作品データ
公開年月 | 2015/11/13 |
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ジャンル | SF/アクション |
原作 | なし |
監督 | アダム・マッシー |
脚本 | アダム・マッシー、トーマス・マイケル |
製作 | アダム・マッシー、ニコラス・D・タバロク |
製作国 | カナダ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
ケーブルテレビ番組でホストを務めるダグは、無人島で五日間をたった一人で飲み物も食べ物もなくサバイバルするという企画を敢行する。
しかし、自分しかいないはずの地で何か巨大なモノに抉られたような山肌、水面に広がる無数の魚の死体と突如現れた罠を見つける。
ダグは耳鳴りがした瞬間、全身に強い衝撃を受けて隣の島まで吹っ飛ばされると、その前に現れたのは見た事もない生命体だった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は映画祭『Sci-Fi-London』にてプレミア上映されています。
タイトルから有名な『プレデター』シリーズの関係作だと思われますが、原題が『Man Vs.』なので勝手につけられた邦題です。
本作の中核を担うのは狩りをするプレデターではなく、サバイバルをする主人公の番組です。
上映時間が80分弱ありますが、60分までは主人公の番組でのサバイバルがメインです。
タイトルに使われているプレデターが登場するのはその後で、ほとんど姿を現しません。
低予算映画である本作は、カメラもほぼ主人公が用意した小さなモノが中心で費用もほとんどかかっていない模様。
そして、待ちに待ったプレデターの登場だが、「あっ」と思わず呟いてしまうほどの残念すぎるCGの出来具合でした。
それならば、本作がこれほどに低予算の意味がすぐに分かってしまうほどの低質なクォリティーと造形でした。
物語の大半が主人公のサバイバルに関する事なので、プレデターとの壮絶な戦いはないです。
落とし穴に落ちて、主人公が投げた石でケガを負ってしまうようなレベルのハンターです。
最後はボートのスクリューで内臓を抉られるほどの弱さなので、登場した時以上に「えっ?」と思わせるほどでした。
だからこそ、ラストで大群が地球に飛来しているけど、それで主な都市が壊滅状態に追い込まれる説得力がまったくありませんでしたが。
ただ、アウトドアが得意な男に倒されるようなプレデターではガッカリするのは当然でした。
製作側はオマケにプレデターを登場させて、実はサバイバル番組を作りたかったのではないかと思わせる残念なクソ映画でした。
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