【スペースバンパイア】RE-1333

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洋画

作品データ

公開年月 1985/06/21
ジャンル SF/ホラー
原作 コリン・ウィルソン 『宇宙ヴァンパイアー』
監督 トビー・フーパー
脚本 ダン・オバノン、ドン・ジャコビー
製作 メナヘム・ゴーラン、ヨーラム・グローバス
製作国 イギリス、アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

1986年、ハレー彗星の調査に向かった宇宙船チャーチル号は、宇宙空間に浮かぶ宇宙船を発見し、カールセン大佐はクルーとともに探査する。
宇宙船内には巨大なコウモリ状の宇宙生物の死体が多数ある中、全裸の女一人、男二人が透明なカプセルに収容されているのを発見してチャーチル号に回収した。
一ヶ月後、米国のコロンビアの船内火事を起こしているチャーチル号に接近し、クルーの硝子体と無傷のカプセルを発見して欧州宇宙研究センターへ持ち帰るのだった。

登場人物&出演者

トム・カールセン大佐(演:スティーヴ・レイルズバック)

代表作に『ヘルター・スケルター』、『エド・ケイン』などがあります。

チャーチル号の船長。ハレー彗星の探査中に謎の宇宙船を発見し、女性型の吸精鬼をひと目見て魅了されていた。

女性型の吸精鬼と肉体関係を持つも危険だと判断し、シャトルを破壊して脱出をしていた。
テキサスに不時着すると静養していたが、ケイン大佐に呼び出されて事情聴取されていた。
女性型の吸精鬼を捕まえる為にケイン大佐を乗り移った院長を捕まえるが、逃げられていた。
最後は大聖堂で女性型の吸精鬼に再会し、仲間だと言われるも鉄剣を刺して二人で光となる。

女性型の吸精鬼(演:マチルダ・メイ)

代表作に『ふくろうの叫び』、『ジャッカル』などがあります。

ハレー彗星の近くにあった宇宙船の生命体。他に男性型の吸精鬼がいた。グラマラスな裸の女性の姿をしている。

当初はカプセルに入っていたが、コロンビア号が回収して解剖する為に外へ出されてしまう。
警備員が中に入って生命エネルギーを吸い取ると、外に出てロンドンの街へ姿を消していた。
違う人間に乗り移って生命エネルギーを吸収するが、カールセンに追い詰められ捕まった。
最後は本来の肉体に戻ってカールセンを出迎え、剣を突き刺され宇宙船の動力源となった。

コリン・ケイン大佐(演:ピーター・ファース)

代表作に『エクウス』、『テス』などがあります。

英国特殊空挺部隊「SAS」の軍人。宇宙船から持ち帰った生命体が人間を殺害したとして捜査にやって来る。

ファラーダ博士とブコフスキー所長から事情聴取すると、カールセン大佐から話しを聞く。
女性型の吸精鬼を捕まえる為にカールセンと同行し、アームストロング院長を捕まえた。
血の塊となって女性型の吸精鬼が逃げ出し、研究センターに戻るとファラーダ博士を倒した。
最後は大聖堂にいたカールセンを見つけ、鉄剣を手渡して彼と女性型の吸精鬼が光となった。

ハンス・ファラーダ博士(演:フランク・フィンレー)

代表作に『オセロ』、『戦場のピアニスト』などがあります。

欧州宇宙研究センターに勤める博士。生化学を専門にしているが、特に「死」への研究を熱心にやっている。

チャーチル号から回収した三体の生命体について研究するべく、解剖の結果を知ろうとした。
女性型の吸精鬼が外に逃げ出すと、ケイン大佐の事情聴取に対してブコフスキーと説明した。
カールセンたちが女性型の吸精鬼を探す中、男性型の吸精鬼に襲われるも鉄剣で倒していた。
最後はケイン大佐が戻ると吸精鬼になってしまい、彼に撃たれ生命エネルギー体となった。

ブコフスキー所長(演:マイケル・ゴザード)

代表作に『バンパイアキラーの謎』、『アトランティス/7つの海底都市』などがあります。

欧州宇宙研究センターの所長。チャーチル号と音信不通になっていたが、発見するとコロンビア号を助けに行かせた。

謎の生命体である裸の男女が回収されると、何者か研究する為に解剖させようと許可した。
女性型の吸精鬼が警備員を襲う瞬間をモニターで確認し、現場へ急ぐも彼女に逃げられた。
ケイン大佐が事情聴取にやって来ると、ファラーダ博士とともに説明をして死体を見せた。
最後はロンドンの街が吸精鬼だらけで混乱し、脱出した男性型の吸精鬼にやられてしまう。

アームストロング院長(演:パトリック・スチュワート)

近年の出演作に『ウルヴァリン:SAMURAI』、『テッド』などがあります。

サルストン病院の院長。女性型の吸精鬼が看護師に乗り移っていたが、事実をまったく知らずに接触していた。

カールセンたちがやって来ると、看護師が接触した精神異常者の部屋に連れ出していった。
実際は自身に乗り移っている事をカールセンが見抜かれ、鎮静剤を打たれて動けなくなる。
女性型の吸精鬼がカールセンを誘っていく中で、大量の鎮静剤によって意識を失っていた。
最後は女性型の吸精鬼が体中の血を外に吐き出させ、形を見せた後に消えて死亡してしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はコリン・ウィルソンのSF小説『宇宙バンパイアー』を原作にしています。
この作品は『宇宙バンパイアー』をダン・オバノンとスコット・スピーゲルが大幅に脚色した内容となっています。
本作で登場するエイリアンはいゆわる「吸血鬼」の類である「吸精鬼」であり、基本的に人間の生命エネルギーを奪うような生命体となります。
原作者であるコリン・ウィルソンも吸血鬼を手本にして作っているが、本作は別の要素が非常に強くなってしまった作品です。
それはなんと言ってもマチルダ・メイの存在であり、作品の中で90%は裸での出演という大胆すぎる演技でした。
何より本作における女性型のエイリアンに必要なのは妖艶な魅力であり、それをマチルダ・メイのスタイルと雰囲気が兼ね備えています。
もうそれだけでも充分に本作の価値があると思いますが、トビー・フーパーが監督という事で豪華な内容にもなっています。
ただ、シリアスすぎる内容とエロティックな演出とのバランスがあまりいいとは言えず、鑑賞後はマチルダ・メイの裸しか残らない。
本題の吸精鬼たちを止めるストーリーはそこまで面白いというワケじゃなく、マチルダ・メイの裸に勝る要素がなかったのは痛いです。
こだわりの強いトビー・フーパー監督だからこそ作品の細部を気にしているけど、本作はそれが裏目に出てしまったと思います。
作家性の強い作品だとハマると大ヒットするけど、ズレてしまうと微妙な評価を受けて興行的に失敗する事が多く本作はまさに後者となっています。
なんだかんだでマチルダ・メイのインパクトが強すぎるけど、実は116分の上映時間の中で7分しか登場していない事実に衝撃を受けます。

コメント

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