲撃してエイリアンよ死体に隠れるが、結局見つかって情報を取られる。
最後はワーム・ガイたちと本部で葉巻を楽しみながらKとJたちの帰りを待っていた。

(演:パトリック・ウォーバートン)

代表作に『月のひつじ』、『リーマン・ジョー!』などがあります。

エイリアンを監視する組織「MIB」に所属する大柄の捜査官。英雄願望を持っている。

脳ミソまで筋肉のせいで頭が悪く、そのせいでJの足を引っ張り、毎度反省していた。
人々を救って有名になりたかったが、真逆のMIBが合わないと分かってクビになると知る。
最後はニューラライザーされて、結婚して幸せな人生を送るようにJから記憶を変えられた。

(演:リップ・トーン)

晩年の出演作に『ライフ・ドア/黄昏のウォール街』、『キャプテン・ズーム』などがあります。

エイリアンを監視する組織「MIB」の創設メンバーで、ニューヨーク本部のトップを務める。

捜査官たちを次々とニューラライザーしていくJを注意し、パートナーにフランクをつける。
サーリーナがザルタの光を追って地球に来ると、その情報を隠したKの職場復帰させる。
本部かサーリーナに襲撃されてロックダウンし、素手で応戦するも勝てずに捕まった。
最後はKたちの活躍で本部が通常に戻り、失恋したJに過去の情熱的な思い出を語っていた。

ジープス(演:トニー・シャルーブ)

近年の出演作に『1408号室』、『ラスト・ショット』などがあります。

ダウンタウンにある「ユニバーサル質店」の店主。相変わらず盗品を堂々と扱っている。

デニューラライザーを求めてきたJを出迎えたが、記憶のないKを見て一瞬ビビってしまう。
Jに脅され仕方なく自作した地下室のデニューラライザーを使ってKの記憶を取り戻した。
最後は記憶が曖昧なKに頭を吹っ飛ばされ、犯罪者たちの乱入で彼らを応援していた。

ジャーラ(演:ジョン・アレキサンダー)

代表作に『PLANET OF THE APES/猿の惑星』、『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』などがあります。

オゾン層うを盗もうとしてJに捕まったエイリアン。ガラクタから宇宙船を作れる技師。

サーリーナがMIB本部を襲撃し、Jを懲らしめる代わりとして彼女に頼まれて宇宙船を作る。
本部に乗り込んできたJを三体のクローンとともに迎え撃ち、勝利まで一歩迫っていた。
最後は奮起したJにクローンたちを倒され、残りのクローンに衝突して爆発四散してしまう。

スクラッド/チャーリー(演:ジョニー・ノックスビル)

代表作に『ジャッカス・ザ・ムービー』、『ロード・オブ・トップダウン』などがあります。

サーリーナの手下のエイリアン。リュックにはソックリの小さい頭部の相棒が隠れている。

ザルタの光を知るエイリアンを見つけ、遠い宇宙にいたサーリーナに報告して待機する。
サーリーナがやって来ると、手がかりとなるピザ屋を襲撃するも空振りに終わってしまう。
最後はMIB本部にサーリーナと乗り込み、倒れたフリして捜査官たちを油断させて襲撃した。

サーリーナ(演:ララ・フリン・ボイル)

代表作に『ポルターガイスト3/少女の霊を捧ぐ…』、『ハピネス』などがあります。

カイロス星人。かつて地球を訪れてザルタの光を求めるが、MIBに邪魔されて失敗する。

長年に渡って広い宇宙を探していたが、スクラッドからの連絡を受けて地球に戻ってきた。
下着モデルをコピーするが、元の正体は食人植物のような姿で体の体積を自在に増やせる。
ピザ屋でザルタ星人から光の在り処を聞くも失敗し、MIB本部を襲撃して占拠してしまう。
最後は巨大エイリアンの姿でKとJと戦い、ローラを追うも背後から銃撃されて消滅した。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は『第23回ゴールデンラズベリー賞』にて最低助演女優賞にノミネートされています。
近年は続編を作る前提で企画される場合が多いのですが、本作は元々単発だけで終わる予定だったようです。
その為、前作のラストで検死官のローレルがMIB入りしてJのパートナーになっていました。
続編である本作に彼女が出てこない理由として、物語はJとKの二人が主人公だから本編には出さなかったという。
確かにこのシリーズは共通点がまつたくない二人だが、息ピッタリなところやベテランと新人の絶妙なバランスが魅力になっています。
本作では立場が逆転して、Jが少し変わったMIBに記憶がニューラライザーされたKを案内するのは前作へのオマージュでしょう。
やはり、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズが揃って立っている姿は絵になります。
JがMIBに5年もいてエースとなっているのに、Kが戻った瞬間から新人に戻っていた構図はやっばりいい雰囲気があります。
本作の悪役をセクシーなエイリアンにしたのは大正解で、これは前作とはまったく違うアプローチしているのは大きいと思います。
ディテールにこたわったSF的要素、そこにアクセントにアクションとコメディを上手く融合させて面白さはちゃんと引き継いでいる。
元々予定になかった続編だが、前作の二番煎じにならず、飽きさせない展開はさすがでした。
ただ、ヒロインを演じるロザリオ・ドーソンの扱いが少し中途半端になったと感じた。
Jのロマンスを描こうとしたが、路線を外さない程度に抑えてしまい、物語のキーパーソンなのにほとんど何もしていないのはもったいないと思いました。
ラジー賞にノミネートされましたが、個人的には続編として申し分ない面白さでした。

コメント

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