【メガ・ピラニア】RE-3980

スポンサーリンク
洋画

作品データ

公開年月 2010/04/10
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 エリック・フォルスバーグ
脚本 エリック・フォルスバーグ
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ベネズエラのオリノコ川で休暇中の米国大使が行方不明になり、国務長官の命令を受けたフィッチは現地へ向かった。
現地で遺伝子学の研究をしているサラ博士と合流すると、事件の原因は実験によって生態が変化したピラニアの大群だと告げられる。
川の調査を進めていたフィッチの前に突如巨大なピラニアに襲われ、その先には海へ出る場所があって世界中への拡散の可能性が出てくるのだった。

登場人物&出演者

ジェイソン・フィッチ(演:ポール・ローガン)

代表作に『ザ・バトル/ネイビーシールズVSミュータント』、『インデペンデンス・デイ2024』などがあります。

主人公。特殊部隊隊員。アメリカの大使でベネズエラで行方不明になり、国防長官から出動要請される。

空港でサラからピラニアの仕業だと言われ、否定するディアス大佐を無視してサンプル回収。
サラたちがディアス大佐に捕まると、解決させる為に必要だとして彼らをなんとか助け出す。
街を襲い始めた巨大ピラニアに対抗しながら、サラたちと対策を立てて国防長官と合流する。
最後は共食い作戦を提案して自ら実行して、見事に成功させてピラニアが全滅して勝利した。

サラ・モンロー博士(演:ティファニー)

代表作に『メガ・パイソンVSギガント・ゲイダー』、『テッド2』などがあります。

ヒロイン。遺伝子学の研究者。国連の下で食糧難に対応するべく、魚の巨大化について研究していた。

ピラニアを遺伝子改造するも危険だとして処分するが、数匹が逃げ出して川で繁殖をした。
実際に被害が出てジェイソンに警告し、彼がサンプルを持ってくると世界の危機だと知った。
ディアス大佐に捕まるもジェイソンのおかげで脱出し、仲間を失いながらも対策を立てる。
最後は核兵器では通じず、共食いする為に信号を出す装置をジェイソンに渡して解決させた。

エリ・ゴードン博士(演:ジェシー・デイリー)

代表作に『Another Gay Movie』、『Jane Doe: Ties That Bind』などがあります。

野生生物の研究者。国連の下でサラやブライアンたちとピラニアの研究をする。巨大化について危惧する。

アメリカの大使が行方不明になるが、自分たちが作ったピラニアのせいだと知っていた。
ジェイソンがサンプルを持ってくると、すぐに大きさから今後広がる予測をパソコンで出す。
ディアス大佐たちから逃げながら成長スピードを計算し、軍用機格納庫まで避難を果たした。
最後はジェイソンたちとピラニアの共食い作戦を成功させ、負傷しながらも無事に生還した。

ブライアン・ヒギンス博士(演:ジュード・ジェラルド・プレスト)

代表作に『エアポート2011』、『エリア407/絶滅大陸』などがあります。

微生物の研究者。国連の下でサラやエリとともにピラニアの研究をしていた。巨大化している事を知る。

人が襲われた事で緊急事態だと判明して、もっと巨大化する可能性があるとして警告する。
ジェイソンがサンプルを持ってくると、すぐエリに広がる予想をさせて危険だと知った。
ディアス大佐に捕まってなぜか拷問を受けるが、ピラニアがもっと危険だとして主張する。
最後は巨大ピラニアを倒せると宣言するが、背後から食われて抵抗できずに死亡してしまう。

ボブ・グレイディ長官(演:バリー・ウィリアムズ)

代表作に『青春の日々/ゆかいなフレディ一家』、『MONSTER/モンスター』などがあります。

アメリカ合衆国の国防長官。アメリカの大使がベネズエラで行方不明になり、ジェイソンに出動要請する。

当初はテロリストによる仕業だと考えていたが、ジェイソンから生物のせいだと言われる。
更に被害者が増えてサラたちの研究が原因だと知ると、自ら現地へ向かおうと連絡をした。
ジェイソンたちが逃げ回っている間にベネズエラへ入国して、軍用機格納庫で合流を果たす。
最後は核兵器を自国に撃つ事を考えるが、ジェイソンたちの共食い作戦が成功して喜んだ。

アントニオ・ディアス大佐(演:デヴィッド・ラビオサ)

代表作に『エンティティー/霊体』、『勇士たちの帰郷』などがあります。

ベネズエラ国軍の軍人。アメリカの大使が行方不明になり、テロリストのせいだと決めつけていた。

以前からサラと電話で話すも巨大化するピラニアを信じず、ずっと無視しているような状態。
ジェイソンがサンプルを捕まえて真実を知り、勝手に重火器を使って全滅させようとした。
結果的に巨大化を更に促す事になって、ジェイソンにも裏切られて必死に捕まえようとする。
最後はアメリカまで追って来るもピラニアの囮にされ、ヘリとともに墜落して食い殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はアルバトロス・フィルムが配給を務めたモンスター映画となります。
この作品は『ゾンビ・オブ・ザ・デッド/感染病棟』で知られるエリック・フォルスバーグが監督と脚本を務めています。
遺伝子改造されたピラニアが短い期間で成長していくが、これはアサイラムの『メガ・シャーク』シリーズとまた違った趣となっています。
基本的にはストーリーはあってないようなモノであり、特殊部隊隊員の主人公がそれっぽく立ち回っています。
そこにヒロインの科学者で巨大ピラニアを作った張本人が退治する為に手伝うが、ここら辺は王道とも言えます。
もちろん、ちゃんとやろうとする主人公たちの邪魔をする人間が登場するけど、今回はベネズエラの軍人となっています。
こういう作品では軍人が暴走して役立たずな事がほとんどだが、本作では邪魔をする立派な役目がありました。
普通に考えてやっている事は暴走としか言えないが、そこには整合性や理性を持たせてしまうと物語の尺が稼げなくなります。
王道的なセオリーを取り揃えて普通の内容であり、ツッコミどころ満載というギャグもちゃんとありました。
肝心のピラニアはかなりの頻度で積極的に登場しているが、大きさが安定していないのは作る側の都合になっていました。
人間の胴体ぐらいまで成長したと思ったら、次は建物を破壊できる巨大さになったり、原子力潜水艦まで破壊してしまうぐらいになります。
そうだと思ったら、また小さいタイプが出てきたりと、完全に場面に合わせたような自由自在さがありました。
終盤では共食い作戦で全滅させるが、ここら辺の描写が中途半端で強引すぎる終わり方もアサイラムらしい感じでした。
やろうと思えばシリーズ化できるテーマであるが、残念ながら作っていないという点を考えるとアサイラムも微妙だと感じたのだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました